Menu
 > レビュワー
 > えすえふ さんの口コミ一覧
えすえふさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  遠すぎた橋 《ネタバレ》 
いや、決まったことなんで。 止めるってもう動いてるから無理なんだよ。もうこれ以上先延ばしにするのも嫌じゃん。きっと上手くいくって。 マーケット・ガーデン作戦。世界史ではあんまり学ばないけれどそんな作戦がかつてあった。ゲームの予習のために本作を見たけれど、まぁこの組織の体制の野暮ったさは今も昔も変わらない。  しかもなぜか鉢合わせちゃった機甲師団。しかもまぁ不運は重なるし、霧は出るし、無線は繋がらないし、で最悪の状況が生まれてしまった。意気揚々としたメインテーマとは裏腹に元気な若者たちが、ボロボロになっていく姿は辛い。 そんな戦いを超スケールの物量と豪華キャストで見せてくれるのが本作。無数のシャーマン戦車に無数の落下傘部隊。本当に戦争をやっているような物量には驚きだ。ショーン・コネリーの目力だけでドイツ軍を倒せそうだけど、本作はそうもいかない。ロバート・レッドフォードもかっこいいけど、彼だけではなんともならない。  そして最後。怒りが湧いてくるような司令官の言葉。そしてやり場のない虚しさと、悲壮感で本作は終わる。 今も昔も変わらない上層部と現場との違い、さまざまな人間の足りなさを見せてくれる映画でした。長かったけど見応えがありました。あとプライベートライアン以前の戦争映画はまだ少し楽に見れますね…。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2023-06-26 00:03:48)
2.  ジョニー・イングリッシュ 《ネタバレ》 
英国エージェントは全員死んだ!だから君が、君だけが頼りなんだ! そんなこんなでイギリスの平和を影から守るハメになってしまったジョニーの冒険の出だしは最高に面白い。 しかし根が間抜けなジョニーには期待しすぎたのか、良い所で決まる事は一切無いし間違いし、勘違いネタが多すぎるのもちょっと残念。 でも前半のレッカー車を使ったカーチェイスとか良いんですよね。ただ個人的にはそこが山場でした。 その後はとにかく間違い、勘違いの連続で残念っぷりをこれでもかと見せる。あと汚いネタは嬉しくない。 最後の王冠をかぶったから逆転というのもちょっと納得出来ないんだよなぁ。 うーん、でもこれ小学生の頃見ていたら面白かったかもしれない…自分もつまらない人間になってしまったなぁ。 とはいえ007オマージュ作品としてはそのまんまをやっているので、今後の作品でどうなるのか気になっています。
[DVD(吹替)] 4点(2021-11-05 08:50:45)
3.  ホドロフスキーのDUNE 《ネタバレ》 
スターウォーズ以前の映画界でとんでもないプロジェクトが進行していた! それはとんでもないスケールの超SF映画。きっと実現していたらSF映画の歴史は大きく変わっていたかもしれない…。  という訳でドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による『デューン / 砂の惑星』が公開されるので、予習とばかりに見てみた本作。 その中身はエキセントリックな監督の映画に対する熱すぎる情熱が溢れ出すドキュメンタリー。 ホドロフスキー監督が才能の鼓動が感じるがままにこんな日本人でも知っている超天才、大スターたちを集め、己の超大作映画を作って行く…そう、「ホドロフスキーの」デューンを…。  という訳で80代とは思えないギラついた眼光の元気すぎるホドロフスキー監督の面白すぎる身振り手振りとパワー溢れる喋りでグイグイと引っ張られ、出てくる関係者…魂の戦士たちのあまりの豪華さに驚き、設定画のカッコ良さにまたビックリする。このデザインの宇宙船が動く姿は見たかったなぁ…。そして映画結末は原作とは全く違う監督の考えたストーリーへ…原作レイプなんて言葉があるが、この人はそれを高らかに「クリエイターなら原作はレイプしてなんぼじゃ!」と公言している。(マジでレイプって言ってる) そして上映時間が12時間ととんでもない長さになり、予算も膨大になり企画は頓挫に…。 その後リンチのデューンが公開されて見に行ったらあまりの駄作っぷりに元気になった話は笑いました。  しかしこの映画の遺伝子は映画にならずとも後の映画に大きな影響を与えている事は間違いではないようで、その凄さには驚きました。 そして僕もホドロフスキー監督のように元気であらねばと強く思いましたね。  本作はそんなわけで非常にエキセントリックな監督の凄味をこれでもかと味わえる凄いドキュメンタリーでした。 あとデューンの予習としては全く適してはいませんでしたが、このホドロフスキーのデューンの遺伝子が今回のデューンに影響しているのかは非常に気になりますね。素晴らしい映画でした。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-10-07 08:45:05)
4.  ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 
クーデター!ロシア大統領が捕まった!困った時はお互い様!アメリカ潜水艦が助けちゃうぜ! そんな米潜水艦アーカンソーはロシアへと向かう。と同時に調査のために来ていた米特殊部隊もロシアへと向かう。 次々と出てくる策謀と逆境に寡黙に対応していく艦長がとにかくイカしてますね。狭く暗い潜水艦パートと、カッコよくない訳がないコールオブデューティーのような特殊部隊パートで刻々と状況が変化していき最後までオチがわからないのでかなりハラハラしました。しかも登場人物はプロフェッショナルな人物ばかりなので(新人除く)、そんな人たちがかなりギリギリな所をすり抜けて行くのでとてもスリルがあります。特にラストの駆逐艦と対峙するシーンは息が詰まりますね! 人物描写もロシア潜水艦艦長との魂の交友が良かったですね。最後まで信じる気概は素晴らしいです。(銀英伝のメルカッツを思い出す!)潜水艦同士の戦いや細かい描写も見応えたっぷりです。 まぁ見た目は非常に地味でドラマティックでもあまりないですが、非常に見応えのある大人の骨太ポリティカルフィクションでした。満足です。
[映画館(字幕)] 7点(2019-04-19 22:02:17)(良:1票)
5.  パターソン 《ネタバレ》 
彼はパターソン。バスの運転手。詩人。 普段見ないタイプの映画なのですが、アダム・ドライバーが出演していて、評判もなかなか良いので視聴。 毎日を規則的に過ごす彼の一週間を切り取った作品で特にこれと言った大きな事は起こらない。でもちょっとした出会いや、耳に入った雑談、恋人との会話、そしてパターソンが書く詩。独特で静かな空気が不思議と心地よい。 あまり感情を表に出さない彼であるが恋人に対する愛や、様々な感情が登場する詩に描かれているようにも取れる。 そのスローなペースで送られる毎日にちょっと眠たくなるかもしれないが、なにか自分がいつも見ている光景が本作を観た後だと少し違って見えてくるかもしれません。 良い映画でした。 
[DVD(字幕)] 6点(2018-12-20 00:50:26)(良:1票)
6.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 
​生きていればいい。 戦争映画というとプライベートライアンのようなドロドロでグチャグチャなイメージで見に行くのもどうも億劫になる。 だけどこの作品は見たことも無い空気を描き出している。 ひと気の無い街から始まり、砂浜に並ぶ人の列、無数の人、水平線上にポツンとある飛行機。戦争という状況下ながら目に映る映像はどこか乾いて空気が流れており、淡々としている。絵画的にも見えるから不思議だ。 そして本作は最近の映画ではありがちな人体破壊描写はおろか、血すら一部を除いてほとんど写らない。しかし本作の溢れ出る迫力、音楽、臨場感は決して劣ることなく、逆に研ぎ澄まされた映像を体験できる。 ストーリーの構成は三つの視点で描かれているが時間の流れが違うので若干わかりにくさがありました。 また一つ一つの話にケレン味のあるドラマはあまり無く、ありのままの事実のような作りが逆に映像と非常にマッチしていたと思います。 戦争映画という僕的にはあまり惹かれないジャンルでしたがノーラン監督は今までの戦争映画にはない新しい世界を見せてくれました。 とにかくIMAXで観て本当に良かったです。
[映画館(字幕)] 7点(2017-09-12 02:10:25)(良:1票)
7.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 
​気付いたら俺は列車の中。残された時間は8分。何度もゲームのように失敗と死を繰り返す。 最近よくある「ループもの」だけど、やっぱり作りが丁寧な作品は新鮮に面白いし、誰が爆弾犯なのか自分で細かな所を探ってしまうのも楽しい。 ただ思っていた以上に真相を掴むのが早く、アッサリしていて推理もあまり無かったのが残念。爆弾がそんな簡単に解除できるのはちょっとなぁ。 でも本作の推進力は8分間の間にある基地のオペレーター達とのやりとり。狭く薄暗い部屋の中で主人公の正体をしるのも謎が謎を呼び面白い。 犯人と自分自身。二つの謎を上手く絡ませていく進行は面白かったです。にしてもこの邦題のテンションと内容があまりにも違っていてなんともかんとも。 ラストの爆破を未然に防ぐシーンは痛快そのもの。そして死ぬはずだった人達が皆笑顔で笑い、助けたい女性とキスをするシーンはジンときますね。 最近よくある題材で、これでもかと気持ちの良いラストで締めくくられるのは最近の映画では逆に珍しいですね。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2017-06-24 12:10:51)
8.  メン・イン・キャット 《ネタバレ》 
​猫になっちゃった! わかる、そんな時もある。だけど人間の俺は死にかけ、しかも俺の会社を手玉に取ろうとする奴もいる!猫になっている場合じゃねえ! という猫メディ映画な訳です。猫のメークイン級のデカさとモフモフ加減がたまりません。そうちょっとふてぶてしいくらいが可愛いのだ。 それでいて現代のCG技術の進歩により普通に猫に見える映像も凄い。もう境界がわかりません…いや、動きがあきらかにオーバーな事がほとんどなのでわかるといえばわかるのですが。思えばCGがここまで進歩した事により、人の言う事を一切聞かない猫という超生物を主役にする事がやっと出来たという事でしょうか。そう思うとCGというものも捨てたもんじゃありません。コメディ部分も猫らしい動きとありえない動きを上手に合わせていてなかなか面白いですし、下品な部分もおしっこ程度で済んでいるのでソコもよかったです。 そう、この主人公嫌な奴ですけど、悪い奴じゃないんですよね。 …まぁ猫の話はここまでにしておいて、ストーリーですが90分未満という超タイトな上映時間のおかげでテンポ良く進んでは行きますが、やはりちょっと急ぎ足です。後半から登場する「猫には九つの命がある」という原題「Nine Lives」の通りな設定が結構サラッと出てきて最後につながる訳ですが、ちょっとその点が非常にわかりにくく。もうちょっと掘り下げても良かったのではないでしょうか。タイトルを張っている割には地味な設定です。 ですが自分の家庭での存在に気付きだんだんと献身的になっていく主人公の心情と、猫の正体を知り元に戻そうとする父思いな娘がたまりません。後半のダンスシーンも可愛かったです。あの奇妙なペットショップの設定も好きですね。 なんだかんだで可愛く、面白かったです。 それと吹き替えにしたら化ける一本だと思うので是非吹き替えでもう一度見てみたい作品でした。
[映画館(字幕)] 6点(2016-11-30 08:27:53)
9.  リピーテッド 《ネタバレ》 
​コリンファース怖っ! 知らなければ良かった!でも知らなければいけない!真実はどこだ! 不気味で不安な雰囲気が常に漂い、誰を信じるべきかもわからない映画が進んでいくにつれて二転三転と登場人物の見方が変わるのでニコール・キッドマンも演技も相まってもうスゲェ怖い!コリン・ファースの影がある、なにをしでかすかわからないの演技も最高です。 コリンファースの正体が誰かわからなくなった瞬間のゾッとする感じはヤバイですね!ヒエエエ! そんなこんなでハッピーエンドでしたが極上の緊張と恐怖を味わえるサスペンスでした。
[DVD(吹替)] 6点(2016-11-23 12:55:58)
10.  ナインスゲート 《ネタバレ》 
​ジョニデのユルい本鑑定 なにか淡々としたサスペンス?ホラー?なのですが、ギャグが多いのと美形眼鏡ジョニデのヌルくユルい演技が相まって非常に奇妙な雰囲気の映画でした。かなりさりげなく淡々と進んでいくので思ったよりアッサリと退屈で、本の不思議があまり伝わらないのと、危険な雰囲気があまりしないのと、とりとめのない無敵守護美人(結局悪魔の使いだったのか?)のおかげでドキドキもせず、やっぱりただジョニデの魅力1つで作品を引っ張っている気がします。 ラストあたりもジョニデが本の魅力に取り憑かれてるようには見えず、なぜあの様な行動に至ってしまったのか不可解なまま終わってしまいました。 結局長く、起伏があるようであまりない、ジョニデだけがとにかく面白いだけの映画でした。
[DVD(吹替)] 4点(2016-11-15 00:14:20)
11.  黄金の七人 《ネタバレ》 
なんともヌルーく金塊泥棒。 甘いメガネの教授とセクシー美女、そしてAで始まる六人組。コイツらそろえば完全犯罪。 洒落た音楽とモンドな町並み、アンテナがクルクル回るチカチカの指令装置やアンテナ付きの銃(なんの意味があったのか)見ていて楽しいアイテムと泥棒ギミック、確かにルパン三世の元ネタと言われたらまさしくその通り。無線オタクまで登場だ。 ちょっとした緊張感や不二子ちゃん的裏切り、警察との駆け引きもあったりして最後まで楽しめました。オチもなんともユルく後味最高じゃあないですか。 若干時代を感じる間延び感はありますが、この時代にしか出せない雰囲気は格別だと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2016-11-06 15:22:06)
12.  フラッド 《ネタバレ》 
なんて水量!なんて力技!なんてパワー! どうやって作ったんだよ!と叫びたくなる、町中がリアルタイムで増えて行く水かさは圧巻!いや、凄い! とにかくどこも水浸し!町中も屋内もボートで駆けずり回り、敵味方が二転三転し入り乱れる大金争奪戦はまさに痛快! ここまで娯楽性を重視して作り上げちゃったら、もう細かい事やドラマなんて必要ないです!それも映画!とにかくそれくらい凄かった! にしても保安官のゲスっぷりといい、モーガン・フリーマンの謎っぷりといい役者もイイ具合にキャラが立っていてとても楽しかったです。 あぁ…映画って素晴らしい…。
[DVD(吹替)] 7点(2016-05-15 23:16:17)(良:1票)
13.  クリフハンガー 《ネタバレ》 
​冬に見ると身も心も凍えるスペクタクル。 なにがどうなったらこんな映画が撮れるのか。そもそもどうやって撮ったのか。本当にスタローンがシャツ一枚で登ってるのか?信じられん。だけど映画マジックでもリアルでもコイツは凄すぎる。テレビでよく聞くテーマソングは本作だったんですね。 冒頭の悲劇のシーン、もうそこのオチは知ってたんだけど、それでもドキドキするし、見てるこちらもビビりまくり。続いて重武装強盗集団(山登りも万全!)との宝探しもスリル満点、連中の稀に見るアルティメットな下衆っぷりは憎たらしさ満点でたまりません。おかげで次々と山とスタローンの餌食になる姿は「ざまぁみやがれ!」と叫びたくなります。シーズンオフだ馬鹿野郎! 見所は鍾乳洞持ち上げ殺し。さすが山岳のプロだからなせる技!(?) 時間も忘れ、次々と変化していく展開に力強く引っ張られていく、スリル満点の作品でした。 叶うなら本作はとにかく大画面の映画館で見たかった…。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2016-03-16 05:37:58)(良:1票)
14.  死刑台のエレベーター(1958) 《ネタバレ》 
​スマートな完全犯罪のはずだった…だけど一つのミスが最悪の展開へ一直線。 エレベーターに閉じ込められた間に、アホなアベックのお陰で事件はあらぬ方向に行ってしまい、見ているこっちも、その愚行に痛々しさを感じてしまう。というかアホにも程があるだろ。 一つ一つの小道具がすべて終始活かされ、偶然の縺れがいい具合のサスペンスを生み出しています。エレベーターに閉じ込められたシーンもドキドキしますし、若者たちのなにをしでかすかわからない無軌道さにもドキドキしました。マイルス・デイビスの音楽と美しいフランスの街並みの中で起こるなんとも残念な連中の犯罪劇でした。面白かったです。 ホント悪い事はするもんじゃないですね。
[映画館(字幕)] 6点(2016-02-16 14:24:01)
15.  その男ヴァン・ダム 《ネタバレ》 
​嗚呼ヴァンダム。セルフパロディだとわかりつつも、その薄い色の画面の中で映る空しき俳優の姿に涙せずにはいられない。序盤はまるでコメディのように見えるが、そのサスペンス的展開に気がつけばどんどん引き込まれていく。仕事がセガールに取られたり、ジョン・ウーの話になったりと笑える所も多い。 ただ、作中の彼はヒーローではない、ただ巻き込まれた一人の哀れで、ちょっと有名な中年だ。お得意のハイキックにド派手な音は付かない。 そんな彼が空くもファンである強盗の一人との説得で人質を全員解放に成功する。ただ彼は死んでしまい。ヴァンダムも理不尽にも捕まってしまう。 彼の真摯な性格と現実とが重ならない。 それでも信頼してくれる家族がいることでヴァンダムは前に向かっていけるだろう…ってこれ、フィクションなんだけどなぁw 笑えて、ドキドキして、切ない映画だった。
[DVD(吹替)] 7点(2016-01-28 19:27:12)
16.  FOUJITA 《ネタバレ》 
僕には高度すぎたのかなぁ・・・。 断片的に見せられる藤田嗣治のパリと戦時中の生活。 日本を代表する画家の一人で、演じるのも結構それっぽいオダギリジョーという事で期待していたが、なんだかコレジャナイ感の強い作品に。 まるで藤田嗣治を知ってるのが当たり前と言わんがばかりにとても断片的にコレといった説明もなく、描いたり遊んだりする藤田。そして日本に帰ってきても、たまに描いて、誰かもわらかない人物が何か言って言われてめ…と、雰囲気は出るけど意図が伝わりにくく、台詞も少なく、静かで長いシーンの連続で非常に眠くなります。画面も暗い画面が多く、役者の顔が見えにくいのも残念。その様なシーンの連続で藤田嗣治という人間が見えてくる前によくわからないまま終わってしまいました。 本来ならこれから先もまだまだ藤田嗣治のストーリーはあるはずなのだがとても中途半端に終わるので結局何を見せたかったのかもわからずじまいでした。 やっぱり僕にはこの監督の意図がよく掴めませんでした。
[映画館(邦画)] 3点(2015-12-02 11:05:47)
17.  マルホランド・ドライブ 《ネタバレ》 
「やべぇ、よくわかんねぇ」…で、済ませるにはこの長い時間が勿体無い。 とりあえず…おっぱい。 おっぱいが良かった。 後は…うーん…おっぱいだ。 もう一つ…なにか。 なにかおっぱい以外のなにか…なにか…(ここで暗転)
[DVD(字幕)] 5点(2015-11-15 01:42:03)
18.  96時間 《ネタバレ》 
「お前が誰か知らない。目的も分からない。身代金が目的ならこれは確かだが金は払えない。だが言っとくが俺には高度で専門的な力がある、長年仕事で身につけて来た力だ。それでお前のような連中を追いつめて来た。今すぐ娘を返すなら見逃してやろう。お前を探し出さない、後を追う事は無い。返さないなら…お前を探し出す。必ず見つけ出し、この手で殺す。」「がんばれ」 そして親父は頑張ってしまった。どっかのバウアーと同じ名前の娘を連れ去られたリーアム・ニールソン演じるブライアンは頑張ってしまったのだ。 その長年仕事で身につけて来た高度で専門的な圧倒的パワーを使い居場所を迅速で冷静に突き止め、邪魔な連中を皆殺しにし、悪い奴も皆殺しにし、ついでに人身売買のシンジケートも潰してしまった。次から次へ悪い奴の在処を見つけては次の場所へ移り、そして本当の巨悪が見えてくるこの過程はとてもテンポが良くひと時も目を離す事が出来ない。そしてリーアム・ニールソンのどこにでもいそうなか弱そうに見えるおっちゃんが次々と悪漢をあの世に送って行く様は痛快そのもの。 もちろん娘の居場所を白状しない奴には情け容赦が無いのもグッと来る。なんせその悪が殺してもいいくらいスッゲェ悪いからこんなにグッとくるのだろう。 そんなこんなでパリの巨悪をぶっ潰しそれなりの幕引きで収まりよく、コンパクトにそしてシンプルに興奮する時間を提供してくれました。面白かったです。 そんで娘を誘拐されたらハリウッドではすなわち「皆殺し映画」になるという事もわかりましたね。
[DVD(字幕)] 6点(2015-10-28 00:54:15)(良:1票)
19.  レオン/完全版
見ようと思いながらもずっとたじろいでいた作品でした。 このどぎまぎしながらも仲良い二人は見ていて良かったですね。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-08-24 23:23:21)
20.  ロシュフォールの恋人たち 《ネタバレ》 
とにかくオシャレ。オシャレに尽きる。音楽も街もこの映画そのものがオシャレだ。 街そのものが舞台のように出来ている。一般人もパステルな色の服で踊るし、みんな恋に夢中。歌いだしちゃうのもそのせいだ。 浮かれた連中しかいないけれど、見ているこちらもなんだかつられてウキウキする。 人にぶつかっても「すいません、恋をしてしまったんです」で済ませられちゃう、素敵な街ロシュフォール。 観るとこの先の未来が明るく見える作品です。
[DVD(字幕)] 9点(2015-06-27 01:25:47)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS