Menu
 > レビュワー
 > だみお さんの口コミ一覧
だみおさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 650
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : ソ連 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ストーカー(1979) 《ネタバレ》 
すっと前から観たかったけど、どこの店にも置いてなくて、宅配レンタルを試みるも貸し出し中続き‥ そんなわけで長い期間お預けをくらって諦めた頃に、TSUTAYAの発掘良品に! 嬉しいチョイスに飛びついてレンタル。 ようやく鑑賞できる喜びのわりに、あまり物語にのめり込んでいけませんでした。 「その部屋に二人同時に入って、一人は世界平和を願い、一人は世界制服か世界滅亡を願ったら、どうなるの⁇」とか「二人が、自分自身は幸せになることを、そして互いのことを不幸になるように願ったら、どうなるの⁇」とか、そんなことばっかり考えてしまったのです。『どんな願いも叶える』なんて話が出されると、どうしてもそういうことを考えちゃいます。 で、そういうところの何かがオチとして用意されてるのかなーとか思ったりもしたのですが、それはなかったものの、ゾーンから帰還して大金を手にした人物がなぜ死んだのかを知った時、ちょっとしたガチョーンでした。 僕はその部分だけとっても印象に残りまして、『深淵を覗くと深淵は貴方を見つめ返す』とかいう言葉を思い出して頭ぐるぐるしていました。 「自分が本当に一番欲しがっているのは、実は何なんだろうな〜?」と思ったりもしました。お金は普通に欲しいし、あればあっただけ欲しいですから、大金入れば喜びまくりますけど、その願いが僕の他の何の願いを阻止したら死にたくなるかなぁ〜? そういうことを考えられたので、観て良かったとは思ってます。ただ、僕が感心したことだけを伝える映画なら、大金手にした人物が主人公で数十分の短編で描けそう。というわけで僕にはかったるく無駄な時間も多く感じられたので5点どまりです。
[DVD(字幕)] 5点(2015-07-10 21:29:36)
2.  戦艦ポチョムキン 《ネタバレ》 
「一人はみんなのために みんなは一人のために」この言葉、なにかにつけよく聞くなと思っていたのですが、この映画で連呼されるとは・・・。『三銃士』に出てくる言葉なんだそうですね。もともと良い言葉だろうし、素直な善人ばかりの小さなグループならば通用する誓いかもしれないけれど、価値観が多様化し過ぎて何が正しいことなのかもハッキリ分かりづらい社会においては、乗り切れない言葉だなーと思います。ただ映画の発端自体は、ウジのわいた腐った肉のスープに満足の意を強要される理不尽にあるので、こういうことにはきちんと怒ることが出来るのが正常だと思います。日本では怒りを表現すると正当な怒りでも「大人げない」なんて言われかねないですが・・・。水兵たちの当然の怒りが民衆に通じて良かったですが、現代社会でまじめに考えると「水兵たちの主張は事実なのか?」という第三者の冷静な疑問の余地や、「私なら文句言わずに働きますぜ」と仕事にあぶれた人々が混ぜくったりや、新聞やテレビの思惑忍ばせた記事に簡単に誘導されちゃう人々や、デマを流したりそれを鵜呑みにする人々などで、この映画のような単純構造には落ち着かないんだろうなーと、そんな冷めた気持ちで鑑賞していました。今や民衆そのものが「勝ち組」「負け組」「格差社会」とかに踊らされ一体化できない時代だし・・・たしか『蟹工船』の紹介でこの映画が取り上げられた記憶が・・・。けれどオデッサの階段の逃げ惑う人々に添って流れるカメラワークにかなり引き込まれました。作られた時代を考えると、あのシーンの演出はかなりスゴイと感じます。
[DVD(字幕)] 6点(2012-05-03 00:49:26)
3.  機械じかけのピアノのための未完成の戯曲 《ネタバレ》 
高校生の頃、たまたまNHKで放送されて観たのが最初です。上流階級が退屈な日常を延々と綴るつまらなさ。同監督の「オブローモフの生涯より」も、つまらない人間の日常を淡々と綴るけれど、「機械じかけの~」はその無駄な時間を共有した後にこそ得られるものがあります。ラストに主人公の感情が爆発する様に共感でき、夫婦ふたりの画が胸を打ちました。
[地上波(字幕)] 6点(2009-11-03 02:26:11)
4.  惑星ソラリス 《ネタバレ》 
面白いとは思いません。下手に他人に勧める映画でもないと思います。けれど、僕はこの映画を見たときのショックをずっと忘れることができません。映像では表現されない「ソラリスで見たもの」を語る飛行士がネクタイを緩めるシーンから引き込まれました。何か気味が悪く、そしてとても淋しい気持ちに襲われる映画です。そんな世界からやっと帰還した主人公を取り巻く地球の自然の景色に、とても心が癒されて、織田裕二と同じセリフを言いたくなるのだけれど、最後の最後にどうしようもなく鬱になりそうなほどのラストパンチをもろに受けて立ち上がれなくなる感じでした。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-11-03 01:46:08)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS