1. コーダ あいのうた
先にフランスのオリジナル版『エール!』を見ました。 比較すると、全体的にソフトな仕上がりになっていると思います。 王道のハートフルストーリーで、愛と勇気と元気をもらえます。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-07 07:15:37)(良:1票) |
2. メッセージ
《ネタバレ》 原作『あなたの人生の物語』既読。 胸が踊るような"未知との遭遇"物語で、いわゆる「ハードSF」の部類になると思います。世界観は『ソラリス』を彷彿とさせ、決して『マーズ・アタック』みたいなことにはなりません。 小説版のあとがきに、「この話は、物理学の変性原理に対する興味から生まれた。」とあるように、小説に現れるワード自体がとても難解で、結論も明示されてはいないので理解が追いつかないというレビューも見受けられました。これらが小説の"味"でもあると思うのですが、読みにくいところだとも思います。その言葉足らずな点を、この映画は見事に補って映像化しているため、とても分かりやすいです。特に映画に何度も挿入される白昼夢のような映像は、映画ではミスリードの効果も果たし、終盤で霧が晴れるように次々と謎が解ける展開は素晴らしいと思いました。(原作にはない「軍事的要素」が、個人的に好みではありませんが。) お気に入りのシーンは、言語が少しずつ解明されてコミュニケーションが進む段階で、イアン(ジェレミー・レナー)が歩く姿を見てエイリアンたちも歩いて見せるシーンです。見逃してしまいそうなほど小さなワンシーンですが、とても微笑ましくて好きです。(ここは小説にもあります) また、ヴィルヌーヴ監督はグリーンスクリーンの前で役者に演じさせることが嫌いだということなので、宇宙船に飛び降りるシーンは必見です。 気になった点としては、映画ではエイリアンたちの呼び名を「アボットとコステロ」と名付けたことです。ご承知の通りアメリカでは名の知れたコメディアンの名前ですが、必然性が感じられませんでした。原作でラズベリーとフラッパーとなっており、これは彼らが発する言葉の音韻をイメージさせる名前だと思うのでなぜ変えてしまったのかなと。 ※追記 宇宙船の姿が「ばかうけ」に似てるといわれていますが、実際に監督は「あの宇宙船は"ばかうけ"から影響を受けている」とインタビューで答えているので、たとえ後付だったとしても監督公認のようです。笑 [インターネット(字幕)] 8点(2022-01-14 15:38:43)(良:1票) |
3. オール・ユー・ニード・イズ・キル
導入部分はループ系なんだけど、全体としてはRPGゲームをプレイしている感覚になる。このプロットはありそうでなかった。 あまり予備知識を入れずに見ると楽しめると思う。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-10-17 13:56:15) |
4. アポロ13
結末がわかっているのに、何度見てもハラハラする。 [DVD(字幕)] 10点(2020-01-28 11:51:50) |
5. 第9地区
はじめて見たときも感動しましたが、再視聴してもやはり面白い。 プロットの勝利。シャールト・コプリー扮するヴィカスを心から憎く感じ、いつしか宇宙人であるエビを応援してしまう。 アイロニーたっぷりな社会派ドラマ仕立てのSFで、一粒で2度おいしい。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-01-24 11:57:41) |
6. トータル・リコール(2012)
《ネタバレ》 SFXは抜群。 スピード感たっぷりで、見ごたえ十分。 アクション映画として評価するなら、8点献上するけど、 この映画にはもっと違うものを求めていたから、拍子抜けしてしまった。 リコール社が関わっているのだから、もっと視聴者を混乱させてほしかった。 [インターネット(字幕)] 4点(2019-05-01 13:29:25) |
7. ポゼッション(2012)
ベタでストレートなオカルトもの。何のひねりもありませんが、そこそこ怖かったし、素直に楽しめました。 こんなにテンポのいいオカルトも珍しいのでは? サム・ライミ監督、お見事です。 蛾が嫌いな人は覚悟して見るように。ぶっちゃけ気持ち悪いです。 [インターネット(字幕)] 5点(2018-04-16 09:18:21) |
8. エスター
いわゆるホラーを期待すると少し違っていて、ホラーの奥行きを感じる作品。 日本人には理解しにくい設定だけど、アメリカでは里親制度が定着していて、特に富裕層ほど積極的に取り組んでいたりする。 エスターの徹底ぶりが見事すぎてとにかく怖くて堪能できるけど、ラストであそこまで徹底的に対決する必要があったのだろうか。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-10-07 16:56:32) |
9. パッセンジャーズ
予備知識無しで視聴。 サスペンスだと思っていたら、そっち系の話だったか! プロット自体はもはや珍しくはないけれど、オチへの持って行き方がなかなか良かった。 アン・ハサウェイの魅力が詰まった映画です。 賛否あるようですが、素直に楽しめました。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-07-16 02:00:37) |