1. マレーナ
《ネタバレ》 少年の妄想と欲望が大爆発でした。ストーキングはもはやトルナトーレ監督の十八番か。シチリア島の映像とモニカ・ベルッチは美しかったし、モリコーネの音楽も良かった。ただリンチシーンは気の毒で正視できませんでした。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-02-01 00:14:39) |
2. ライフ・イズ・ビューティフル
親子の関係の描写と物語の背景の重さとのギャップがすごすぎてラストシーンまで違和感を拭えなかった。感動作ということでかなり期待して観ただけに残念。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-01-28 22:43:51) |
3. 海の上のピアニスト
《ネタバレ》 映像が美しい。ストーリーもファンタジックで自分好みだった。乗客の少女への恋のシーンはちょっとストーカーチックなところがトルナトーレ監督ならではといった感じ。ただ最後の船爆破シーンはやりすぎだと思った。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-28 21:34:55) |
4. 道(1954)
うーん、名作中の名作ということなので期待して観たのですが、どこで感動したらいいのか良くわかりませんでした。人生経験が足りないのでしょうか。 [ビデオ(字幕)] 4点(2007-01-27 01:05:41) |
5. パッション(2004)
とにかく痛々しい。観てるこっちまで痛くなりそうだった。面白おかしい展開は全くなかったが、非クリスチャンとしてはキリストの受難とはどういうものなのかをお勉強(追体験?)することができたのがよかった。モニカ・ベルッチ美しすぎる。 [DVD(字幕)] 6点(2007-01-23 00:35:54) |
6. ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版
《ネタバレ》 今から5年前ビデオをレンタルしたのが初見です(今はDVD持ってますが)。エンディングの後しばらく涙が止まりませんでした。本当に切なく美しく、トトのそれだけでは無く観た人自身の「人生」について考えさせられる映画だと思います。トトがエレナそっくりの少女をみて後をつけるシーン、何十年経っても報われなかった恋への未練が断ち切れない様が切ない。エレナと再会でき誤解が解けても「私達にあるのは過去だけ」と言われたシーン、取り壊される直前の映写室でエレナの「私を捨てないで」のメモを見つけたシーンも観ている方は本当に切ないですが、逆にトトは再会で何か吹っ切れたのかもしれない。その流れからあのラストシーン。「キスシーンに象徴されるもの」をトトの人生から奪ってしまったアルフレードがこうやってトトにキスシーンを返してあげるなんてなんて皮肉なことだろうか。初見のときは「アルフレードはひどいことするなあ」と思ったのですが、今となってはアルフレードがなぜあのような行動を取ったのか、共感はできませんがちょっとだけ分かるような気がします。もちろん故郷に戻ってきたトトを暖かく迎えてくれた、年老いたお母さんの描写も心にしみます。 余談ですが私が映画館通いが趣味になったのはこの映画を観てからです。よく「映画好きのための映画」と言われますが私にとっては「観た人を映画好きにする魔力を持った映画」です。 [ビデオ(字幕)] 10点(2007-01-22 13:15:51)(良:1票) |