1. ルドandクルシ
ネタバレ 麻薬王の建てた豪邸がラストのオチでいいものか、と腑に落ちなかったりもするが、華々しくなく地味に締めくくられたバカ兄弟の物語。ソコソコに面白かった。テンポがいいね。 [DVD(字幕)] 6点(2011-02-21 16:47:44) |
2. バベル
イニャリトゥ作品の中では、ちょっとおとなしい?と、感じた。 が、他者とのコミュニケイトすることの難しさ、大切さ、は十分に伝わった。 他者と100%分かり合えるのは不可能だ。不可能だが、諦めたり知ったかぶりするより、私は分かり合うためには色々と苦労したいと思う。そういうコミュニケイトを、面倒がるなっちゅう事ですかね。 しかし、相変わらず配役センスがイイ監督ですね。 [DVD(字幕)] 7点(2008-07-14 00:13:16) |
3. チェ・ゲバラ&カストロ
ゲバラとカストロが出会ってからゲバラが死ぬまでを、一本の映画にしてしまうというのが無理難題。こういう映画をアメリカが製作しちゃ遺憾ですよ。作りも展開もお座成りなのもしょうがないのかアメリカよ。しかし史実に反しないように、そしてカストロ&ゲバラを英雄にしないように、で、映画って成り立つのか?と思ってたら紛いなりにも一本出来上がっちゃうあたり、恐ろしい。 [DVD(字幕)] 3点(2005-10-21 03:49:23) |
4. モーターサイクル・ダイアリーズ
旅の醍醐味は、知らない場所で歩き、触れ、味わい、見聞し、その時に自分の中の何かを化学反応させる事。決してそれは逃避でなく向き合う姿勢であり、旅以外では得ることができない化学反応だ。 そういう旅の魅力に満ち溢れている本作は、まさしく珠玉。 ちょっと、チェ・ゲバラについてもう少し知りたくなっちゃいました。しかしモノグサな私は南米に行く気力もお金も根性もないので、机上で知った気になってみます。 しかし、こんなにバイクでコケるロードムービーは、観た事ないなぁ。笑。 [DVD(字幕)] 9点(2005-10-05 07:05:20) |
5. アモーレス・ペロス
ネタバレ テーマは「失ってしまった」モノ。帰ってこない「失せ物」に対して、各々が苦悩し、前進するしかないと悟る視線が清々しい。切なくも力強い作品。凡百のジェットコースタームービーとは一線を画す秀作。 9点(2003-11-20 01:46:11) |