1. ブラインドネス
《ネタバレ》 せっかく面白い題材なのに、展開がことごとくイラつくほど不自然。 目が見えなくなった人々を押し込める収容所の有様や何も手が打てない政府の描写は、これいつの時代だよというぐらいリアリティが無い。 で、調べてみたら原作者は共産党員だそうだ。ああ、なるほどねと納得。 そんな偏った思想で書いた小説をそのまま映画化しちゃ、リアリティなんか出るわけないのだ。 [地上波(吹替)] 3点(2013-09-29 17:13:06)(良:1票) |
2. レポゼッション・メン
《ネタバレ》 回収、グロいなあ・・・と思いながら見続けるうちに、これってそれ程秀作とは言えないんじゃないか?と思えてきて、更にクライマックスにもなると、目が離せない流れながらも「ダイレクトにピンクドアかよ」とか「いやいや、そんな事したら激痛で気絶するはず」等と突っ込みたくなる部分が増えてくる。しかし、それらの不満がラストの作りで「ああ、なるほど、そういう事だったのね」と解消されたので、最終的評価はプラス1点で、7点にします。それにしてもこの映画、初デートで観に行ったら想定外のグロさに、彼女から嫌われるかも。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2010-11-17 17:52:01) |
3. 第9地区
《ネタバレ》 最近の映画ではダントツに面白い。着眼点、脚本、演出、どれをとっても素晴らしい。 あんなでかい宇宙船を20年も調査しないでいるのは不自然だと思うかもしれないが、編集でカットされた部分にチャンと表現されていて「何人ものエイリアンを再度中へ送り込んで操縦させようとしたが誰も出来なかった」とある。この部分はレンタル商品にも収録されてるのだが、出来れば本編中に挿入しといてほしかった。それにしても続編「第10地区」は作られるのだろうか。作ってしまうと在り来たりな話になりそうだけど、それはそれで観てみたい気もする。 [ブルーレイ(吹替)] 9点(2010-08-16 00:50:03)(良:1票) |
4. ウォッチメン
《ネタバレ》 長い。回想シーンを合間合間に入れる手法は、度が過ぎると構成が分かりにくくなる。無駄なシーンを削り、オーソドックスな手法で再構成すれば、もっと面白くなるはずなのに残念。また、当時の社会情勢を知らぬ世代は付いていけず、楽しめないんじゃないだろうか。 個人的にはロールシャッハが気に入った。彼一人を主人公にした話を一本作った方が面白いんじゃないかとさえ思う。それにしても、股間丸出しのヒーローは前代未聞。 [DVD(吹替)] 5点(2010-05-31 20:28:54)(良:1票) |
5. 300 <スリーハンドレッド>
美しい。個々のシーンにおいて構図が計算され尽くされていて感心した。それを確認するだけでも一見の価値はある。 [DVD(吹替)] 7点(2010-02-22 01:04:03) |