1. そして、私たちは愛に帰る
《ネタバレ》 ドイツとトルコを舞台に絡み合う登場人物それぞれの人生。親子の愛憎が軸に据えてあり、とてもストレートでシンプルな映画だった。出会えそうで出会えないネジャットとアイテンやアイテンとイェテルの運命も胸に響いたが、何よりも親子の絆というものについて考えさせられた。 淡々とした映画で、泣くほどには心を動かされなかったが、ぐっと来るものはあった。この監督が「ソウル・キッチン」を撮るのかと思うと面白い。次作にも期待したい。 [DVD(字幕)] 7点(2011-04-09 21:21:07) |