1. スーパーマン リターンズ
敵役が小者すぎ・・・緊迫感なし、悲壮感なし、語っているほど壮大な地球の危機が感じられない!勧善懲悪が約束されている作品とはいえ、もうちょっとはらはらドキドキさせていただきたかったなぁ、というのが本音です。主役くんはホント宇宙人ばりに端正だし、映像も美しかったのですが・・・監督が過去作をリスペクトしてる気持ちは伝わってきたのですが、それが手かせ足かせになったんでしょうか、どこか窮屈な作品に感じられました。 [映画館(字幕)] 6点(2006-08-29 18:41:39) |
2. ムーラン・ルージュ(2001)
なんとなくゲイバーのショーを見てるような、下品でキッチュな雰囲気の作品。同監督の『ロミオ+ジュリエット』もそのテイストでしたが、それよりくどくてコッテリしてます。実は映画館で初見時は「胸焼けするぅ~」とツレとクソミソにけなしていたのですが、テレビサイズで観ると意外といけました。物語は他愛ないし、楽曲はありもののツギハギなのに、上手につないでるんですよね。ミュージカルの違和感をあんまり感じませんでした。(逆にミュージックビデオのようではありましたが)ただし、主役二人の発声には難あり!ネットリ一生懸命歌ってはいるんですが、声が前に出ていない。ビジュアルは説得力があるんですがね。 [映画館(字幕)] 6点(2005-08-06 17:31:33) |
3. オーシャンズ12
前作は映画館で見てものすごくガッカリしたので、今回はレンタルにしてみました。それでもガッカリ。ブラピはキュートだし、音楽もかっちょいい。でも面白くない。私は日本人なのでメリケンの方の笑いのセンスはまったく理解できないです。スタッフキャストともヴァケイション気分で作られたとしか感じられないパッションのなさが、この映画を好きになれない最大の要因です。クルー兄氏のフェロモンがずいぶん枯れて見えたのは、となりに鶏がらロバーツが並んだためでしょうか。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-07-18 13:19:38) |
4. ケリー・ザ・ギャング
《ネタバレ》 オーストラリアの大塩平八郎?虐げられたアイリッシュの救世主として、おそらくご当地ではものすごく有名な方なんでしょうね。日本で「織田信長」とか「新撰組」とかを作るのと同じ感覚なのでしょうか。ネッド・ケリーに対して事前にならんかの思い入れがあると想定して作られた映画のような気がします。私はキャストに惹かれて見たのですが、爽快さ無縁の内容なので何らかの目的意識がないと見てるのがツライかも。テイストとしては「その時歴史は動いた」なのですが、ネッドによって歴史が動いたのかどうかはイマイチ分からずじまいで、物語のスケール自体、地味というか小粒な印象。映像は美しいですし、馬に乗るヒースとか女たらしなオーリとか、若くてピチピチした(←死語)役者を見てるぶんには楽しめます。(ただしアゴヒゲがNGな方はご用心) 5点(2004-10-23 13:17:39) |
5. トゥー・ウィークス・ノーティス
ふつうに楽しいラブコメでした。内容はとりたてて云うこともなく何のサプライズもありませんが、ダメおちゃん、でもチャーミングなヒューの魅力を堪能できます。私は彼のファンなのでそれだけで満足です。 7点(2004-06-04 13:25:18) |
6. ミスティック・リバー
超濃いショーンとティムに挟まれケヴィン・ベーコンが意外に爽やかで大健闘、見ごたえのある競演でした。ただ作品全体は思っていたより普通の出来。『デッドマン・ウォーキング』的な深さを期待していたんですが。映画館で見るより、むしろじっくり深夜にビデオ鑑賞した方が良かったかも。映像の色合い、全体の静謐さも素敵でしたが、音楽は何カ所か浮き上がっていて邪魔に感じるシーンがありました。 6点(2004-01-22 15:15:22) |