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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2686
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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161.  裁きは終りぬ
末期癌の恋人の要請に応じて安楽死させた薬学研究所に勤める女性の裁判。無作為に選ばれた7人の陪審員それぞれの人となりが丹念に描かれており、彼らがメインの作品。病気の息子を殺そうとする衝動を堪える印刷屋さんの「自分ならどうするか、人の生死は神が決めるので、彼女は有罪」台詞が印象深い。7人それぞれが自身の価値観や置かれている状況でもって裁きを下す。専門家の裁きと陪審員の裁き、詰まるところ人が人を完全無欠に裁くのは不可能なのだと改めて思わされます。
[DVD(字幕)] 7点(2018-01-30 16:47:13)
162.  パリの灯は遠く 《ネタバレ》 
冒頭の牛馬の如く扱われる女性が当時のユダヤ人の立場を見せつけます。ロベールの奔走を手に汗握って応援していたので出生証明書が届いた事にも耳を貸さない姿に唖然茫然でつまらなさにガックリしました。しかし、直後のロベールと彼に絵を買い叩かれた男とのラストショットで感想が一変。ユダヤ人に対する不遜な仕打ちに対する天罰なのか、言いようのない恐ろしさで一杯に。故国を追われた監督の心情も考えさせられた良作。
[DVD(字幕)] 7点(2018-01-11 14:52:03)
163.  愛人ジュリエット 《ネタバレ》 
冒頭にネタバレあらすじが示されますが面白味を損ねないところが監督の力量でしょう。夢の世界と現実世界の「愛」の対比が鮮やかに描かれています。
[DVD(字幕)] 7点(2017-12-21 16:17:06)
164.  最後の戦闘機(1936)
厚い友情で結ばれた男二人が心底愛している女が同じ人物だった。判明後の二人の苦悩が見応えあるも、女の浅はかさに辟易する。幼児のように「ジュテーム」を連呼するのに血圧が上がりまくる。悲恋をかきたてる幼い弟の存在感が秀逸。
[DVD(字幕)] 7点(2017-12-08 15:36:23)
165.  将軍たちの夜 《ネタバレ》 
クリストファー・プラマー目当ての鑑賞。「待ってました~、オトコマエ~」と座り直した途端に・・・流れ星のような存在でした。  1942年ナチスドイツ占領下のワルシャワで起きた娼婦猟奇惨殺事件。目撃者の証言をもとに絞られた容疑者はガプラー大将、タンツ中将、カーレンベルク少将。上官であっても犯罪は許さないという執念で捜査にあたる情報部少佐グラウ。1944年ヴィシー政権下のパリに舞台は移り異動してきた容疑者たちとグラウが顔を揃え第二の事件が起きる。1964年ハンブルグに舞台は移り第三の事件が起きる。 ワルシャワロケにおける実際の火炎放射器、戦車の砲弾を使用したど迫力の戦闘シーン、ハルトマン伍長とガプラー大将の娘の純愛、グラウとモラン警部の友情、ワルキューレ作戦。詰め込み過ぎのエピソードのせいで冗長になったのは惜しい。 謎解きの面白味は皆無でありながら、大量殺人が行われている戦時下に於いては一人の娼婦殺人の罪を問うグラウは変わり者だと錯覚する事を考えさせられる。 本作を支配するタンツ中将の空前絶後の怪異なキャラクターは特筆もので演ずるピーター・オトゥールに拍手喝采。
[DVD(字幕)] 7点(2017-11-03 21:09:48)
166.  ハイヒールを履いた女 《ネタバレ》 
寂しさを埋める為のパーティ参加はまだしもその後のジョージとの行為は共感出来ない。犯人であることは容易に解りますが、精神が何処か病んでいる様子に不気味さを感じていた中での誰も乗っていないブランコを押す姿に寒気が。そんな彼女に惚れてしまった警部さん。久々のガブリエル・バーンに期待は大きかったのですが、よく解らない人となりのキャラクターで残念。ラストで警部にしがみついて号泣するアンナに二人の行く末を想像させられる。アンナを演じられるのはシャーロット・ランプリング以外は考えられない。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-08-15 17:54:16)
167.  燃えつきた納屋
攻める予審判事と受けて立つローズの攻防は見応えがあるものの、欲を言うと、もう少し感情を露わにした判事であってほしかった。事件を通して大家族の絆が燃えつきた結末はうら悲しい。絶品のシモーヌ・シニョレを堪能できた。
[DVD(字幕)] 7点(2017-05-06 23:01:44)
168.  ミッション:8ミニッツ
アフガンの戦場で肉塊となったスティーヴンスを道具として使用する事しか頭にない博士と人格を尊重するグッドウィンの対比が見応え十分でした。存在する魂の世界観の描かれ方が見事な作品。
[DVD(字幕)] 7点(2017-03-19 23:29:33)(良:1票)
169.  スリ(1959) 《ネタバレ》 
あの手この手のスリの手口の滑らかな美しさにウッカリ見惚れてしまう。金儲けしても青年は侘しいアパートで覇気のない暮らしをしている。悪運尽きて捕まった事で幸せを掴む結末だが、驕り高ぶった性根を入れ替えて働くことは出来るのか疑問が残る。
[DVD(字幕)] 7点(2017-02-14 15:26:48)
170.  サムライ(1967) 《ネタバレ》 
仕事の完遂に向けて喜怒哀楽が皆無の姿はサイボーグのようなマネキンのような。他人を一切寄せ付けない孤独がサムライとは思えない。ピアニスト殺しの依頼に空の拳銃で向かった理由は分からないが、孤高な死に様はサムライを連想させた。そして、柔和な物腰と裏腹に犯人逮捕の意志を見せる警部もまたサムライ。演じたフランソワ・ペリエの存在感はキレッキレのアラン・ドロンに劣らぬものだった。
[DVD(字幕)] 7点(2016-11-08 01:48:45)
171.  街のあかり 《ネタバレ》 
カップでナイフを砥ぐコイスティネンに、返り討ちにあって海にボロ雑巾のように浮かんでいる、或いは刺し殺して自首する、ラストが思い浮かんだのですが。打ちのめされて「ここでは死ねない」と呟いた負け組であっても負け犬ではない姿に、同様に踏みにじられて自壊しそうな私がどれだけ力づけられたかことか。女性が何の魅力もないのは彼にとっては一途に思う大切な存在だったという点で良かったと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2016-02-14 16:20:22)
172.  テナント/恐怖を借りた男 《ネタバレ》 
イザベル・アジャーニが狂気に引きずり込まれるのだろうと思いきや、狂気に陥ったのはポランスキー自らだった。ジワリジワリ感は「反撥」「ローズマリーの赤ちゃん」と同様。演じたい願望が叶った喜びがあったのか、病的さ加減は二作を上回る。このような作品を自作自演する奇才・ポランスキーを堪能させてもらえました。
[DVD(字幕)] 7点(2015-08-18 03:16:46)
173.  暗殺の詩/知りすぎた男どもは、抹殺せよ 《ネタバレ》 
目当てはトランティニャンでしたが、フィリップ・ノワレの前に霞んでしまいました。頑なにデビットを守ろうとし、妻を寝取られても許す姿は私の理解を超えるものでした。彼だけは助かって欲しいとの願いが砕かれる覚悟の面持にやり切れない思いが募ります。冷静に考えると粗の目立つストーリーですが、何とも言えぬ物悲しさに冷静さが奪われる作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2014-10-13 00:12:32)
174.  恐怖の報酬(1953)
初見。予備知識なし。疲弊と閉塞が覆う街での荒んだ男達のやり取りに辟易しコックリしそうになったところへ降って湧いてでたニトログリセリン運搬任務に目が覚めました。障害物をクリアする各シーンは4人が見せる本性とジワリジワリ感が相俟った迫力満点の手に汗握るもので、私も周りの方々も「あ~」「うわ~」など思わず声が漏れてしまいました。無理筋なラストシーンに興を削がれたのが何とも惜しいところ。
[映画館(字幕)] 7点(2014-06-01 22:18:54)
175.  夜と霧
公開された1955年から未だに似たような事がそこここで行われている。平時にはごく普通の人が上官の命令の下どんな事でもやってのける戦争のおぞましさ。証左となる本作は語り継がれるべき一品です。
[DVD(字幕)] 7点(2014-01-01 17:47:11)
176.  マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙
政治家としての功罪は通り一遍の知識しか持ち合わせておらず、本作から新たな発見はありませんでした。一方で「鉄の女」たり得たのはご主人の存在あればこそという事を初めて知りました。喪失感にさいなまれる彼女は観ていて辛かった。メリル・ストリープの役者魂は流石であります。
[DVD(字幕)] 7点(2013-10-10 00:08:17)
177.  主婦マリーがしたこと 《ネタバレ》 
やりたい放題が過ぎたマリーに何の同情も湧きませんが受けた罰が斬首刑とは理不尽です。亭主の報復が強烈でマリー亡きあと甲斐性無しが子供らを育てる事が出来るのか。後味の悪さが残る作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2013-04-29 11:33:35)
178.  過去のない男
登場人物の押し殺した表情から滲み出る喜怒哀楽の感情に味わい深さがありました。特に人生を後ろ向きに進んでおとし前をつけた強盗犯のエピソードが印象深く、作品全体から監督の押し殺した思いも滲み出ていました。
[DVD(字幕)] 7点(2013-03-17 01:23:22)
179.  青春群像 《ネタバレ》 
顔見るだけで虫唾が走ったファウストのエピソードを軸に口だけはよく動くニート五人組の無聊な日々が綴られています。モラルドと朝3時から働いている少年の別れのシーンに救いを見ました。やはり動かすのは身体なのです。
[DVD(字幕)] 7点(2013-02-01 23:46:39)
180.  スリーデイズ
試行錯誤の末決行した脱獄の成否、妻が罪を犯したか否か。相乗効果で見応えのある作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2012-12-19 22:03:30)
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