61. 天使の入江
この無茶な話に、それなりの説得力をもたせている、女優、俳優、監督の力量は大したものだ。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-16 20:44:44) |
62. ああ結婚
追憶でたどる部分を追憶にしないできちんと描いた上で、もっと長尺にすると、フィルメーナにきちんと感情移入できたように思う。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-11 08:52:13) |
63. さよなら子供たち
子どもたちの顔と名前が一致するあたりから、引き込まれる。最後の落とし方も、ルイ・マルらしい。子どもたちの顔と名前が一致したところで、もう一度最初から見たいと思う映画だが、実際見るかというと、そこまでではない。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-09 06:59:11) |
64. 万事快調
当時の時代の空気と、時代背景とは無縁の焦燥感や虚無感が伝わってきた。比較的分かりやすい作品だが、何を伝えたいのかが見えてくるまでが、退屈な作品でもあった。 [DVD(字幕)] 7点(2012-02-26 21:22:34) |
65. 地下鉄のザジ
当時はどんな風に受け止められたのだろうか。今見てもひとつもおもしろくない。 [DVD(字幕)] 4点(2012-02-21 19:15:50) |
66. ラストタンゴ・イン・パリ
時代を先取りしたかもしれないが、先取り以外に何も残していない映画の典型。この映画出演がトラウマになってすさんだ人生を歩んだといわれるマリア・シュナイダーは、2011年に58歳の若さでがんで息を引き取る前に、この映画のことを、どう思いかえしただろうか。 [DVD(字幕)] 5点(2012-01-31 23:59:08) |
67. 暗くなるまでこの恋を
プロットもストーリーも良いが、何かが良くない。何かが良くないせいで、どうもストーリーに入り込めない。全体的には好きな映画なのだが。 [DVD(字幕)] 6点(2012-01-15 17:29:31) |
68. ロバと王女
ヘリコプターの意図を、じっくり聞いてみたいものだ。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-24 13:41:13) |
69. 4匹の蝿
途中で犯人は分かるし、犯人の動機も陳腐だということもあるのか、いつものダルジェントワールドに入りきれなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-12-11 23:53:25) |
70. モン・パリ
別に不満はないが、このスタッフで、この内容なのは、ちょっと肩すかしだ。 [DVD(字幕)] 5点(2011-12-05 23:05:34) |
71. ロシュフォールの恋人たち
色々楽しめた映画ですが、一番心に残ったのは、この映画の時代から、ホンダは自然にこういう映画に入り込んでいたんだな、頑張っていたのだな、と感心しました。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-27 21:48:10) |
72. 女と男のいる舗道
ゴダールの中では、一番分かりやすかったが、古いのだか、新しいのだか、フランス的なのだか、アメリカ的なのだか、はたまた日本的なのだか、分かりにくい作品だった。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-23 23:58:17) |
73. 昨日・今日・明日
ナポリ、ミラノ、ローマそれぞれの都市らしいアネクドート。マルチェロ・マストロヤンニが、それぞれに「らしい」芝居をしている。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-15 15:03:25) |
74. グッドナイト&グッドラック
こういうタイプの映画が大好きで、ジョージクルーニーにも期待していたのだが、そこまで期待に応えてくれる映画ではなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-13 23:23:08) |
75. 蘭の肉体
この続編が、オゾンの「まぼろし」である…という冗談はさておき、『愛の嵐』以上にシャーロット・ランプリングの美しさを見るための映画。脚本か、撮り方か、どちら変わらないが、どちらかを良くすると、もっと良い映画になったような気がする。陳腐な原作を、ここまで幻想的にしたのは素晴らしいとしても。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-08 00:58:39) |
76. さすらいの二人
よくできた設定だし、ジャック・ニコルソンも頑張ってるし、アントニオーニらしさもうまく出ている。しかし、今一つ、つまらない作品なのは、設定とニコルソンとアントニオーニのどこかの組み合わせがうまくないのだろう。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-02 06:40:39) |
77. 山猫
この映画にもう少し早く出会っていたかった。 [DVD(字幕)] 9点(2011-10-30 01:48:20) |
78. 恋愛日記
自分の中にある、なにかに触れるような作品だった。ここまでではないにせよ、こういう体験を自分の中に持つ男性、女性は、少なからずいるのだろうと思う。それをどういう体験として、自分の中に位置付けているかは、人それぞれとしても。 [DVD(字幕)] 7点(2011-10-28 14:23:46) |
79. 愛すべき女・女たち
五話までは、つまらないなりに、統一感があったのだが、六話でややこしくして、よけいにつまらなく感じた。 ジャンヌ・モローもこの役をやるには、ちと歳がいっている。 [DVD(字幕)] 4点(2011-10-24 00:26:27) |
80. 愛のめぐりあい
久々にミケランジェロ・アントニオーニの片りんを感じられる作品になったのは、ヴィム・ベンダースのおかげなのか、右片麻痺のおかげなのか、それとも、ヴィム・ベンダースにもかかわらず、右片麻痺にもかかわらず、なのか。 [DVD(字幕)] 6点(2011-10-12 21:29:35) |