1. シー・オブ・ラブ
《ネタバレ》 中身の薄いラブサスペンス。アルパチーノが出ているということ以外でこの映画が記憶されることはないと思う。刑事が容疑者と恋に落ちるというのはよくあるパターンだけど、このパターンでいえばドナサザとジェーンフォンダの「コールガール」の方がはるかによかった。あちらは渋みと哀愁で大人の雰囲気がいっぱいだったが、こちらの二人はただ騒がしくエゴイストで見苦しい。それにしても脚本を選ぶことで有名なアルパチーノがこの脚本のどこに魅かれたのかさっぱりわからない。でも、ラストシーンはちょっとよかったかも。 [DVD(字幕)] 5点(2008-11-09 01:12:05) |