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かっぱ堰さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1299
性別 男性
自己紹介 【名前】「くるきまき」(Kurkimäki)を10年近く使いましたが変な名前だったので捨てました。
【文章】感想文を書いています。できる限り作り手の意図をくみ取ろうとしています。また、わざわざ見るからにはなるべく面白がろうとしています。
【点数】基本的に個人的な好き嫌いで付けています。
5点が標準点で、悪くないが特にいいとも思わない、または可も不可もあって相殺しているもの、素人目にも出来がよくないがいいところのある映画の最高点、嫌悪する映画の最高点と、感情問題としては0だが外見的に角が立たないよう標準点にしたものです。6点以上は好意的、4点以下は否定的です。
また0点は、特に事情があって採点放棄したもの、あるいは憎しみや怒りなどで効用が0以下になっているものです。

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1.  チャンス! メイドの逆襲 《ネタバレ》 
中米パナマのブラック・コメディである。汚い虫関係が嫌いな人や犬好きの人は見ない方がいい。 物語としては富裕層に虐げられた家政婦2人が反乱を起こす話になっている。復讐劇として期待するとすっきりしない終わり方だが、とりあえずの現状打破により、反乱を起こした側にも起こされた側にもそれなりの解放感があったということか(よくわからない)。 現地の実情として富裕層と貧困層の格差は大きいだろうが、それぞれにいいことも悪いことも起きるので、貧困層でもいいことが全くないわけではない。ただし一攫千金というより好機をつかんで生かすことが大事であって、そのために政治的自由や教育面での機会平等が確保された社会であってもらいたい、ということならわからなくはなかった。  以下その他雑記 ・撮影場所は主に首都パナマ市らしい。DVDと携帯電話があるので劇中年代は製作時点そのままと思われる。今どき白黒テレビかと思ったのは家政婦用(厨房に設置)であって、他は貧民街も含めて全部カラーのようだった。 ・原語ポスターでは「LOS TRAPOS SUCIOS SE LAVAN EN CASA」と副題のように書いてあるが、これは「汚いぼろは家で洗う=内輪の恥は人目にさらすな」という意味であり、日本でいう「家政婦は見た」的な性質もあったらしい。 ・夫の実父は貧困層から軍人として成りあがったが、米軍のパナマ侵攻(1989~90)の結果として軍隊が解散させられて失職したらしい。現在のパナマは隣国コスタリカと並んで軍隊のない国ということになっているが、政治面では軍事独裁から民政に移行したので夫も選挙に出られたということだ。 ・パキータという人物は隣国コロンビアからの出稼ぎらしい(演者もコロンビア人)。息子がゲリラ兵にされるというのが、当時まだ活動中だった「コロンビア革命軍」のせいだったとすれば、給料をもらうために大げさな話を作ったわけでもない。なお終盤に出ていたダリエンDARIENという地名は、現在はコロンビア方面から来る不法移民が通過していく国境地域として有名である。 ・「キャンディ」の末路はダニと同じだったという皮肉のようで、個人的には失笑させられた(うわーやりやがったーという感じ)。ちゃんとみんなで埋葬もしていたので心ない映画でもない。エンディングの最後には「この映画の製作中、動物は一切傷つけられませんでした。ダニを除いて。」(Ningún animal fue lastimado durante la realización de esta Pelicula, excepto las garrapatas.)と書いてあったので一応良心的だ。
[インターネット(字幕)] 5点(2024-08-03 09:12:42)
2.  スターシップ9 《ネタバレ》 
製作国はスペインとコロンビアということになっている。役者はスペイン人だが撮影はコロンビアが中心らしい。 ジャンルとしては一応SFといえなくはなく、冒頭をALIEN(1979)風の映像にしてそれらしくみせている。背景設定としては近未来、地球の環境悪化で人類の存続が危うくなり、別の惑星に移民しようとしている状況が語られている。移住先は字幕によれば「GJ909」とのことだが、これが現実にあるGJ909とすれば惑星ではなく恒星ということになる(三重星系)。距離は35光年くらいらしく、一応は近傍の恒星という扱いではあるようだが、もっと近いところにないのかとは思った。 その恒星系に人類を移住させるため、10人の男女が実験体にされて人生を犠牲にするはずだったが、その1人だった主人公がたまたま出会ったエンジニアに助けられ、最後はかろうじて未来に希望をつなぐことができたということらしい。あるいは、たまたまでもなく初めから狙っていたところもあり、途中の波乱はあったが最終的には当初想定を上回る結果が得られたようでもある。感動するかどうかは別として、一応のハッピーエンドらしい結末にはなっていた。  しかし落胆要因として、どうせVFX満載の超大作などではないだろうと最初から思ってはいたものの、意外にも予想をさらに下回る小スケールのSF映画になっている。その点の不足を人間ドラマの充実でカバーしてもらえばよかったが、序盤で真相が明らかになってからも大した盛り上がりもないまま終わってしまう。変にアクションで見せようとする場面もあったが、場所柄のせいで麻薬組織の武装要員に追いかけられるだけのようでスリリングでもない。 個人的にはあまり褒める気にならない映画だったが、悪名高いコロンビアのメデジンという場所が見られたのは有益といえなくはない(首都ボゴタでの撮影もあったようだが)。また黒い眉が印象的な細身の主人公と、それなりの年齢だろうが艶めかしさを失わないカウンセラーの女性が目を引いたというところに少し点を入れておく。
[インターネット(字幕)] 5点(2020-12-12 08:26:46)
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