61. ANON アノン
《ネタバレ》 んーつまんなかった。視覚を監視されてしまうプライバシーの無い社会って、それはそれは恐ろしいことなのに話に生かし切れていない感じ。今見えているリアル視覚も昔の記憶もごっちゃになって扱われてるのも腑に落ちない。思い出って視覚情報とはまた別だよね? それに映画としての見せ方も良くない。他者の脳に侵入するのなら何かの装置があった方が分かりやすかったのでは。向かい合っているだけで第三者の記憶を相手に転送できるって・・便利すぎる。さらにハッカーの娘は他人の記憶も面談するだけで上書きできちゃうのだ。この画ヅラのつまんなさ。座ってるだけかい。 こんな超人的な技巧がアリだとされている話になんのカタルシスもテーマも見出せない、とはお粗末。 殺しをやってた真犯人は「アンタかい」って程度で驚きもなく、国家権力をも翻弄するほどのハッキング能力を持つ彼女のその理由といえば「知られたくない秘密がないから」とか禅問答なオチ。突き放された私。 伝達能力(見つめるだけで壁が突如スカイプ状態になるとか)が物凄く近未来SF感なのに、やたらと多い性行為場面はアナログそのものなことにも失笑。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-04-02 00:10:26) |
62. ダウト・ゲーム
《ネタバレ》 ??なんでこうなるの?と思いっぱなしの90分。まずサミュエルは「良い罪人」ではなかったのですか?終盤は完全に逆ギレした馬鹿野郎でしたね。検事のヨメに銃を向けて「俺の気持ちが分かるか」云々って、はい分かりません。 検事くんの行動もさあ、キミおかしくないか?刑事の部屋に潜入してデータ泥棒するわ なんでか嫌ってた義兄にまるっと策を預けちゃって、しかもまたもや人の家に忍び込んで、こりゃもうやってること無法者ですやん。 で、その義兄がサミュエルに拉致られる。直後に駆けつけた件の検事くん、よく二人が入った入り口分かったなあ。あんなに窓も出入り口もごちゃごちゃ混在した工事跡地の廃ビルでさ。もう、この頃になるとひき逃げの一件はすっかり誰も気にしてないっていう。検事も刑事もサミュエルもついでに客も。あ私はちょっと気にしてましたよ。 これさあ、「合理的な疑い reasonable doubt 」って裁判用語を言いたかっただけなんじゃないの。この映画。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-10-30 00:03:35) |
63. モンスター・トーナメント 世界最強怪物決定戦
注意事項として、格闘技に興味の無い向きには全く引っかからない出来だということを申し上げておきましょう。出てるのが怪物だってだけで、ガチの格闘技でした。怪物としてのアイデンティティ、ポケモンで例えるなら火タイプとか水タイプとか、そういう個性を発揮して闘うわけでもない超ユルユルのB級作品です。上記の理由から、残念ながらワタシはこの映画の客ではありませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-04-29 23:57:57)(良:1票) |
64. ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館
《ネタバレ》 ネットにごまんとある心霊動画レベルの虚仮おどしの連続。プロットの練られ不足といい、画づらで脅かそうという意図が丸出しです。 話が一向に進まないなあと思っていたら突然主人公が解決法を提案。そんな稚拙な方法で?と見守るも、効果が無かったらしい。あのラストはないわ。大体、19世紀に探し物をするのになんで昼間からやらんの。わざわざ夜中にローソク立てて、で朝になったら館を出る、ってどういうこと。○○を見たら呪われるぞ、というセオリーが例のビデオとか花子さんの類の発想なんですな。21世紀なのにまだやってるのか、と思わずにいられません。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-09-07 00:26:46) |
65. アメリカン・サイコ
《ネタバレ》 も、妄想オチってか。誰が死んでんのかそれとも死んでないのか名前間違いが伏線だとか や わかりづれえっ。名刺バトルで脂汗とか人気店の予約を取れるのがステイタスだとかバカみたいなバブル狂乱っぷりには趣があったけれども・・だからなんなんだ。サスペンスではあるけど真っ裸でチェーンソー持って走るC・ベールは怖いというよりシュールで笑いそうになるしなあ。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-04-09 17:27:20) |