1. ボウリング・フォー・コロンバイン
《ネタバレ》 描き方がコロコロ変わって、一つのテーマなのに飽きずに見させるのはさすがだと思う。 そしてKマートのくだりは素晴らしい。企業のイメージアップにつながることと 売上減を天秤にかけたんだろうけど、監督本人の言う通り 思ってた以上の大成果が得られた。とはいえ、それをスケールアップして アメリカの銃産業全体を転換させられるような産業を見出すのは難しい。 自由が阻害されると言って、周りで何十万人が死んでもマスクを拒否するアメリカ人。銃もアイデンティティに組み込まれちゃってるんだろうなあ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-17 17:20:03) |
2. ホテル・ニューハンプシャー
ストーリーは破茶滅茶で、登場人物もブッ飛んでる。でも何故か憎めない。それどころか、いとおしくなる。 昔観て いい印象を持っていたけど、改めて観て やっぱりいいなあと再び楽しめた。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-06-09 10:37:33) |
3. IT イット “それ”が見えたら、終わり。
《ネタバレ》 まさに「子供だまし」の映画。まだ現実を多く体験していない子供なら、ある程度楽しめるのかも知れない。 でも大人が見るには、絵空事過ぎて シラケるだけ。CGや音で脅かしているだけで、頭使って状況で恐ろしさを表現していない。 で、最後は「愛・友情を大事に、皆で助け合えば勝てる」ってディズニーかよ・・・ ”大人”が見たら、終わり。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2019-11-08 23:05:16) |
4. エスター
《ネタバレ》 途中ネタバレが早すぎて「その後 恐怖半減」という見方もあるけど、私的にはずっと「9歳でここまで しでかすのは無理でしょ」って冷めかけてたので、納得感が増した状態で その後を見られたから タイミング的には良かった。 あと世の中にはロリおじさんなんて結構いるので、彼女が望みさえすれば簡単に見つかると思う。それをあえて妻のいる男を狙うっていうのは、やはり自分の容姿にコンプレックスがあって「ノーマルな男に妻を捨てさせ、自分を『女』として認めさせる」のを目的にしてるってことなんでしょうねえ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-02-12 18:29:43)(良:1票) |
5. 暗闇にベルが鳴る
《ネタバレ》 ヒロインが警察からの指示に従って 外に出て助けを呼べばいいのだが、直前に自分がかけた鍵が何故か開かないという無理やりな設定で強引に犯人に立ち向かわせて行くので、こっちはポカーン。 「友人を助けたいというヒロインの心情を表現したかった」ってことなんでしょうけど、別のやり方がいくらでもあったはず。他にも、レビュワーさんが指摘しているおかしな部分があり、見ていてちょっと萎える。 当時はこういうサスペンスものが貴重だったのかも知れませんが、今となっては見る価値はほぼ無いような。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-26 15:51:24) |
6. 11:14
私も「運命じゃない人」にすごく似ているなあと思いましたが、こちらの方が公開年が古いです。まあ1年しか違わないので、パクったにしては早過ぎると思いますが... 因果応報、自業自得みたいな熟語が思い浮かぶ内容です。実際の事故・事件もこういう偶然の蓄積で起こることが多いでしょうから、映画的都合の良さとばかりは言えない気もします。謎解きものではないので、肩の力を抜いてボーっと見ていられます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-04-07 15:32:53) |
7. ヴィデオドローム
久しぶりにすごい映画を見てしまいました。底辺に流れるコンセプトに非常に共感を覚えました。エログロに少しでも抵抗のある人は、見ない方がいいと思います。 (リングの鈴木氏がこれを知っていたとしたら かなりアイデアを盗んでいるなあと思える位、コンセプトが似ていました。) [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-02-23 19:41:13) |