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1.  ブラックブック 《ネタバレ》 
2006年度ベストだろうと勝手に予測してレンタル開始初日に借りてみてみたが、なるほど面白い。  ■通常の「ナチス=悪」「レジスタンス=正義」の単純な二項対立の構図を壊して、ナチスの側も意外と人間的に描いており、逆にレジスタンス側の分裂やゴタゴタも描いている。特にナチス撤退後の「売国奴探し」における、ナチス以上ともいえる徹底したリンチや吊るし上げは、よく描いたな、と思わせられる。  ■こういう映画を評するときに「ハラハラドキドキ」などとは使いたくない。そうした安っぽい表現で形容したくないような緊迫。適当なアクションやサスペンス映画とは違い、本当に命がけでギリギリの戦いであるから。戦争や時代背景も、そうした緊迫さと、全編通して流れている陰鬱さに拍車をかける。  ■この映画を見て思ったのは、やたらと生理的嫌悪感をもたらすシーンが多いことである。この監督の作品が初めてということもあるのかもしれないが、毛染めや嘔吐のシーン、トイレでの描写、ベッドシーンでもないのにやたらと裸になることの多さ、そして服を脱がせた女を散々殴りつけた挙句、動けないところに糞尿を大量にかけるという鬼畜としか思えない行動。そしてそれらがあまりにも直接的に描かれている。ただこうした描写も、ハリウッドが描いてこなかったものとして、一定の理解はできる。ただ個人的にはやりすぎの感が否めない  ■個人的にいちばん引っかかっているのは、功利主義的決断にまつわる問題である。つまり、今相手を殺さないかぎり捕虜は殺されるが、殺したならば報復として大量の市民が殺される。そしてどちらかを選択しなければならない。人数の問題ならば容易に決断できるだろうが、人間はなかなかそうはできない。 そしてこうした問題が実はこの映画でもう1回出てくる。それはナチス撤退後のオランダで、人々が売国奴を見せしめとして動物のごとく扱ったり、あるいは女性を丸坊主にしたり、というところである。こうした行動は確かにひどいものだが、そうした行動を取る事で人々の不満を解消し、全員の殺害を防ぐというメリットはある。つまり、一部を犠牲にすることで全体の犠牲を防ぐということである。このジレンマは容易には解消できない。
[DVD(字幕)] 8点(2007-08-25 12:56:06)
2.  マインドハンター 《ネタバレ》 
設定とかが極めて「ありそう」な感じだけど、映画では思ったよりない設定かも。 ミステリー小説ではおなじみの「孤島もの」で、脱出できない、一人ずつ死んでいく、というこれまたお決まりのパターン。 ちょっと違うのは、罠を多用していること。これは「SAW」あたりの影響かな。変にグロイ死に方が多いし。 どんどん人数が減っていくのに、なかなか犯人の予測が出来ない。ただ、もっとひねれるだろうところが多いのと、飛び道具(装置)に頼りすぎなのとがちょっとマイナスかな。それでも十分楽しめる。
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-02 22:46:57)
3.  岸辺のふたり 《ネタバレ》 
音楽は素晴らしかったし、8分間で人生を描ききろうとするのははすごいのだが、逆に言うと描き方が直線的で、8分なのに冗長に感じるところがあったことは否めない。。。  岸はまさに彼岸、あの世へと渡る場所。最後は父と再会できたが、それはすなわち死後の世界(時間が進んでいない(戻っている)のがその証拠)。だとすると思い続ける美しさなのか、失ったものに囚われて現実の人生を棒に振ったのか、簡単に美しい物語ととらえずに考えてみた方がいい気がした。
[インターネット(字幕)] 7点(2009-11-07 13:55:59)
4.  ザ・バニシング-消失- 《ネタバレ》 
味のあるサスペンス・ホラー ヨーロッパ的な雰囲気のある映画だ。  突然彼女が消えてしまう。おおよそ起きたことはすぐにわかるのだが、細かい部分の謎はどんどん深まっていき、画面にひきつけられる。  最後の犯人との対話は恐ろしい。 こういう普通の人が普通に犯罪をしていくというのが妙にリアリティーがある。  ラストはわりと予想できたが、しかし後味は非常に悪い。
[ビデオ(字幕)] 7点(2008-09-04 19:02:53)
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