1. PLAN 75
◇共感と考えさせることがゴールなのだろう、だから映画の終わりではこの制度に対する評価は語られない。いま50代の私は、対象者と見送る側の両方の気持ちの変化に揺さぶられた ◇すべての制度は、最大の幸せに寄与し最小の悪意に留め、最小の事務手続きが成り立つかを天秤にかける。登場人物の感情にはリアリティがあり共感したものの、制度の実現性がなかなか難しく、そこに懐疑的な気持ちが残ったままだったため、少し消化不良になってしまった ◇この作品や「月」など、磯村勇斗さんは社会課題の作品によく出ていますね [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-12-18 07:05:51)(良:1票) |