1. ホテル・ルワンダ
安易に暴力的な描写を用いず、それでもルワンダの内戦を確と伝えた部分が映画としてよくできていると思いました。何が憎くて殺すのか、何の罪があって殺されるのか、殺される人々は生きていたところで何をしでかすというのか。内戦を含め戦争というのはいつも理不尽です。ドン・チードルがホテルの屋上で奥さんに「敵がやってきたら何も考えず子供を抱えて飛び降りろ」と言っていたのが、女を愛する男の気持ちを何より表しているような気がしました。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-02-02 12:16:49) |