1. 乙女の祈り
切々と綴られる思春期の少女の葛藤、絶望。それにしても日記を一つの軸としながらも、ある種の恐ろしさを感じた。ただ説明を多く必要とするであろう手荒い?作り方ものめり込むほどではなかった。終幕へ向かいおどろおどろしさを感じながらも、結局ラストの字幕による説明だけが全てだった気もする。実話であることに全て意味がある。 [DVD(字幕)] 6点(2008-09-18 02:55:22) |
2. ラスト サムライ
やっぱり「娯楽作」の評判は拭い切れない。ラストサムライという題名こそが鑑賞せずして批評に大きな壁を作っていることを物語っているとさえ思える。スポットライトを浴びるべき人間の生き残り方のうまさ?や、登場人物の感情の覆し方などには突っ込むところが多すぎて、最後には脱力感さえある。もちろん壮大な合戦風景や、渡辺謙や真田寛之、小雪といった見慣れた俳優の頑張る姿、トムクルーズの日本語など、楽しむべき所もあるだろうが、良くも悪くも意外性がないのである。それは心動かされないこととイコールでもある。 [DVD(字幕)] 5点(2008-05-11 20:01:16) |
3. 世界最速のインディアン
後味がとても清清しく、重苦しさが全くない爽快な映画。ロードムービー的な要素もさることながら、その土地土地で出会う個性あふれる”いい人”たちがとても安心感のあるエッセンスになっている。クライマックスはアッサリした感じもあるが、実話だからこそ、文句はない。実話だからこそ、強大なメッセージ性があるし、年老いて色んな苦難を抱えても自分の夢を追い求める姿には脱帽。「夢を見ない人間は野菜と同じだ」。妙に心に残った一言だった。アンソニー・ホプキンスにも拍手。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-11 00:58:53) |
4. キング・コング(2005)
野獣か動物か。普遍的に描かれる人間とキングコングの心の触れ合いを軸に持っているが、近代SF超大作として、CG技術を初めとした映像は迫力満点。ただ、個人的には無理矢理だなぁと、ちょっと嘲笑せざるを得ない展開だった感は否めない。もちろん、映画とはそういうものであり、物語とはそういうものであるので、これを見ようと思った段階で、最高の得点は7点あたりだったのだろう。必要なかった中途半端なラブストーリー的要素に-1点。 [DVD(字幕)] 6点(2007-02-05 05:39:24)(良:1票) |
5. ロード・オブ・ザ・リング
続きが気になる!!だけど、楽しめました。久々にファンタジーな、冒険な、映画らしい映画をみたような、、丁寧な映像と音楽、満足! [映画館(字幕)] 7点(2002-04-21 05:21:29) |