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1.  ソドムの市(1975)
これは、あきらかにパゾリーニの個人的な趣味嗜好。プライベートビデオとして自分で観て楽しむ分には文句は言えないが、金を取って人に見せるような代物ではない。
1点(2003-10-09 03:01:25)
2.  青い体験(1973)
頭の中は「ソレ」でいっぱいという、性に目覚める年頃の少年の描写がなかなかでした。「色っぽいお手伝いさんを雇うと仕事も勉強もおろそかになる。」という教訓にも含まれています。
5点(2003-08-26 05:52:39)
3.  世にも怪奇な物語
オムニバスというのは、作品の出来が皆ある一定の水準以上であって、バラつきがないのが、前提条件で、そういう意味で3作ともそれぞれの監督の作風が出ていて合格点に達している。好みもあると思うが、最初から最後まで楽しく観ることができた。
8点(2003-08-15 06:04:20)
4.  ブラザー・サン シスター・ムーン
どんな宗教も、必ず、現実離れのユートピア思想というか、現実逃避の側面を内包しているものです。まして宗教的な環境に身を置いたことのある人なら、なおのこと、そのことに気づくはずです。ただ、この作品は、そういった場所から、少し離れたところにあるのではないかと思います。もっと自然で、もっとシンプルな、清く貧しく美しい日常的な生活に根ざしたものではなかったかなと思います。
8点(2003-07-31 05:11:10)
5.  ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版
「メークがショぼい。」とか「怖くない。」とかのコメントも散見されるが、リアルタイムで観ていない人が、今、見ればたしかにそういう感想を持つのは仕方ないのかもしれない。この映画は1978年の作品で、その後のゾンビ物のたたき台になった記念碑的な映画なのです。家屋でいうと基礎。木に喩えると根っこの部分。花も咲かないし、実もならない。でも公開当時を知る者にとっては充分なインパクトでした。
8点(2003-07-26 05:46:27)(良:1票)
6.  デモンズ
プロットは「ゾンビ」とほとんど同じだが、なかなか面白かった。行動も機敏だし、伝染病のように広がっていき、やがて逃げ場が無くなる。BGMのハードロックもマッチしていた。設定が映画館というところが味噌。
7点(2003-07-26 05:21:19)
7.  デカメロン
オムニバス形式で、色々なエピソードが散りばめられている。「女房を馬にする話」などちょっとエッチな話も・・・。名のある俳優は出てこないが、当時の風俗や人々の生活をうかがい知ることができて、なかなか面白かった。パゾリーニって、個性的。
7点(2003-07-26 05:07:59)
8.  サスペリア(1977)
津軽三味線にも似た耳障りなゴブリンの音楽。不安な顔をしたジェシカ・ハーパーが泳ぐプール。天井を這いまわる蛆虫。カーテンの向こう側の影と異様な鼾。壁に描かれた青いアイリス。深夜の女子寮に響く廊下の足音。観たのは、ずいぶん前になるけど、独特の雰囲気があって、けっこう怖かったのを覚えている。
7点(2003-07-13 17:12:03)
9.  荒野の用心棒
あの暑苦しいポンチョを着ているのはそれなりの訳があったのですね。ララミー牧場、荒野の用心棒、このころのイーストウッドが一番良かった。
7点(2003-07-12 00:42:01)
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