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あにやん‍🌈さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2517
性別
ホームページ http://coco.to/author/aniyan_otakoji
自己紹介 レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。
映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。
これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。.

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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  鉄道員(1956) 《ネタバレ》 
また私事から始まりますが、2ヶ月ちょっと前に父を亡くし、9日前に愛猫を亡くし、家に一人ぼっちになりました。思えば母を亡くした29年前、それよりもう少し前から家族はどんどんと変容し、壊れ、そして今に至ってとうとうここまで来てしまったんだなぁ、って。そんな私の目に、この映画は大変ツラいです。時の流れの中に入り込んだ様々な要素が家族を翻弄し、形骸化されたものすらも維持できなくなってしまう。それらは、本当は家族一人一人が少し互いを気にかけていれば済む事だけれど、それができない、同じ空間で顔を突き合わせながら距離を置き、隔たってゆく、それが実体験にシンクロして大変リアルに響いてきました。この映画の父親には最後に救済が与えられた上で終わりがやってきます。だけど、この家族にはもう決してそれまでと同じ日常が幸せに続いてはゆきはしないと。この時代のイタリア映画には何か言い様のない芸術の血が流れているみたいで、その淀みない語り口はガッチリと心を捉えて離しません。映画に教えられる事、取り戻す事はできないけれど気付かされる事。時としてそれは思った以上に大切なものなのかもしれません。
[映画館(字幕)] 9点(2010-04-19 13:17:41)(良:1票)
2.  テンタクルズ 《ネタバレ》 
 CSで放映していたので久しぶりに再見。今見ると実は意外にしっかりしてるところはしっかりしてます。  水中撮影やヘリコプターショットにちゃんとお金かけてる、って事もありますが、撮り方、見せ方に工夫があって。   冒頭、赤ん坊が犠牲になるシーンでは母親が目を離した隙に海辺に置かれた乳母車が忽然と姿を消す、その一瞬の見せ方が上手くて。  主人公の妻が戻らない知人達を捜索しに海に出るシーンでは船上の妻の姿を超望遠でアップからロングまで長回しで捉え、その妻が犠牲となってしまった後、今度は入港してくる警察の船と集まってくる野次馬をロングで捉えた上で港で過ごす主人公の元まで寄る長回しが先の映像と対になっていて、上手く出来てるなぁ、と。   弦楽器が奏でるテーマ音楽は予兆や犠牲者が出るシーンでは断片として細かく分断され、タコが襲い掛かるサスペンスを描くヨットレースのシーンで繋がった形で明確なモチーフとなる、ってあたりも良い感じで。   でも脚本と肝心のタコの映像がメタメタなのでダメダメな映画になってしまいました。   物語はシュールです。事件を追う記者と警察、事件の原因となったと思われる海底工事を行った会社の社長、それぞれがただ存在するだけ。何か具体的に明らかになったり、解決に乗り出したりという事は一切無く、なんのために出てきたのか意味不明、ただ状況を描くための要素として散りばめられているだけの存在という。近しい人々が次々犠牲になってゆくあたりはドラマが盛り上がりそうな要素なのですが、これもただ死んでしまったという状況があるだけ。そして、それらはクライマックス前に退場、あとは取って付けたような2匹のシャチによるタコ退治が描かれて幕という。エピソードの繋がりが殆ど無く、よくもこんな脚本を元に映像が撮れたなぁ、とヘンな感心。   そしてタコはただのタコです。大きく見せる努力ほぼ無し。しかも具体的に人を襲う画、犠牲者の画がありませんから何がどう恐いのかすら不明。辛うじて水分を奪われてしまうと説明はされるのですが。メインなハズが存在感無くて可哀想なモンスターなのでした。  でも少なくとも、日本人から見たらちょっと美味しそうでしたよ。
[映画館(字幕)] 3点(2003-11-23 01:08:53)
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