Menu
 > レビュワー
 > りりらっち さんの口コミ一覧
りりらっちさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 219
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ハウンター 《ネタバレ》 
非情な殺人鬼の手によっていきなり生を断ち切られてしまった者の魂は、こんなふうに彷徨うのか。 何もなければ平和に続いていくはずだった家族との日常を、どこにも存在しない真っ白な霧の中で、永遠に繰り返すのか。 なんと哀れで、なんて悲しいんだろう。 死後もこんなふうに彷徨わなくてはならなくなるなんて、観賞中に、他人の命を奪う事の罪深さについて、思いをはせてしまった。  そして、ようやく自分たちがすでに死んでいると家族全員が気づくことができ、あちら側(死後の世界)へ行けるようになったにも関わらず、ヒロインはたった一人、家に残る決断をする。 現実に今、殺されかけている少女を救うため。かつての自分のようにその少女が殺されようとしているのを、ヒロインは見過ごせなかったのだ。 彼女の勇気と優しさと、人間を信じる心。彼女の強くて優しい人間性が、美しくもせつない。  幽霊物としては一般的な設定かもしれないが、とても自然に謎に引き込まれるような展開を重ねてある。 主役が自分は死んでいる事に気づくまでを淡々と描き、そこへ現実の人間と霊との錯綜した交信をからめ、霊になっても人を殺し続ける恐ろしい殺人鬼との闘いを描いた。 派手なドラマがないので一般受けは難しいかもしれませんが、脚本もかなり凝った良作です。
[DVD(吹替)] 6点(2016-05-30 22:38:35)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS