2. ブラックアダム
ラインで”本作”を観た人間がネタバレ三昧大放出! ったく…おいおいおい!…いい加減にしろよ! 本当は「マッドゴッド」に行きたかったんだが、ネタバレ作品じゃないだろうし、先にネタバレ厳禁なのを観る事にした。 って事で、昨日は朝から映画に。 ――ブラックアダム(2022) 結論から言うと(俺的には)超面白かった! ただし、以下の項目で共感できる人間ならって意味で。 01:アメコミが(DCやMARVEL別け隔てなく)好き。 02:ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカットが好き。 03:ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結が好き。 04:シャザム!はどっちかと言うと面白かった。 当然(最新映画では)ネタバレが書けない! むしろ俺はネタバレを聞いたんで少しオコ!もう、プンプンだから書く訳にはいかない! だから、本作で思った事を少々書いてみようと思う。 まず…作品的に面白いなと思う箇所が多かった。 本作の舞台となる国家様相が今までのヒーローモノと明らかに違う。 ヒーローがJSA(ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ)で組織されていても「問答無用にヒーローが介入できない国家」も存在しているのが新たしい切り口だ。 その複雑な国家関係が、MARVELで絶対守護機関だった「S.H.I.E.L.D.(シールド)」と聊か違っていて、この辺りも捻られてるな、と思った。 その辺りはザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結でも描かれてたが…ワンランク上の表現だったねー。 まぁ、ネタバレが書けない(←シツコイw)んで、少し思った事。 * * * コレはあくまで俺の感想だけど… 今までのヒーローと違って今回の(ダーク)ヒーロー「ブラックアダム」は「目力」っつーか、目の演技っつーか表情が上手いな、と思った。 俺の知る限り、闘いの中で「目力を持ったファイター」はブルース・リーだけだ。 屈強なファイターが今や映画界には沢山いる。 過去のジャッキー・チェンもそうだし、イコ・ウワイスやドニー・イェン、そしてトニー・ジャーもそうだ。 けど、目力だけでも攻撃性を感じさせる…ブルース・リーに迫るファイターは居ない。 断言するが…絶対に居ない! まず、これは実際に格闘が強い・弱いの意味ではない。 眼力をちゃんと感じさせるファイター!って意味で。 眼で(も)闘う戦士…いや、リーなんか睨んだだけで相手に(既に)何割か攻撃してるイメージだもんな…マジで。 そんな佇まいを、アレだ。 本作でドウェイン・ジョンソン(ロック様)から感じた。 よく考えりゃ、プロレスの時から「眼の演技」は得意だったもんね。 いや、本当に(俺的には)ドウェイン・ジョンソンはカッコいい戦士だなーと思った。 いや、若干…強引かも知れないけどね。 あと、JSA(ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ)の構成がいい。 今回は”地球内”ヒーローのカテゴリーだったから、ラインナップは(新規売り出しもあり)仲間内はこんな感じ。 ガキの頃から好きだった「ホークマン」と…あとは名前くらいしか知らない「アルバート・“アル”・ロススタイン」、「サイクロン」らが登場。 そして、特筆は「ドクター・フェイト」だ。 演技力の高さと安定度が堪らなく素敵で、渋い演技を魅せつけられた。 やっぱ、ヒーロー映画に演技派が一人は居ると…やっぱりグーっと作品が締まるね。 んで、ネタバレ厳禁だったので、なるべく情報を頭に入れないまま映画に挑んだんだけど… 映画を「あれ?…ピアース・ブロスナンに似てるなぁ…」と思ってたんだが、「いや、年食い過ぎか?声も老人だし…」と別人過程で観ていた。 だが、エンドクレジットで「おお、ピアース・ブロスナンやんかっ!」とビックら仰天! いい役者になったなぁブロスナン! ソンなコンナでネタバレ無しだったら…この程度になる。 ただ、ブルース・リーに迫るだろうドウェイン・ジョンソンの眼力と…MARVELに迫ってゆくDC映画の追従が楽しみだ。 両社のパワーバランスが(コミックと同じように)均等になったら…アベンジャーズよりも凄いクロスオーバーが生まれると信じている。 よーし、楽しみだ! アメコミの明日はこれから! タランティーノが喚いてもこれからだ! . [映画館(字幕)] 8点(2022-12-08 07:36:07)(良:1票) |