1. 浮き雲(1996)
《ネタバレ》 カウリスマキ監督の映画は二本目。「希望の灯り」以来。 「希望の灯り」もかなり動きの少ない演出だったけど、これはそれに輪をかけて大げさな演出はなし。 ドラマもそれなりにあるし、けっこう致命的な悲劇も迎えるんだけど、それを淡々と乗り越えて受け入れていく。 実生活と照らし合わせてみると、まあそんなもかものしれないなと。 互いに信頼して労わり合う夫婦の在り方も意外と嫌いじゃなかった。 まあ好き嫌いはあるだろうし、観る人を選ぶ映画かもしれないけど、私は嫌いじゃなかった。むしろ癖になるかも。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-08-12 10:18:39) |