1. ブレイブ ワン
《ネタバレ》 ラストに賛同出来ない人は言う。「彼女はあれで幸せになれるのか?」と。 しかし、主人公は幸せになろうなんて思っていないはずだから、あのラストで良いと思う。 ただ、この話、犬は必要なのだろうか? そもそもの事件の原因は、主人公達が公園で結構大きな飼い犬を放し飼いにさせていた事にある。「うちの犬は噛まないの」と笑って誤魔化す人格が見え隠れしてて、どうにも印象が良くない。しかもこの犬、飼い主が襲われても犯人に襲いかかる事もせず、挙げ句の果てには犯人達に飼われてしまっている。単なるバカ犬である。しかも、犯人、どんだけ犬好きなんだ? それと地下鉄での主人公は、手を出すのが早すぎる。彼らは粗暴ではあったが人は殺していないし、傷を与えるほどの暴行もしていない。はたして殺すべき人間だったのだろうか。主人公の怒りの判断基準がキチンと定まっていない為、気まぐれに殺してるようにも見えてしまう。以上の点をもう少し何とかしてくれたら、もっと良い作品になったような気がする。 [地上波(吹替)] 6点(2015-11-02 20:50:25) |
2. インベージョン
《ネタバレ》 SF小説「盗まれた街」の4度目の映画化作品。過去に映画化された作品の一つ「SF/ボディー・スナッチャー」と比べると不気味さは劣るが、現代風にアレンジされててこれはこれで楽しめた。ニコール・キッドマンの美しさを鑑賞できたのでプラス1点。 [地上波(字幕)] 7点(2010-10-10 19:11:28) |
3. シャーロック・ホームズ(2009)
《ネタバレ》 ダラダラし過ぎ。ホームズのキャラ作りはなかなか面白いし、推理するところの見せ方も悪くはないが、それぞれのシーンのつなぎ方が退屈で、所々眠くなってしまった。ヒロインにも華が無く、ホームズが何故そこまで好きなのか説得力に欠ける。しかも、クライマックスで大事に至らなかったのはこのヒロインのお陰で、その間ホームズは格闘に夢中というのはなんとも拍子抜けだ。おまけにそのアクションもなんか予定調和的でドキドキしない。特撮とアクションをただただ見せたいならシャーロック・ホームズじゃなく他の題材にすべき。とにかく久々に期待と反しガッカリした映画だ。 [ブルーレイ(吹替)] 4点(2010-07-28 00:40:04) |
4. スピード・レーサー
《ネタバレ》 原作アニメのキャラの雰囲気を、違う人種でここまで似せたことに感心。レースはオモチャ箱をひっくり返したようなテイストになっているが、これも有り。ただ、映像の彩度が派手すぎて目が疲れる。それと、せっかくなら日本人レーサーを出してほしかった。タエジョー・トーゴーカーンという名のそれらしい人物は出てくるが、身の回りにハングル文字が出てきてたので韓国人なのだろう。かっこ悪い忍者も登場するし、もう少し原作国に敬意を表しても良いんじゃないだろうか。最後に一つ。主人公の吹き替え担当である赤西くん、メッチャクチャ下手くそなので、吹き替え版は見ない方が良いです。 [DVD(吹替)] 6点(2010-02-22 00:57:03) |
5. スーパーマン リターンズ
《ネタバレ》 見せ場は冒頭の飛行機救出のみ。 しかも、素人がチョット考えても絶対惨事になる危険大のシャトル計画。 もう、見せ場を作るために無茶な設定しすぎ。 悪党連中のおつむも幼児並みだし、ヒロインもあれほど深い仲なら、メガネの有る無しで全く気付かないというのはもうさすがに通用しないのではないか? とにかく突っ込み所満載。期待していただけにガッカリだ。 これじゃ続編企画がポシャッたというのも頷ける。 個人的にはスーパーマンシリーズで一番面白いのは2だと思う。 [地上波(吹替)] 3点(2009-01-05 11:59:02) |