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TANTOさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 43歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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1.  9人の翻訳家 囚われたベストセラー 《ネタバレ》 
最近ずっと邦画ばかり見ていたので、久しぶりに洋の感じが見たくなって鑑賞。作品はまあ普通で、設定に引かれて見た映画、という域は出ませんでした。  作品そのものより、実際こういうことがあるのかなということと、実際こういうことがあったとしてどんな方法があるだろうということは結構考えました。まず実際あるとしたら全世界で話題になる超大作ということになりますよね。ハリーポッターシリーズとかどうだったんでしょうね。ひょっとすると村上春樹さんの著書なんかもこういうことがあったのかも?少しワクワクしました。 あと実際にあったとしたらこういうやり方もまああり得そうですよね。インターネットが普及して、誰でもカメラ(付きの携帯)を持っていて、その場でいくらでも送信できる。メールのタイマー設定だっていくらでも可能だし、情報セキュリティの難しさというものを改めて感じます。9カ国語まで同時にリリースするような世界的な超大作なんてまあ滅多にないだろうし、管理する側もノウハウ無いでしょうしね。作中のような設定もある意味当然と思いましたけどね。むしろ完全監禁ではなく仕事が終われば外に出られるって、普通に漏洩するわなと思いました。じゃあどんな方法がいいかと言われるとなかなか難しいですけどね。ここまで話題になってるんであれば普通に原語版をリリースして、その後公に翻訳家に依頼するというのもアリだと思う。9ヶ国語同時リリースというのがなんとも難しいですね。ここまで考えると、オリジナルの漏洩リスクを負ってまで同時リリースはそんなにメリットのある話では無いと感じました。今どきは、「漏洩した」ということにしたステルスマーケットみたいな手法もありますし。  あと作家>翻訳家問題もありますね。国によって職の価値も違ってくるんでしょうが、個人的には翻訳家も立派なクリエイティビティが要求される仕事だと思います。特に日本語のそれはかなり技術が要求されると思います。要所の和訳本とか結構苦手なタイプなのですが、その分読みやすい本にあたるとそれだけでその作品の評価も上がったりしますし。作品の良いところをスポイルせずに、わかりやすい表現に落とし込むって面白いと思いますけどね。  、、、と全然映画のレビューじゃなくてすみません。でもそういうことを考える良い機会になりました。そういう意味では面白かったかな。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-11-14 13:31:48)(良:1票)
2.  美しき運命の傷痕 《ネタバレ》 
冒頭で、ある鳥の巣に別の種類の鳥が卵を産みつけ、その別の鳥のほうのヒナが元々あった鳥の卵を全て巣の外へ落としてしまう(托卵というらしい)シーンがすごく印象的で、ここから始まるドラマもさぞそういった"住み処の奪い合い"みたいな要素が盛り込まれた内容を期待したのですが、私にはあまり両者の接点は見えてきませんでした。とても思わせぶりな冒頭のシーンだっただけにもったいない。  内容は3人の女性(どうも姉妹らしい)のそれぞれの恋愛模様を描いていくもの。DVだとか不倫だとか、それぞれがそこそこに"ドラマ"やってるんですが、ただでさえ短い映画に3人分の話を詰め込んだもんで、言わんとすることを理解できるほど丁寧ではない。ていうか私には理解できなかった。托卵-不倫-妊娠-DV-父の真実-母の達観-で何が起こったの??話に出てくる全ての要素が観ている側にはちぐはぐで、最後に一つの絵にはならない。理解したかったらもう一度観る必要があるのかもしれないが、そこまでする気も起こらない。文化観の違いかもしれませんが、全体的に冗長な感じがします。特に次女役の電車でよく寝るお姉さんの話は私には退屈でした。一番私が興味を引かれたのは三女の大学教授と不倫してた女の子の話でしたね。あれはもう少し引っ張って欲しかった。てかあの教授は本当に事故死なのか?  まあ個人的にはサスペンスとかホラーとか抑揚のハッキリした映画ばかり観る人間なので、そのせいで退屈と思ったのかもしれません。私には3点くらいの映画でした。
[DVD(字幕)] 3点(2011-03-03 09:47:46)
3.  マンデラの名もなき看守 《ネタバレ》 
学校の歴史の時間に教わって文字として知っている程度の私の知識の一つ、「アパルトヘイト」について扱った映画です。  映画は所詮作り物ですが、教科書でアパルトヘイトの説明をただ受けるより、良かったと思います。まず驚いたのが、アパルトヘイトにおける黒人差別が意外と最近の話だということです。作中どんどんと時系列に沿って話は進んでいくのですが、だんだんと自分の生まれた年代に近づき、ついには追い越して、自分が9歳とかその辺のときにようやく制度が終わったんだと知りました。ほんとう自分不勉強なのですが、その時間のリアルさにショックでした。  黒人たちの差別への抗い方も少々訝しくなりながら鑑賞。「白人側に訴えを聞き入れようとする気がないから武力闘争になるんだ!」とか、無関係の民間人が自分たちの活動によって死んでも仕方ないというコメントは正直どうなんだと思ってしまいます(この辺が自分は平和ボケなのかもしれません)。絶対民間人は巻き込まない場所や時間を選べないのかとかマンデラに言いたくなりました。と言うかグレゴリーに言って欲しかった。  この映画で結局解決しなかったissueは二つ; 「暴力・武力などを含む徹底的な差別に対し、同じ手段で世論に訴えようとするのは正義なのか??」 「白人たちは無条件に黒人たちを受け入れるべきだったのか??」 です。  私は平和ボケなので、どちらの肩も持たない視点で物事を見ることができます。世論が極端に黒人への差別で傾いている中、黒人の友人も持たず彼らに対して知る機会もない白人たちが黒人を必要以上に避けたくなるのもわかりますし、それが不服として白人に抵抗する黒人の気持ちも分かります。黒人側は経済的に搾取され、白人はそのぬるま湯にどっぷり浸かっているという形では、白人からの制度是正は確かに難しかったと思います。 しかし作中のグレゴリー君のように黒人の友人をたった一人でも持ったことのある人ならもっと違ったのではないでしょうか??彼らと人間的な付き合いがあり、世論が言ってるような人ではないと分かれば、そんな人がもっと多ければ、こんな事態は起こらなかったのではないでしょうか。  そういう意味で、邦題は『マンデラの名も無き看守』ですが、しっかりと名を持ってこの出来事と向き合った『グレゴリー君』に敬意を払いたいと思います。  タイトルだけは原題でいってほしかったな・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2011-01-17 18:06:24)(良:1票)
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