1. 太陽(2005)
昭和天皇は本当に神格を否定したかったのか、自分には疑問に思う。 人格を欲したのか、それが本当の気持ちなのか違和感が非常にある。 国民を想い、日本を想う昭和天皇が最終的に間違えた選択を起こしたかの錯覚を みせる内容に見えて非常に嫌であった。 敗戦の責任は暗に天皇であるといわんかの内容は自分の思い違いなのか? 「人格」のない昭和天皇にはあろうはずも無く、すべては時の政治が起こした 「神格」の錯覚と欺瞞にほかならないと自分は思う。 天皇を語れば右翼といった安直な精神は押し付けられた憲法と今でも占領下の 日本では仕方の無いことかもしれないが、戦争にいたった経緯、国民の想いを なぜに教えずに謝罪のみを繰り返すのか憤慨してやまない。 古き良き日本の文化をノスタルジックに語るのならば、当時の日本の宗教であった 剥奪された天皇教をも語ってほしい。 映画的には7点。 みなに今一度考えてほしいから+1点。 [DVD(字幕)] 8点(2007-05-03 08:05:01) |