1. ハウンター
《ネタバレ》 がっつりホラーという感じの怖さは無かった。 幽霊が出てくるのでホラーというジャンルになってるだけで、ミステリー要素の方が強かった。 とは言うものの犯行の理由や超常現象の仕組みなどは明確にされず、オカルトなのでなんでもありという感じ。 幽霊は家から離れられないとかそれっぽいルールがあるけど、シックスセンスのような完璧に構築された作品と比べると稚拙な印象。 シックスセンスなら1つ1つの現象に理由があって、そういうことだったのかって納得できるけど、本作にはそれがなかった。 伏線のようなものがいくつか出てくるけど、その理由やどう話が繋がっていくのか、よくわからないまま有耶無耶にされてしまう。 中盤くらいで真相が明らかになって、それ以降はエドガーとの対決になるけど、あっけない末路だった。 ループしてたのはエドガーの能力による呪縛なのかと思ってたけど、ラストでまたループ。 エドガーを倒したことで殺されない世界線が始まったというわけでもなさそうで、結局は死んでたみたい。 頑張った御褒美にリサの願いが叶ったのかも知れないけど、死んでるのだとしたら虚しい夢オチですね。 [インターネット(吹替)] 4点(2024-09-10 03:14:00) |
2. レッド・ライト
《ネタバレ》 これは評価が難しい作品ですね。 ラスト10分まではめちゃくちゃ面白い。 でも、オチが酷い。 僕の気持ちはサイモン・シルバーが代弁してくれてた。 どうやったんだ? それが知りたかったのに本物が居ましたで納得できるわけない。 ちゃんとしたオチがあると信じてた僕が悪いんだろうか? [インターネット(吹替)] 5点(2024-05-16 17:04:23) |
3. ブルータル・ジャスティス
《ネタバレ》 この作品のどこに正義があったのかよくわからない。 原題も意味がよくわからないけど、邦題もこれでいいのか謎です。 どこかのタイミングで改心するのかと思って見てたけど、最後まで悪徳のまま。 何か深いテーマがあるわけでもなく、ただ殺し合いを描いただけ。 相手が残忍な犯罪者なのにどっちもどっちと感じる。 人質も殺しちゃうし、とにかく容赦ない。 でも、そんな不道徳な作品ではあるけど、何故だか見入ってしまう。 面白いと言ってはいけない気もするけど、映像的には魅力のある作品でした。 [インターネット(吹替)] 6点(2023-01-13 18:38:35) |
4. CUBE
《ネタバレ》 結局、何の為にこんなもの作ったのかよくわからなかったけど、面白かった。 罠で死んだ人数より、殺し合って死んだ人数の方が多いというのが恐ろしいね。 罠なんて用意しなくても同じような結果になってたのかも知れないと思えた。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-12-29 14:18:14) |
5. X-MEN:ダーク・フェニックス
《ネタバレ》 ミュータントが幸せに暮らす未来を先に描いてしまってるので、強い敵を登場させて戦うことに意味はないと思う。 それより、どうやってミュータントに対する偏見を乗り越えて人類と共存していくかが大切なんだろう。 そういう意味では序盤の救助任務は、とても意義深いことだったように思う。 ミスティークの姿もその1つの象徴であり、彼女がありのままの姿で生きていくこともこの物語の本質的なテーマのはず。 仲間の前で人間の姿に変身するのは無意味だし、この作品の存在理由すら否定してしまい兼ねない。 そして、旧3部作でもそうだったけど、彼女に対する扱いが雑過ぎて悲しくなる。 見た目の問題に思い悩んで乗り越えてきた彼女の生き様に敬意を表したい。 どんなに強い能力を持ったミュータントより、強い心を持っていた彼女がいちばんのヒーローでした。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-10-07 01:17:20) |
6. X-ファイル ザ・ムービー
宇宙人とか謎の組織とかスケールの大きな物語。 でも、そんなことより南極でその服装は大丈夫なのか心配になった。 しかも、びちょびちょ。 無事に帰って来られたことの方が奇跡過ぎる。 [インターネット(吹替)] 4点(2022-10-01 10:34:45) |
7. マレフィセント2
両家の顔合わせがピリピリしてて面白かった。 冤罪は気の毒だけど、その場で解決せず逃げたのは良くなかったね。 マレフィセントの魔法が消えてディアヴァルが人間になってしまうのはよくわからなかった。 どう考えてもカラスに戻るはずなんだけどね。 マレフィセント1人でも国を支配する力があるのに仲間がたくさん居るなら楽勝のはずでしょ。 せっかく制空権があるのに低空飛行して戦うのがアホ過ぎる。 上から何か落としなさい。 [インターネット(吹替)] 5点(2022-09-30 13:02:36) |
8. 2012(2009)
《ネタバレ》 最初は真面目な話かと思って見てたけど、急に開き直ったように下衆映画に成り下がった。 人類が滅亡するとしたら、どう振舞うべきか、人としての尊厳がテーマなのかと期待してたのにがっかり。 ただ自分たちだけが助かりたいというだけの物語でした。 親友が見殺しにされたのに大統領の娘を口説いてキスするラストは頭おかしいとしか言い様がない。 喪に服すという発想はないんだろうか??? [インターネット(吹替)] 4点(2022-02-21 12:45:08) |
9. ディヴァイド
《ネタバレ》 何の説明もなく閉鎖空間でサバイバルすることになる展開は面白い。 何が起こってるのかわからないという恐怖感があった。 防護服の連中の目的が謎なのも良かった。 秩序が失われて仲間割れするのもリアル。 唯一信じてたヒロインが裏切って1人だけ脱出するのも意外性があった。 そして、最後には何も残らない虚しさがあった。 それがこの作品のメッセージなのかも知れないけど、見て良かったとは思えない絶望的な作品でした。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-02-04 23:16:22) |
10. エンジェル ウォーズ
《ネタバレ》 アニメやゲームの戦闘シーンを実写化したエンターテインメント作品かと思ってたら、メインの物語が絶望的で驚いた。 残酷過ぎる現実を妄想のオブラートに包んで映像化してるわけだけど、その妄想ですらダーク。 ダンスで魅了する設定になってるけど、現実でしてたことを想像すると心が痛む。 その妄想のダンスを更に戦闘に置き換えるというアイデアが斬新な映像感覚を生み出していて良かった。 妄想の中ならなんでもアリなので、なんだか希望があるような気がして、救われるんじゃないかと期待してしまった。 ハッピーエンドとは程遠い結末ではあったけど、犠牲は無駄ではなかったと思いたい。 あと、鎧武者やドイツ兵はなんとも思わなかったけど、ドラゴンの赤ちゃんはちょっと可哀想だった。 意外なところに感情移入しちゃうんだなって想定外の発見があって面白かった。 [インターネット(吹替)] 7点(2022-02-02 20:32:27) |
11. オートマタ
《ネタバレ》 ロボットが愛嬌のある顔をしていて興味を惹かれたけど、クリオは不気味で好きになれなかった。 改造してたのが人間じゃなくてロボット自らの進化だったというのが真相のようだけど、ほぼほぼ予想通りで驚きはなかった。 最後に作ってたロボットも気持ち悪かった。 [インターネット(吹替)] 4点(2022-01-14 21:34:22) |
12. シンクロナイズドモンスター
《ネタバレ》 怪獣と自分の動きがシンクロしてるというアイデアは面白い。 でも、それが物語に上手く繋がってない。 お詫びに奉仕活動でもすれば良かったと思うんだけど、内輪揉めでまた被害を出すのが酷い。 最後はソウルを守ったみたいな感じになってたけど、なんだか後味が悪い。 [インターネット(字幕)] 4点(2021-10-01 17:21:42) |
13. アンノウン(2011)
《ネタバレ》 何の予備知識もなく見始めたので、最初は面白かった。 少なくとも終盤で真相が明かされるまではハラハラドキドキさせられた。 でも、冷静になって考えてみると納得できないことがいろいろ出てくる。 ここまで用意周到に計画してたのに空港に忘れ物しちゃうのがアホ過ぎる。 もし中身を確認されたら計画は失敗だった。 取りに戻ろうとしたら通信障害で連絡できず、事故に巻き込まれるという強引な展開。 しかも、シナリオ的に都合の良いように記憶が改変されるという無理な設定。 無免許で派手な事故を起こしたのに警察が捜査してなさそうなのも不思議。 不法滞在なので逃げたのは理解できるけど、怪我した被害者を警察が放置する意味は理解できない。 意識が戻ったら警察が調べるはずで、簡単に退院させた担当医はアホ過ぎる。 それから、ユルゲンが自殺するのも諦めが早過ぎるような気がする。 すべてを悟ってたなら直ぐに連絡してあげたら何かの手助けになったかも知れない。 逆にユルゲンに正体がバレてたのに本人にはまだ知られてないと思ってたのも謎。 既に連絡されて正体がバレてる前提で計画を練り直すでしょ。 パスワードを知ってたのも都合が良過ぎて、娘の名前から推理したなんて納得できない。 あと、嫁が爆発を止めようとしたのは、どう考えても自殺行為。 爆発したとしても、止めて爆弾が残ったとしても、疑われることに変わりはなかったはず。 あそこはさっさと逃げるのが正解だったはずなので、プロの行動とは思えなかった。 シナリオ的には嫁をラスボスにした方が盛り上がったかも知れない。 記憶がどうあれ犯罪者に変わりはないので、計画を阻止してハッピーエンドというのはモヤモヤする。 2回見るといろいろと整合性が取れなくて納得はできないけど、初見限定でそこそこの評価。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-21 22:23:43)(良:1票) |
14. オール・ユー・ニード・イズ・キル
《ネタバレ》 この設定ということを知った上で観賞したので、設定に関する驚きは無くて残念。 でも、ネタバレが無かったら、そもそもこの作品を見てなかっただろうから仕方ない。 この設定の作品をいくつか見て来たけど、設定の使い方としてはシンプル。 もっとトラップを仕込んだり、先回りして先手先手で戦うのかと思ったけど、経験値を積み重ねるという正攻法。 武器やバッテリーを事前に送り込んでおくような賢い設定の使い方は無かったものか。 何回目?みたいなやり取りはこの設定の面白味だと思うけど、何百回とか言われるとうんざりする。 もう少し1回1回を大切にするようなシナリオにした方が心に響いたような気がする。 映像がゲームやってるような感覚で、緊迫感が無かったのも勿体なかった。 現代や過去の戦争を舞台にした方がリアリティがあって良かったかも知れない。 設定がこれで、映像がゲーム感覚だと、ほんと恐怖感がゼロになってしまう。 終盤の設定解除もどうかと思う展開で、単なるアクション映画に成り下がってしまった。 いちばんハードルが高いはずのラスボス攻略が1プレイで攻略できてしまうなんて糞ゲーとしか言い様がない。 何回か失敗して、やっと成功するというゲームバランスの方が感動的だったのかも知れない。 ラストのオチもルール違反だと思うけど、ハッピーエンドにするにはこうするしかなかった感じかな。 [インターネット(吹替)] 6点(2021-05-11 13:37:47)(笑:1票) |
15. アップサイドダウン 重力の恋人
設定が斬新なので、必然的に映像も斬新になってる。 でも、物語としては普通のラブストーリー。 髪の毛がスーパーサイヤ人みたいになっちゃうんじゃないかとか、食べ物が胃の中で燃えるんじゃないかとか、気になることはたくさんある。 それにしても、この設定で濡れ場を描かないなんてどうかしてると思うよ。 そこがいちばん気になるとこなのに。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-01-31 11:46:44) |
16. アイス・エイジ
動物はそれぞれコミカルなキャラで良かったけど、人間はイマイチ。 脇役ならイマイチでもいいけど、話の中心だったのが致命傷。 もっと可愛いキャラだったら愛着も湧いたと思うんだけどね。 感動的な友情ストーリーは良かっただけにちょっと勿体なかった。 [インターネット(吹替)] 6点(2019-01-27 12:58:26) |
17. 第9地区
序盤はコメディだったけど、最終的にはいい話になってたので、ちょっと感動しましたよ。 不誠実な地球人より、誠実なエイリアンの方に好感が持てるというのが面白かった。 人は見た目じゃなくて中身なんだなぁって改めて感じました。 [DVD(吹替)] 7点(2018-01-20 10:05:31)(良:1票) |
18. スーサイド・ショップ
コメディというほど笑えなかったけど、物語としてはいい話だったと思う。 お姉ちゃんのキャラが魅力的で、心境が変化して行く過程も説得力があって良かった。 なんだか無性にクレープが食べたくなりましたよ。 [DVD(字幕)] 6点(2017-02-17 13:18:18) |
19. Dr.パルナサスの鏡
なんとも意味不明な物語だったけど、幻想的な映像が面白かったです。 リリー・コールが実年齢より若い娘役と実年齢以上の母親を演じていたけど、どっちも違和感なく魅力的でした。 [地上波(字幕)] 6点(2016-09-22 00:36:52) |
20. ヴァンパイア(2011)
これは悩ましい作品ですね。 映像としては大好物なので甘い点数にしておきますが、物語としては消化不良。 アデレイド・クレメンスがやたら魅力的だったので、がっつりラブストーリーにしてくれた方が良かったな。 いっそ彼女を助けたところでエンドロールならすっきりしただろうけど、ちょっと蛇足という印象の終盤でした。 それでも、今見終わったとこなのにまた見たくなってるので、かなり中毒性のある映像です。 [DVD(字幕)] 7点(2016-08-28 16:50:17) |