1. ピーター・グリーナウェイの枕草子
グリーナウェイ監督の作品が好き&見慣れている人にとっては、この映画はわりと普通に観られるかも。そうでなければかなりキツいかも。この作品は映画としてではなく「動く現代美術」として観ないといけません(要は映画になってない)。個人的な感想としては、いつもクールなグリーナウェイが、本作では燃えるような情愛を描いていて、やや観念的で単純すぎるきらいはありますが、息苦しくなるほどの情念を描くことにけっこう成功していると思います。個人的には傑作だと思ってますが、他人にお薦めできる気はしないので6点。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-02-11 17:07:34) |