1. サラの鍵
傑作でした。素晴らしい映画でした。 映像もストーリー構成も、私の中では間違いなく名作です。 自然な台詞、事実に基づいた描写、こんな映画を作るフランスってすごいです。 人は死んだらどうなるのでしょうか。私は大切なものを誰かに(何かに)繋いでいくのではないかと思います。それが「いのちの繋がり」であり、絆だと思うのです。人はこの世を去るとき、何も持っては行けません。でも何かを誰かに残していくことはできるのです。 この映画は、歴史的事実を背景に辛い戦争の時代を描いた映画ですが、私にとっては「いのちの繋がり」を強く刻み付けた映画でもありました。原作も読んでみたくなる映画でした。不朽の名作になって欲しいです。 [映画館(字幕)] 10点(2012-03-10 15:17:26) |