1. ミシェル・ヴァイヨン
映像と音響のコダワリは申し分なし。 しかし、それが皮肉なほどにストーリーがつまらない。 起承転結をそれなりになぞらえているが、どのパーツもどこかで見たような展開をなぞらえるだけだし、悪役も姑息なだけなので、観終わった後の爽快感もないに等しい。 脚本リュック・ベッソン?中学生が執筆したのかと思った。 [DVD(吹替)] 2点(2013-04-28 07:09:15) |
2. ハプニング
《ネタバレ》 ミステリー気取りのホラー映画というべきか。 正直、ここまで投げっぱなしジャーマンなのは、ハッキリ言うと好きではない。 観てて「うげっ」って感じの映像を見せたいのなら、 映画として金を取らなくても、 ドッキリカメラで充分なんじゃなかろうか。 でも、やっぱり「俺のこのイメージを作品として残したいんだ」的なオナニーのような自己満足タップリなのが痛々しい。 シナリオとして何故、これが起きて、どう解決するか。最低限、それはシナリオを描く上でこれはルールだと個人的には思うし、 「正体不明で有耶無耶なモノであるからこそ、ホラー。」と解釈してあげれるほど優しくはなれないな。 思いつかなかっただけでしょ?オチが。 [地上波(吹替)] 0点(2012-03-09 00:07:14) |
3. パフューム/ある人殺しの物語
《ネタバレ》 小説の映画化ということですが、 映画の為にあるような原作というか、映画向きのストーリーという印象。 これ書いた人は究極の「匂いフェチ」なんだろうか? なんてことを思いながら鑑賞。 もう少しローラへの感情移入の部分が丁寧に作れば良かったのになぁ。 ラストで殺人を犯しまくった主人公がただ公開処刑されるのではなく、 違う結末へ持っていったのが、ただのサスペンスとは違うのだけど、 強引っちゃあ強引なラストだったと思う。 [地上波(吹替)] 6点(2011-08-13 23:26:57) |
4. ポワゾン
《ネタバレ》 正直、設定から何から何までありえない話。 吹き替えの声優へったくそだなぁ~と思ってたら菊川怜だった。 草刈正雄のバンデラスは違和感なかったのにね。 ラストは正直あざといですね。とても評価できません。 あれは大どんでん返しではなく、ただの裏切り。 [地上波(吹替)] 4点(2011-07-14 23:52:36) |
5. レオン(1994)
《ネタバレ》 結局、ジャン・レノもナタリー・ポートマンもゲイリー・オールドマンも、この作品以上に嵌ってないんです。それだけでこの映画の凄さと価値は十分。 [地上波(吹替)] 9点(2010-02-02 22:50:24) |
6. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 とても良かったのだが、欲を言えば、もう少し芸術家としての苦悩を描いて欲しかった。 もちろん身を隠さなければならない状況においても芸術家として、ピアニストとしての悲哀を描くシーンはあったんだけど、 芸術家としてより、ユダヤ人として苦しんでる姿の方が色濃く描かれてたと思います。 それはそれで悪くはないのですが、「戦場のピアニスト」だなんて大層な邦題が付いてるもんだから、ラストに救われたシーンがあって良かったな、と思う反面、もっと良くなったのかもとも思いました。 全体的には、とても見応えのある映画だという評価ではあるのですが。 [DVD(字幕)] 7点(2010-01-23 12:45:43)(良:1票) |
7. トランスポーター
《ネタバレ》 とにかく派手。 カッコいいシーンやカッコいいセリフもあるんだけど、脚本的に破綻とかそういうレベルじゃないので、評価はしません。 アクション映画なんで、ストーリーに細かい部分を気にするのは野暮なことかもしれないけど、それにしてもひどい内容。 主人公も自分自身にルールを設けててカッコ良さげなんだけど、守ってるのは最初だけで後はルールもへったくれも無い。 ジャッキー映画、ヨーロッパ版みたいな感じで見れば楽しいのかもしれないけど、 ジャッキーほどキャラが立ってるわけでもないしな・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2010-01-08 16:35:14) |
8. バイオハザード(2001)
《ネタバレ》 主人公が記憶喪失という、設定が邪魔臭かったが、後々に生かされるので、まぁ良しとしよう。 息もつかせぬスリリングな展開と、ゾンビ達が迫り来る迫力はツボをしっかり押さえてて、それなりの出来。 [DVD(字幕)] 7点(2009-10-15 20:41:04) |
9. アイス・エイジ
モンスターインクの氷河期版? みたいな印象で観ていましたが、個人的にはモンスターインクより好きです。 登場キャラクターが序盤まるで噛みあってないところとか、終盤定番の友情パターンも大好きな展開です。 [DVD(吹替)] 8点(2009-09-12 19:59:03) |
10. マルホランド・ドライブ
1回見ただけでは正直何のことだか分からない作品ですよね。 2回目以降から、所々見え始めてくる感じ。 結局、夢オチなのかと思いきやそういうわけでもなくなんという表現をしていいのか。 悲しい恋の果てに死を遂げた女性が死ぬ間際に見た幸せな幻想、を描いたのかな、と個人的に解釈。 説明要素がないので、見る人によって評価も感想もきっとバラバラなんだろうな。 それにしても映画館で見た人は一度目鑑賞し終えた後、「わからん、もう一回見よう!」と2度目、3度目を観に行ったのかな?それとも「冗談じゃねー!二度と見るか!!」となってしまってもうこの作品には触れることはなかったのか? それを考えるとお金を取って劇場公開する作品で、こういう趣向が増えるのは困り者。 DVDで何回も見れる状況なら良作なんですけど・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2009-05-26 08:41:56) |
11. ターミネーター2
歴史に残る映画でしょう。 アクションとか、そういうジャンルに拘らなくても。 第1作を見なくても全然面白い。完璧すぎる。 [レーザーディスク(字幕)] 10点(2009-04-14 00:10:59) |
12. スパイ・ゲーム(2001)
なかなか骨太な作りですね。 入り込みにくさを感じさせる映画ですが、物語の組み立て方は、アメリカ映画らしからぬ緻密な脚本で、序盤わかりにくいなー、なんて思いながらもいつの間にか引き込まれていました。 密室劇みたいな感じで舞台作品にもなりえそうですよね。 キャスティングもロバート・レッドフォードとブラピが、 親子に見える一瞬見えるような、そんな絆を上手く感じさせるような絶妙なキャスティングだったと思います。 [ビデオ(吹替)] 7点(2009-03-23 16:57:06) |