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放浪紳士チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1466
性別 男性
自己紹介 初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。
何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。
レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。
でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。
これからも宜しゅうお願いいたします。

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1.  ウェディング・バンケット 《ネタバレ》 
うん!ホントに良く出来た映画ですね~、これは。僕は、同監督「ブロークバック・マウンテン」(9点)も高評価していますが、それ以上にこれは良く出来た作品だと思います。まず同じアジア圏の主人公だけあって、より感情移入がしやすかった。人が人を思いやる為についた「優しい嘘」、その嘘をどんどん積み重ねていくたんびに、それぞれの心理の綾が複雑に絡みあって、やがて互いに互いを認め合い心地よいラストシーンへと収束していく・・・。個々のキャラクターも成長も巧みに描かれているし、それぞれの職業も巧く本筋に絡むように設定されて、優れた脚本のお手本のような映画だと思います。最初画面に出てきた時「いかにもゲイ」っぽかったサイモン君、優しすぎでしょ。一見、無機質無感情な主人公が彼に惹かれた理由も何となくわかる。バンケットレストランの支配人さんと主人公の親父さんとの何気ないやり取りとか、サイモン君と親父さんが河を眺めながら語り合うシーンとか、この監督の、一瞬だけ「韻」を踏むような一呼吸入れる演出もいいです。まるで本編に何度か出て来る、部屋に飾った掛け軸の楷書の文字みたいでした。親父さんが実は英語が理解できてたっていうのは読めてましたけど。でもこういうシチュエーションでのカミングアウトって、ゲイにとっては理想形じゃないですか?
[DVD(字幕)] 9点(2018-11-08 22:54:13)
2.  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 《ネタバレ》 
2D普通版での鑑賞と採点です。リチャード・パーカー氏の達者な泳ぎと、大柄な体躯に似合わぬきめ細かな表情の演技に100万点!!ジャングルの森へ振り向かずに去っていく彼の後姿は、この作品で最も忘れ難いワンショット。真実は一体どちらだったのか、ラストに提示されるもう一つの物語を観客一人一人の解釈に委ねさせるのも、タダのサバイバル映画には終わらせまいとする奥深さを感じさせる。唯一の有名俳優フランスの名優ジェラール・ドパルデュー氏をあんなチョイ役で出してくるのも、後から考えればナルホドなあと納得もできる。ただ、何でも物事を素直に受け止めてしまう自分には、邦題の「トラと漂流した227日間」というタイトルから想像される内容以上のものは、それほど明確に伝わってこなかったですね。アレコレと色々考えちゃうと、これメチャクチャ怖いオハナシなんだろうけど。宗教の話にしても神様と仏様を一緒にお参りする日本人にはピンと来ないだろうし、サバイバルの内容もパーカー氏とのコミュニケーションの図り方にしてもわりかし想定内。久しぶりのアン・リー監督作品ということで、期待度のハードルを上げ過ぎたのかな?「生きることは捨て去る事」とか、いいセリフも結構あったんですけどねぇ。さかなクンのハイトーンボイスナレーション付きで観たらさぞかし盛り上がるだろうなあというシーンも多数(←嘘です)
[映画館(字幕)] 7点(2013-01-28 09:22:16)(笑:1票)
3.  百年恋歌 《ネタバレ》 
予告編を観て相当期待していたけど、あかんわ、これ。自分とは全く肌が合わない種類の映画。ピーター・チャン監督「ラヴソング」みたいな、幾つもの時代を超越した大々的メロドラマを期待していた自分がいけなかったんかなあ・・・。そもそもこの監督がその種の通俗ラブストーリーを撮るはずもない。おお~?これはっ!って思ったのは第一話のビリヤード場での挿話のみ。あとになるにつれ、なんだか気取りまくった映像がどんどんハナについてくる。中身のない内容を、テクニック(サイレント映画の手法?)で必死にカバーしてるだけなんじゃないかと勘繰ったりもして。役者の表情からストーリーの欠落した部分を必死で読み取ろうとしてもそれも適わず。第三話のヒロインがバイセクシャルという設定なんて、何の必然性があるんでしょう?しかも彼らの職業がクラブシンガーとカメラマン・・・。う~ん・・・思わず苦笑。同趣向オムニバス、チャン・ツィイーが孤軍奮闘していた「ジャスミンの花開く」の単純明快さの方が所詮ミーハーな自分には合ってます。レビューが少ない作品なんで是非一見してみて下さい。
[DVD(字幕)] 3点(2007-08-11 11:14:05)
4.  藍色夏恋
まあ・・・、惚れた者の弱みっつう事で。冷静に判断すればもっと低い 点数になるのは皆さんのおっしゃる通り。東京国際映画祭で観て、封切り時にも二度シャンテに足を運んでしまった自分としては、「だって好きなモンはしょーがねーじゃん!」とやさぐれてみるしかない。どうでもいいけどぐるぐるさん、あなたのレビュー面白すぎ。ちなみに原題は「藍色大門」ってタイトルです。
9点(2004-04-29 10:54:35)
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