1. 愛と宿命の泉 PART II/泉のマノン
《ネタバレ》 1と2を見ました。田舎の因習と血脈、農家の苦労と欲深さはどの国も同じなんだと思った。まあそれにしても長尺の最後の最後で怒涛の展開が凄まじかった。なんというトラウマ映画を見てしまったのか。リボンを縫い付ける男。リボンと櫛を握って死ぬ男。男の愚かさと悲しみが切ない。 [DVD(字幕)] 7点(2024-02-25 19:16:22) |
2. 白い馬(1952)
《ネタバレ》 退屈さはあるが、白さが際立つ美しい映画に癒されました。馬の疾走感が素晴らしい。終わり方は好きです。途中からそういう終わり方になるんだろうなと予感はありました。 [DVD(字幕)] 7点(2023-10-05 20:21:10) |
3. 赤い風船
《ネタバレ》 なんかいいねこの映画。心が洗われる。ほぼセリフ無し。全年齢層に受け入れられるほのぼのとした短編映画。 [DVD(字幕)] 7点(2023-10-04 19:18:37) |
4. 河(1951)
《ネタバレ》 おそらく原作が良いのだろう、映画も非常に詩的でインドの自然と風俗も織り交ぜられて気高い完成度になっている。長すぎないのも良い。少女達はよいお年頃だが、隣家のインドの血を引く女の子の成熟度が群を抜いている。 今週の気づいた事: インドの美人の顔が皆同じに見えてしまい区別がつかない [インターネット(字幕)] 7点(2023-07-09 20:55:53) |
5. フレンチ・カンカン
《ネタバレ》 やり手のプロデューサーは踊りが得意。自分がフリーメーソンしたショーへの拍手喝采が大好物。 映画は、モーニング娘。の誕生みたいに始まり、段々とAKB48みたいになっていく。 ニニが小柄でかわいい。 かつてのカンカン踊りのダンサーがホームレスになっているのが悲しい。 フランス映画というかヨーロッパ映画にありがちだが、台詞の所々に一々詩情風センテンスを挟むのがうざい。 今週の気づいた事: キャバレー。 [インターネット(字幕)] 6点(2023-07-06 09:50:52)(良:1票) |
6. 大いなる幻影(1937)
《ネタバレ》 つまらない。戦争が紳士の喧嘩と言われたギリギリ最後の戦争、第一次世界大戦。捕虜収容所の話だから仕方ないがほぼどんぱちはない。将校であれば捕虜になっても一応礼をもって遇される。死ぬのは拳銃で撃たれた一人くらいかな。こんなのおもろい訳がない。さらに前半と後半で物語がぶつ切りで2つの短編映画をつなげたようにさえ感じる。逃げ込んだ民家でしばらくの間平和に暮らして。脱走兵なのに緊張感が無さすぎる。平和への渇望も取って付けたよう。いやー退屈でつまらない映画を見てしまった。最後のスイスのシーンだけはすがすがしい。 [インターネット(字幕)] 3点(2023-06-29 14:48:38) |
7. 巴里祭
《ネタバレ》 当時の庶民の風俗がわかる。美しく楽しい映画。ちょっとドリフが入っていて面白い。大作ではない。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-24 20:36:00) |
8. パリ、テキサス
《ネタバレ》 早すぎる結婚は良くないよねって事がよくわかるストーリー。男も女も親族もボロボロじゃん。これもアメリカの一側面なのだろう。 映画として評論するに、不思議なシチュエーションで始まり徐々に疑問点が明かされていき、いい感じで進んでいたのだが、終盤にかけて疑問点を全て話す。謎を残さず、結末もほぼハッピーエンドにしたのはあまりにも素人向け。見る側の想像力を信じてくれないのかい。含みを残してくれないのかい。台詞でなく絵作りで語れないのかい。残念。 まとめ: 金髪だらけ [インターネット(字幕)] 5点(2023-06-22 19:37:53) |
9. 黒猫・白猫
《ネタバレ》 絵づらがばっちい。男どもが皆汚らしくて貧相。特に口が汚い。ストーリーが、面白くない方のナンセンス。日常の中で銃を気軽にぶっ放すセンスの気が知れない。楽団を木に張り付けるってなんなんだ。古い車を食う豚が気持ち悪い。いちおう主人公っぽい若者が魅力薄い。一人だけ綺麗な女優がいたのが救い。だからあえて良い点を挙げれば、その女優としっかりした悪役のダダンとゴッドファーザーの軽快な車。最後のじいさんの「ここには太陽がない」の台詞に完全に同意。 [DVD(字幕)] 3点(2023-05-16 17:44:52) |
10. 離愁(1973)
《ネタバレ》 戦争の悲惨さの一面を切り取った映画。淡々としていて盛り上がりに欠ける。台詞がぶっきらぼうな所が散見されいかにもヨーロッパ映画。ハリウッド映画に慣れてしまうと違和感は増す。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-27 15:47:50) |
11. コーダ あいのうた
《ネタバレ》 いい話だなと思っているうちに終わってしまった。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2023-04-06 15:03:19) |
12. レオン(1994)
《ネタバレ》 後の完全版より私は本作の方が好きです。謎というか設定の不思議さ、説明のなさは感じるものの、説明を得るために映画を見ているわけではなく求めているのは感動です。そういう点から、なんとか2時間未満に抑えながら大感動作に仕上がったこっちに軍配が上がります。 完全版の2時間越えはさすがに長いです。 [映画館(字幕)] 10点(2022-04-16 16:19:36)(良:1票) |
13. レオン/完全版
《ネタバレ》 覚悟はしていたが2時間を超えるとやはり長い。最初の111分版がそれで必要十分な作品だった事がわかる。 133分の完全版を見る事で飛ばされた部分を見ることで不思議だった部分はある程度解消された訳だが、逆に説明過多であせっかいでもある。 説明が多いからって感動が増すとは限らない。説明不足が謎として残り、かえって余韻となる映画があるんだという事がわかる。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-04-16 16:12:37)(良:2票) |
14. ニュー・シネマ・パラダイス
《ネタバレ》 見たのはだいぶ前ですが、いやあ、全くと言って良いほど面白くなかったですねえ。特に成人してからのシーンは全然でした。 [映画館(字幕)] 3点(2022-04-05 10:51:17) |
15. あん
《ネタバレ》 自然の呼吸を聞いて生きることが大切である事を再確認させられる映画。 あんの効いた食べもの食べたくなっちゃいます。 [インターネット(邦画)] 8点(2022-03-28 17:54:03) |
16. ファーザー
《ネタバレ》 まだこの年齢に達していないが、身につまされる様な感触を受ける。 特に、相手に確認し初耳のことが返ってきてもあーそうだったと返事してしまうシーン。複数回ある。認知症でもプライドと忖度のためそういう返事をしてしまうのだろうか。泣けてくる。将来の我が身のことを思い悲しくなる。 見知らぬ男に暴言と暴力を受けるシーン。解釈によってはけっこうブラックで恐ろしい。妄想でなく事実なのでは。そう思うと辛い。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-03-21 18:35:17) |
17. 秘密と嘘
《ネタバレ》 くずな女の振る舞いに、ただただ閉口するしかない、それでも家族は家族だし困ったもんだ、そういう感じを観客と共有する手際が鋭い。 しかし全体像は、取り様によっては話のための話に過ぎない。 果たしてこれを見る必要があっただろうか、時間も長いし見るのに疲れてだんだんそういう辛さがわいてきます。 [DVD(字幕)] 6点(2022-03-18 17:44:39) |
18. さらば友よ
《ネタバレ》 不思議な女に誘導され一部分しか番号がわかっていないのに金庫破りをする辺りが伏線たっぷり。 しかし、肝心の金庫破りシーンが中だるみ過ぎて辛い。 それ以外はスタイリッシュな画面構成と粋な台詞で面白いのだが。 [DVD(字幕)] 4点(2022-03-18 17:02:41) |
19. トト・ザ・ヒーロー
《ネタバレ》 隣の芝生は青い。最後は自己満ながらヒーローになれて(?)よかった。 お風呂の中でぶくぶくするシーンは確かにあった。『パーフェクトブルー』に先駆けること数年前ですな。 [DVD(字幕)] 6点(2022-03-16 20:16:38) |
20. ストレイト・ストーリー
深みのある熟成もののウィスキーをたしなんだような気持ちになれる良作。 [映画館(字幕)] 8点(2018-06-30 16:58:04) |