1. ズーランダー
あ~あ、バカバカしすぎてレビューなんて書く気になんねぇや。 6点(2004-02-13 15:13:31) |
2. ミスティック・リバー
傑作との誉れが高いこの作品。繊細で緻密、残酷かつ優美な物語。「語らずして語られる」3人の25年間。黄昏どきの空のように淡く、もの悲しく、しかし美しい映像。静かだが胸に響く音楽。そして完璧としか形容し得ない俳優の演技。劇中のどの一瞬を切り取ったとしても「傑作オーラ」がぷんぷんと漂う作品。だがそれゆえに、なんだか自分はひどく疲れてしまったのである。簡単に言ってしまえば大人の映画、ということなのでしょう。 追記:背景が白くて字幕が読み取れない、ということがこの映画に限らずあります。その辺ちゃんと考えてくれよん 6点(2004-01-10 17:59:45) |
3. マトリックス レボリューションズ
《ネタバレ》 この物語が人類側から語られていたために機械は敵に見えていたが、「アニマトリックス」で語られたように、人類と機械の争いは人類が発端と言ってもおかしくない。人類が善、機械が悪、という図式は成り立たず、また人類が悪、機械が善というのも間違っている。そもそもこの世界には良い奴と悪い奴がいるわけでなく、敵と、そうでない者がいるだけだ。それぞれが自らの「正義」を叫んで衝突を繰り返す現在の世界、「勝利」ではなく「共存」を唱えたこの映画の結末には深い感動を覚える。いつか必ず評価される日が来るはず。 9点(2003-11-06 19:42:23) |
4. マトリックス
銃撃戦。飛び散るのは血飛沫でなく、金色の薬莢。響きゆく金属音、どこまでもスタイリッシュ。そしてデジタルな物語の中、根底に流れるのは真っ直ぐな愛。これが俺たちの時代の映画だ。 9点(2003-10-13 20:37:11) |