1. バッド・ジーニアス 危険な天才たち
《ネタバレ》 実話?かと思うほどリアリティがあった。実際には本当にあったカンニング事件をヒントに生まれた映画だそうな。にしてもめっちゃ天才的なカンニング方法ですよね。そういったアイデアは本当にすげぇー!でした。ただあれだけ頭脳明晰なのに、トイレという場所がいろんな人たちが利用する所だって最初の段階で分析できなかったのが痛かった。まあそういう展開にしないと作戦のほころびを上手いこと演出できなかったかも。でもそれを差し引いたとしても鉛筆へのバーコード印刷はまさにジーニアス!でした。ただこういった作品が実際にフィクションとして作られると、試験会場側が用意した筆記用具しか今後使えなくなったりして(^_^;)不正防止の傾向と対策としてある意味、社会貢献?してたりしてw カメラワークや編集等、観ていてとても心地よいし緊迫感を煽る演出もとても良かった。主演のチュティモン・ジョンジャルーンスックジンさんはこれがデビュー作だそうで、とても新人とは思えない素晴らしい演技で、グイグイと引き込まれちゃいました。最初に登場した時はみすぼらしくてとても主演女優には見えないんですが、眼鏡からコンタクトになって少しずつお化粧もして、身なりもそれなりになってくると、あれま!なかなかの美人さんではないですか。スタイルもいいですしね。元々はファッションモデルだったそうで、そりゃそうだよなと納得。 タイの映画も結構面白いじゃん!気付けて良かった。人にお勧めできる映画でした。 [インターネット(吹替)] 8点(2022-12-20 14:08:38) |