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すねこすりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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1.  トト・ザ・ヒーロー
もの凄く切なくなる映画。この作品は、生きていれば、誰もが一度は考えてしまうであろう「自分の人生って一体・・・。この取るに足りなさよ。なぜ生きているのか、自分!」という答えのない問いにまともに向き合っているのです。本作なりの答えはラストに集約されています。結局、この問いに対して自分なりに答えを見つけられるのは「死」を目前にした時でしかないのかも知れません。ヒッチハイクしたトラックの中から、追い抜かれたトラックの荷台で亡きお父さんと愛する姉アリスが陽気なシャンソン『ブン』を演奏する幻を見るシーンで涙がジワッと来ます。人生とは、愛するものとの別れの連続、虚無感との葛藤の日々・・・。でも、トマにアルフレッドに対する恨みというマグマがあったように、人は何かしら“マグマ”を皆持っているのでしょう。だからこそ過酷そのものの人生をどうにか生きていけるのかも知れません。とはいえトマのマグマは実は恨みというネガではなく、アリスへの愛というポジだった、というのがこの作品のキモです。これぞ映画にする意味のある素晴らしい作品。
[ビデオ(字幕)] 9点(2009-11-16 11:41:48)(良:3票)
2.  囚われの女
これは・・・、コメントに困る。ある種“問題作”かも。ハッキリ言って好きです。メチャメチャ怪しい雰囲気が終始漂い、悶々とする女性の心理がこれでもか、というほど描写されていて、見ていてシンドイ。でも引き込まれて見てしまう。クルーゾー監督、恐るべし。
[ビデオ(字幕)] 8点(2007-08-01 16:19:41)
3.  トスカニーニ
さすがはゼッフィレッリ、豪華絢爛です。「アイーダ」の舞台は一見の価値ありですね。ホントに素晴らしい。音楽もなかなか。若きトスカニーニを演じたハウエルは、チェロもピアノもそれっぽく弾きこなす演技をしており、指揮ぶりも、まあ見られるレベルで、この辺りもゼッフィレッリの手腕を感じます。正直、あんまりオペラ(つーか声楽)に興味ないんですが、ゼッフィレッリの演出モノは見る楽しみがあるのでイイですね。しかし、何よりジーンと来たのは、施設の子どもたちの前でチェロを演奏したシーン。ブラームスが胸に迫りました。あの後、子どもたちの遺体が並ぶシーンを見せられて、強烈です。まあ、この後の彼の指揮者人生はまさに波乱万丈、ということを考えると、あそこでストップモーションでジ・エンドってのは上手いな、と思いました。ゼッフィレッリ、やっぱ、いいわぁ~。
[ビデオ(字幕)] 7点(2013-11-03 23:05:09)
4.  隣の女 《ネタバレ》 
一緒にいると苦しい、しかし一人では生きて行けない・・・、なんか分かるなぁ~。いや、分かっちゃうのがイヤなんだよなあ。こういう恋愛は、とにかく心の消耗が激しい。安らぎなんて夢のまた夢。・・・だけど、そういう相手が、いきなりお隣さんって。もう、先には「破滅」しかないじゃない。そう、このエンディングがまさに「正しい」終わり方。分かっちゃいるけど、自称、常識派で理性的で小心者の私としては、「早くどっちか引越さんかい!」とか「だからぁ、そこで行っちゃダメなんだってばー」とか「家族はどーするんじゃ?」とか、ツッコミ入れずにいられない。そんな要素を入れれば、この作品は成立しないのは百も承知なのよ。なかにし礼じゃないけど、やっぱり映画ってのは「公序良俗に泥を塗」ってなんぼでしょうね。だから、これは「正しい破滅型恋愛映画」なんです。そーなんです!
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-01-15 16:47:52)
5.  トスカーナの贋作
んー、世の中におけるありとあらゆる事象につき、何を以て贋作or真作と定義するのか、ってことなんでしょうかね。確かにこの男女がホントの夫婦かどうかなんてことはどーでもいいし、実際夫婦じゃないのは明らかでしょ。オリジナルって何? パクリってオリジナルより劣るってか? ということを、延々男女が会話劇を以てして問うてくる、という感じですかねぇ。男と女の思考回路の違いみたいな描写もあったけれど、こういう描き方は嫌いだ。キアロスタミは、結局、ものの本質とは?などという多元的な問題を見る者に問いながら、男と女なんていう二元論に自身が陥っていることに気付いていないから滑稽。まあ、所々面白いやりとりもあったけど、こういうのは映画より舞台向きのネタだろうな。ジュリエット・ビノシュは、それにしても、さらにオバサン体形に拍車が掛かっており、立派な腰周りにばかり目が行ってしまった。かと言って、顔もふっくらしていればまだ良いのだが、顔はやつれてしまっていて、もうちょっと女優さんなんだから「歳のとり方」を考えて欲しいものだ。まあ、よけいなお世話だけれども。キアロスタミはどーでもよくて、ビノシュだから見に行ったようなもんだから、ついつい愚痴っぽくなってしまった。とにかく、初日に整理番号2番を取ってまで劇場で見るべき作品じゃなかったことだけは確か。
[映画館(字幕)] 5点(2011-02-20 14:48:34)
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