1. 牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件(188分版)
「クーリンチェ少年殺人事件」というタイトルから想像してしまうような闇の魅力は感じられませんでした。 ただ映像的には闇のシーンが見事で、闇の中で誰かが待ち伏せしてるけれど暗くて何も見えず、そこからバスケットボールが光の中に出てくるシーンは印象的です。 ずっと期待して、やっと見ることが出来ましたが、ある意味期待通りで期待を超えてはくれませんでした。 いろいろな人の想いが交差していきますが、どの思いも深く描かれているように思えず、その分気楽に見ることができました。 [映画館(字幕)] 7点(2017-09-24 23:42:38) |
2. グリーン・デスティニー
《ネタバレ》 ワイヤーの多用で一歩間違えば安っぽい映画で終わってしまうところをアン・リーが見事な娯楽作に仕上げました。チョウ・ユンファとミシェル・ヨーのお互いに惹かれながら自分を押さえているカップルの色っぽさは手を触れるだけで伝わってくるものがありました。チャン・ツィイーは作品のせいもありますが「初恋のきた道」より数段見ryくてきでした。チャン・チェンも「ブエノスアイレス」のシャイな役とはうってかわって豪快で良かったです。一番かっこよかったのはチェン・ペイペイの碧眼狐。おばさんパワーすごい。ほれぼれとしてしまいました。 [DVD(字幕)] 7点(2007-01-17 20:47:37) |
3. 片腕カンフー対空とぶギロチン(93分版)
《ネタバレ》 オールナイト4本立てを見に行ったときの1本目でした。片腕を服の下の方に隠してる人と上の方に隠している人がいるのはなんでだろうとか、ムエタイとたたかうときに何故、こんな面倒なことをするんだろうとか、棺桶屋を借りたのは意味があったのだろうか、とか真面目に見てしまったのが楽しめなかった敗因でした。この後に「死霊の盆踊り」「MAY-メイ-」「八仙飯店之人肉饅頭」と続けてみたのですが、この映画を見終ったときは、4本の中でこの映画が一番あと味がいい映画だったとは思いもしなかったです。 [映画館(字幕)] 2点(2006-10-29 09:27:05) |
4. 珈琲時光
ホウ・シャオシェン監督による小津生誕100周年記念映画。都電。池上線。雰囲気のある喫茶店。古本屋。郷愁をそそる街並み。失われつつある隣人関係。同じく親子友人関係。素朴な暮し。うたたね。柔らかな光。これだけ魅力的なキーワードが含まれているのに、退屈で薄っぺらい感じしかしませんでした。今の日本に残されている残る古き良き時代(と言う人もいそうです)の残像を残したかったのでしょうか?小津映画の魅力の大きな要因のひとつに間のとらえかたがあります。この映画はただただ流れて行ってしまって、長めの東京観光ビデオ、もしくは余所の家族の個人ビデオ(それも秘密の匂いのがないので飽きてしまうようなもの)を見せられているようでした。せっかく小津の記念としての映画なのだから、小津の匂いのする映画が見たかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-10-26 17:14:27) |
5. トロン
当時、なんてきれいな映画だろうと思って見ていました。その後ビデオを買ってみたのですが、きれいだなとしか憶えていないのに気がつきました。ビデオ20000円。むかしは高かったです。 5点(2003-07-20 01:17:41) |
6. ヤンヤン 夏の想い出
どこかで見たか読んだかした内容のようで、デジャブ感を感じながら見ていました。ラストの写真いいですね。 5点(2003-07-03 02:58:58) |