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にじばぶさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3272
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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【製作国 : ソ連 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  戦争と平和(1965-1967)
私はこれほどまでに苦痛で退屈な映画をみた事がない。 全篇に渡る暗い画面が苦痛を助長する。 もう二度とピエールの顔を見たくない。 そしてトルストイの名も聞きたくない。 失われた7時間。 畏敬の念をこめて0点とする。
[CS・衛星(字幕)] 0点(2020-08-12 07:33:29)
2.  愛の奴隷(1976) 《ネタバレ》 
何を主張したい映画なのか、最後まで理解できず。 革命というものに翻弄される人々を描いていたり、サイレント映画のトップ女優のプライベートを描いていたり。 終わってみて、結局、どの部分に反応したら良かったのか、解らず終い。 何度か鑑賞すれば、もっと深く理解できるのかもしれないが、そこまでの魅力は感じられなかった。
[DVD(字幕)] 3点(2016-09-04 10:50:49)
3.  十月 《ネタバレ》 
10月革命について詳しくは知らなかった。 ネットで調べ、少しではあるが、前知識をもって鑑賞。  帝政ロシアを打倒すべく、貧しさにあえぐ人々が一念発起する。 特にラストの冬宮に進撃するシーンは、映画とは思えぬほどの迫力に満ちている。  こうして社会主義国家「ソビエト社会主義共和国連邦」が誕生したかと思うと、非常に興味深いし、感慨深い。 現在は、そのソ連も崩壊してしまった。  こんなに熱い思いで誕生したソ連が、今はもう無い。 そんな、はかなき思いも感じることのできる作品である。  歴史的出来事を映画化したという意味では、エイゼンシュテインの功績は大きいが、映画として楽しめるかは別。 楽しいというよりも、ただただ、目の前に起きている歴史絵巻に圧倒されつつ、茫然と観続けたという感触。 映画の枠を超越した映画。
[ビデオ(字幕)] 5点(2016-04-11 22:31:49)
4.  機械じかけのピアノのための未完成の戯曲 《ネタバレ》 
これはラストが全て。  そこに到るまでの過程は最悪のつまらなさ。 会話が多すぎる上に、会話の内容もつまらない。 貴族の生活も腹立たしい。 ついでに画質も悪い。  だが、それを一気に挽回するだけのラストが待っている。 階級格差、音楽、哲学、思想、様々なものが存在するが、結局は人を愛する気持ちなのだと。  “愛情”が至上のものであると感じる、渋めの一本。
[ビデオ(字幕)] 5点(2012-09-14 01:37:10)
5.  ざくろの色
色彩と構図だけで勝負したら、この映画の右に出る作品はないだろう。  台詞を排し、時折り入る語りも音声がしぼられており、色彩と構図をひたすら強調した演出も、さりげなく巧みである。  ソフィコ・チアウレリの美しさも鮮烈。 特に、白装束・白塗りの彼女は、神秘的なまでの美しさとオーラを放っている。 目じりが印象的な女優で、もっと沢山の作品で彼女の姿を拝みたかったものだ。  強いて苦言を呈すれば、映像的な美しさと物語としての面白さが両立していないところ。 だがこれは、究極的に色彩と構図に焦点をしぼった結果だとも言える。 それだけ、絵画的美しさに特化した、孤高の作品だった。
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-27 00:38:52)
6.  四季(1969)
本作は、ユーリ・ノルシュテインがアニメーション監督として参加した作品。 無言劇で、一切セリフがない。   ユーモラスでいて幻想的なユーリ・ノルシュテイン作品とは異なり、本作はただひたすら芸術作品的なアニメーションである。  セリフがない分、あの愛くるしい登場人物たちの声を聞けないのが残念!  四季折々の景色の中を、流れるように進んでいく展開は、確かに美しいことは美しいが、ノルシュテインのユーモラスさと独特の寂寥感みたいなものが感じられないのは少々不満かなぁ。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-03-27 04:59:46)
7.  ケルジェネツの戦い
色鮮やかな作品ではあったが、ノルシュテインのモノクロ作品に感じられる、あの独特の幻想的な雰囲気が感じられない。  『霧につつまれたハリネズミ』の様な不思議な空気が感じられない。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2011-03-23 02:36:31)
8.  25日・最初の日 《ネタバレ》 
「十月革命」とやらを調べてから観ないと、何ら意味の分からない作品。 なので、世界史を全く知らない私は、「十月革命」を調べた。 そしてそれから鑑賞した。  ううむ、なかなかの国威啓発映画だ! 赤い旗がまぶしく光り、資本主義を凌駕する初の社会主義国の誕生を華々しく描いている。  ソ連が崩壊した今、それは幻となった・・・ 今となっては、なんと皮肉で物悲しさに満ちたアニメだろうか。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-23 01:49:59)
9.  話の話
終始セリフは少なめで、より詩的な色合いが強く出ている中篇。  オオカミがこれまた愛嬌のある顔をしていて、それでいてどことなく哀愁が漂っている。 このオオカミが人間の赤ちゃんをあやすシーンなんか、ぐっとくるものがあった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-22 10:00:51)
10.  愛しの青いワニ
監督デビュー前のユーリ・ノルシュテインが、アニメーターとして参加した作品らしい。  作品全体の雰囲気は、ユーリ・ノルシュテインの監督作品と似ている。 だけど、何だか切ない気持ちというか、侘しささえもおぼえる後味。 コーヒーの苦味の様な、まさに大人の香り漂うアニメだ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-02-25 01:54:20)
11.  霧につつまれたハリネズミ
ストーリーをメインに主張するのではなく、あくまでアニメーションとしての特徴を活かし、幻想的な映像を全面に押し出して表現しているのが素晴らしい!  ハリネズミの表情や声色が、これまた愛嬌とミステリアスな雰囲気を醸していて、味わい深い。  本作で立ち込めるその幻想的な霧たるや、アニメ版『雨月物語』と評したい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-24 01:51:57)
12.  アオサギとツル 《ネタバレ》 
切ないねぇ~。  男女のすれ違いの話。 素直になれない、嫌いになれない。  色恋はタイミングが全ての鍵を握っている。 ラストも、ほろ苦く切ない。  だけど、こんなことを延々とかけ合っている相手が居るだけでマシなのかも! 真の孤独よりはマシなんじゃないかな?
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-02-12 02:17:07)
13.  キツネとウサギ
紙芝居を観るような面白さ! ほんわかとした気持ちになれるラストが良い。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-02-12 02:12:10)
14.  スラム砦の伝説
寓話めいたというか、宗教がテーマになった呪術的な内容で、パゾリーニの描く世界を想起させるが、パゾリーニの映画ほどに刺激も面白味もない。  “セルゲイ・パラジャーノフの映像魔術”とかいう謳い文句の書いてあるビデオテープをレンタルしてきたが、特に映像面での芸術的な感動も得られず。  これで未見の『ざくろの色』に対する期待度も、一気に降下した気がする。
[ビデオ(字幕)] 2点(2010-12-04 23:39:45)
15.  鶴は翔んでゆく
戦争映画は見飽きた感があって、これもありきたりなストーリーなのだが、その描く世界観は実に真面目である。 その戦争悲劇に対する真摯な描き方に対しては、敬意を表したい。
[ビデオ(字幕)] 5点(2010-11-21 23:05:29)(笑:1票)
16.  SOS北極.../赤いテント
話としては面白いが、北極探検に参加したからには(時代的背景や諸事情によって参加せざるを得なかったという場合は違うが)、リスクも承知なわけで、遭難事件が発生し、それに伴い悲惨なことが起ったとしても、それは好きでやったんだから仕方ないでしょ的な思いが、どうも頭から離れなかった。 雪山の遭難でもそうだけど、危険を承知でそういった場所に挑んだ人間達が、どんな苦悩に苛まれようと、それは我々の知ったことではない。
[DVD(字幕)] 6点(2010-01-26 01:23:09)
17.  女狙撃兵マリュートカ 《ネタバレ》 
よくある、捕虜にする側と捕虜となった側との、男女のロマンスを描いた内容だが、性別が逆で、捕虜にする側が女性で捕虜になる側が男性という設定である。  この二人がやがて恋に落ちるであろうことは容易に予想がつくが、その先があった・・・  組織に忠誠を尽くし、愛する男さえも自らの手で射殺。 “狙撃兵”として、最後まで己のポリシーを貫き通した。 だがそこには虚しさしか残らない。 愛が、この世で一番重いものだと、痛烈に訴えかけるラスト。  男女がお互いを愛し合っていたとしても、文化や思想を異にする場合、男女の仲というものは、一筋縄ではいかない。 お互いを愛し合っていることを、お互いは確かに感じているはずなのに、どうにもならない悲劇的な結末を迎えてしまう。 そういった、愛というもののもどかしさ、難しさを痛切に感じた。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-12-23 00:12:10)
18.  黒い瞳
監督のニキータ・ミハルコフは相変わらず巧い。 最後の余韻の残し方なんて半端なし。 観た後も、あのオチのことを考えてしまった。 マルチェロ・マストロヤンニが演じたいい加減な男が、ロシア人女性を裏切ったことによって、幸せになれた誠実な男。 これは何とも皮肉。 この事実を、この誠実な男が知ってしまったら、どうなるんだろう・・そう考えてしまった。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-12-16 00:07:45)
19.  アシク・ケリブ
映画というより、芸術作品たる絵巻物を観た感覚だ。 セルゲイ・パラジャーノフという監督は、いわゆる映画監督としての才能というより、単純に芸術家としての才能をフィルムに発散している。 映画監督してみると、このようなスタイルの作品を連発されても、正直飽きがくるようにも思うが、ラストで“アンドレイ・タルコフスキーに捧げる”と出てくるように、タルコフスキーのような孤高のスタイルを貫徹する映画監督がいてもいいのかもしれない。 そう思えてしまう程、圧倒的な芸術的美しさ、完成された様式美を持った作品である。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-12-13 14:56:58)
20.  ピロスマニ
ピロスマニは実在した画家だったんですねぇ。 巧い画ではないのかもしれないが、グルジアの人々の生活が生々しく伝わってくる生きた画であった。 映画そのものについて言えば、ピロスマニという画家についてあらかじめ知っていた方が断然楽しめるかと思う。 やや暗めの映像がかもし出す雰囲気は、まさに絵画的で、寒々しいグルジアの風景と相まって、異国情緒をたっぷり堪能できる作品である。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-11-28 16:51:25)
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