1. 世界最速のインディアン
ひたすらに前向きな内容。いまだかつてこんな映画を観たことなかった。 ただただバートという人物の人柄と都合よく無償の善意で手助けしてくれる人達との交流を扱っているだけなので作劇という視点では全く芸は無い。普段なら迷わず0点評価を下してしまうところなのですが、こんなお伽話のような話が実話だなんて・・・。 同じ現実世界に生きる者として、とんでもない勇気をもらえました。 物語としての評価など度外視して異例の満点。 ただ、彼の齎した結果はおそらく膨大な知識と経験と努力によるものであって、その描写が希薄であるのには一抹の不安がよぎる。自分は既に下手な勘違いをするような年頃ではないので構いませんが、無闇に希望を与えてしまうようなことは受け手によって危険なことにもなり得ますからね・・・故にそこからマイナス2点。 [DVD(吹替)] 8点(2007-11-16 18:52:23) |