1. エンゼル・ハート
後に豹柄トランクスで猫パンチやろうが、顔いじり過ぎてヘンな顔になって落ち目になるとかはどーでもよい。「ナインハーフ」でも騒がれていたように、この時期のミッキー・ロークは否定できない魅力があった。皆さん言ってるように雨に濡れたヨレヨレのコートとかジャケットの襟立てるとか妙にカッコ良かった。年取ってこういう不良中年みたいになんのもいいかなって(笑)当時の宣伝は偉そうに「原作は映画化不可能だった」とか言って、この物語に係ると悪事が・・・というイメージで売ってましたがオチは「ユージュアル・サスペクツ」系の禁じ手と言ってもいい。むしろ名優デ・ニーロを脇に勝負して、ロークがちゃんと自分の映画にしてるとこが頑張ってるワケで、ただの奇行アクターでは片付けらんないと思うんだよね。話がよくわからない人は挿入されるイメージシーンを時系列に捉えないで観てみれば?例えば降りていく古いエレベーター。あれは主人公ハリー・エンゼルが”堕ちて行く”のを象徴してるのです。 8点(2003-05-12 00:38:37)(良:1票) |
2. イグジステンズ
グロとエッチっつーのは紙一重なんで、ポッド挿入とかもうちょっといやらしい演出もアリかなと個人的に思ったりもするけど、メインの題材がビデオゲームってのがなぁ・・・。性行為とベクトルが真逆なんでねぇの?ゲームの世界観重視なら、物体としてのセックスアピールはやめた方がしっくり来ると思う。ジュード・ロウも近作に比べオーラがイマイチ、いやイマニでした。 3点(2003-05-11 14:23:08) |
3. CUBE
無機質な空間からの脱出って意味ではジョージ・ルーカスの「電子的迷宮」とやってる事は同じなんだけど、比べるまでもなくこっちのが面白い。クリア感ある映像を作り上げたライティングが特に好きです。ストーリーには正直、中弛みを感じるんだけど観客の心理を責めていくのには不要な”オチの説明”等が一切省かれていたのには激しく賛同したい!導入部とラストは良くできてます!!もう少し短くて一気に観れたなら満点つけましたー。 8点(2003-04-16 00:14:50) |
4. アメリカン・サイコ
読んでいないので原作に忠実なのかどうか解らないが、ウィリアム・デフォー仕事選べよという感想でした。ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「ハート・オブ・ロックンロール」がかかるとこで昔の80’懐メロに気が散ってしまい飽きた。別にサイコものが嫌いというのではないんだけど。 3点(2003-02-25 11:03:33) |
5. シン・レッド・ライン
いまよりも、もうすこしおとなになってからもっかいみます!! 0点(2002-11-20 23:36:10) |
6. ポエトリー、セックス
ケリー・マクギリスは一体、ナニがどうしてあんなに老けてしまったのかに恐怖。オレだけじゃなくカミさんも「えっ?どこに出てた?どの役?」って。顔だけでなく裸体までもイッてますな・・・。あの裸体は緊急対策会議モンだと思うのだが、主人公も同じくらい体形に緩みがあるんで二人でするエッチはあまりエロくない・・・でも綺麗じゃないから逆に卑猥なような気も・・・(レズだとよくわからん)主人公の恋心はよく伝わってきます。音楽も映像もセンスいいです。抑え気味ですけど。ハードボイルドを女流監督らしい仕上がりにした好例だと思う。同じ女性でもキャスリン・ビグローならこういう微妙な孤独感の落しどころは出せない。 5点(2002-11-05 01:03:44) |