1. 不倫の残り香
病魔に冒されたと知った夫が、若者に金渡して「妻を誘惑してくれ」ってお願いして彼が成功したら「お前は俺の妻と寝たんだ!」と激昂して(変な部下と一緒に)ボコボコにするあたりは観ていて唖然。そして元々なぜ夫が妻の愛を疑い出したのか、そのきっかけが描かれていなかったのにも気になりました。展開はスピーディーなので観ていて飽きさせませんが、登場人物の描写にどうも深みがなく物足りなかったです。 [地上波(吹替)] 6点(2006-11-23 22:25:30) |
2. オーシャンズ12
前作以上に豪華なキャストで固めた作品ですが、残念ながら内容がそれに伴っていません。他の方も書かれていますがジュリアがジュリア演じる楽屋ネタ(これって映画の禁じ手では?)とか、ヴァンサン・カッセルが長々とブレイクダンス(?)でレーザーをかいくぐるとか、なんだか温いギャグシーンを延々と見せつけられた思いです。 [DVD(字幕)] 5点(2006-02-12 21:17:59) |
3. デンジャラス・ビューティー
なかなか面白かったです。ただのドタバタコメディに終わらず、さりげなく社会風刺もチクリとやっていたのも好ポイント。サンドラ・ブロックは変身してもそんなに極端には変わらないと思ったんですけどね(笑)。美しさでいえば事件解決後の彼女が一番綺麗だった・・・と思います。 [地上波(吹替)] 7点(2005-06-12 21:15:18) |
4. マトリックス
観る前は小難しい映画かな?と思っていましたが、意外とストーリーはシンプル。各キャラの見せ場もそれなりにあるのでまあまあ楽しめました。ただ、続編を観てみたいかな?という気持ちはあまり湧かなかった、というのが正直な感想です。 [地上波(吹替)] 6点(2005-04-05 21:45:09) |
5. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 娘を殺されたジミーの悲しみと憎悪。過去のトラウマから逃れられずに大人になってしまったデイブの苦悩。ショーン・ペンとティム・ロビンスのそれぞれの演技(ケビン・ベーコンもね)が抜群に冴えていたし、音楽も良い。これだけなら9点ぐらい差し上げてもいい。ただ、肝心のストーリーのほうはあまりに救いがない上に、ラスト近くでジミーの後妻が「あなたは王様だから何をやっても許される」みたいなことを言い出したのには絶句。米国への皮肉なのかもしれないけれど、下手するとジミーの行為を正当化→美化しているように取られてしまいそうな演出がどうしても納得できずこの点数。最後のショーンのあの仕草は「絶対証拠揃えて捕まえてやるぜ」という意味があったものだと信じたい。 7点(2004-07-10 01:35:03) |