1. フェーンチャン ぼくの恋人
これはおもしろかった。素直で素朴な所がとても良い。しかし、完成度が決して低いわけでは無い。人物描写は生き生きとして、行った事も無いタイの映画にもかかわらず、見ているうちに自分の忘れていた記憶とオーバーラップして、懐かしさと切なさで胸が熱くなってしまった。劇中の初めて聞くタイの「懐メロ」も、映画と一緒に聞かされると、懐かしく感じるから不思議だ。ただ一つ難を言えば、嘘でも良いから、成長した友達の姿を登場させて欲しかった。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-11-10 22:14:56) |