1. パンズ・ラビリンス
《ネタバレ》 不安定な気持ちや心が映像化されたような、美しくもグロテスクな世界観は、時代背景ともうまく重なっていて、不思議な魅力で溢れていました。 ファンタジーでありドキュメントでありヒューマンでありと、 多方面の要素が交わっていますが、軸のあるシナリオと異質な世界美は見事に調和されていて、とても素晴らしかったです。 哀しい物語ですが、複雑な感情の上で、もしかしたら幸せだったのかもと考えられるラストも個人的には好きです。 [DVD(字幕)] 9点(2010-01-15 13:02:42)(良:1票) |