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かたゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1922
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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1.  アンダー・ザ・シャドウ 影の魔物 《ネタバレ》 
1988年、イラン・イラク戦争真っ只中のテヘランに暮らす女性シデーは、夫と一人娘のドルサとともにつつましやかに暮らしていた。だが、戦況は刻々と悪化、毎日のように空襲警報が鳴り響き、市民たちの間ではイラクから大量のミサイルが飛んでくるとの噂がまことしやかに広がっていた。そんな折、夫に召集令状が届き戦場へと派遣されることに。娘とともにアパートに取り残されることになったシデー。すると、娘のドルサが不穏な言動を繰り返すようになるのだった。なんと、この家に伝説の精霊ジンが密かにやってきて、私たちの大切なものを奪おうとしているというのだ。とても信じられないシデーだったが、その日から理屈では到底説明できないような不可思議が現象が起こり始め、やがて…。戦時下のイランを舞台に、お伽話の中にしか存在しないはずの精霊ジンに脅かされる母娘の恐怖を描いたホラー。そんな設定の目新しさに惹かれて今回鑑賞してみました。なんですけど、まあこの特異な状況設定を取り除いたら、後に残るのはごく普通のホラーでしたね、これ。恐怖の対象がアラジンでもお馴染みの精霊ジンとなってますけど、やってることは欧米の悪霊と全く変わりません(笑)。中東らしさと言えば、主人公の女性がスカーフを被らずに外に逃げてしまい警察に咎められるとこや、エアロビのビデオを隠れて見ているとこぐらい。それも物語上、さして活用されることもありません。それでも、そのジンが娘のイマジナリー・フレンドに触発された母親のストレスが生み出した、妄想オチのようにも読み取れるこの曖昧なラストにしたのはけっこう良かったかな。それにベッドに居ないはずの夫がいるシーンやジンが纏うスカーフに取り込まれるシーンなどなかなか印象的で、ホラー作品としては一応及第点はあったと思います。まぁぼちぼちってとこですね。6点。
[DVD(字幕)] 6点(2019-06-24 22:27:11)
2.  MIA ミア 《ネタバレ》 
「ミア、よく聞いて。あなたのお母さんを殺したのは、テロリストのカリド。そして、彼はあなたの実のお父さんでもあるの。こんなことを話したくはないけれど、あなたのお母さんは彼に昔レイプされたの。カリドは、いまや唯一の子供であるあなたの行方を必死になって捜しているわ」――。英国、オックスフォード大学に通う女子大生ミアは、両親と妹と暮らす平凡な女の子。ある夜、そんな彼女の家に武装したテロリストたちが突如として押し入ってくるのだった。瞬く間に両親を殺された彼女は、幼い妹と共に命からがら逃げ出すことに。だが、そんなミアのことを保護したMI6の捜査官から、彼女は驚愕の真実を知らされるのだった……。アフガニスタンのテロリストや英国諜報機関、石油採掘権を巡る大企業たちの国際的な陰謀に巻き込まれた一人の少女“ミア”の親と子の絆を巡る戦いをノンストップで描き出すスパイアクション。とにかく、観終わってすぐの率直な感想を述べさせてもらえば、演出のことごとくが恐ろしく稚拙な映画でしたね、これ。たとえば冒頭、そんな凶悪なテロリストたちがミアの家庭を襲うのですが、前振りも何もなくいきなりドアを蹴破ってくるものだから、観客は完全に置いてけぼり。普通の映画なら、“ミアが家に帰ってくるのを車の中から見守るテロリスト”みたいな画を差し挟むことでサスペンスを盛り上げたりするのだけど、本作のスタッフたちはそんな映画作りの基本をまるで分かってないみたいです。その後も、ミアの隠れ家にテロ集団が進入してくるシーンでも、ベランダに隠れた彼女を一切捜さずに「どうやら彼女は居ないらしい」って勝手に判断してリビングでくつろいじゃって、案の定、ミアに反撃されるって…。このテロリスト、普通にアホっしょ(笑)。他にも、自分を保護する傭兵に惹かれていくというミアの恋愛描写もかなり雑だし、何より物語の中盤、ミアが物凄く重大なスタンスの転換を果たすわけですが、これが超とって付けたように唐突なもので思わずずっこけそうになっちゃいました。もうびっくりするぐらい、物語にリアリティやら説得力やらが欠片もありません。主役を演じた女の子がエキゾチックな魅力に満ち溢れたなかなかの美少女だっただけに、かなり残念な作品でございました。
[DVD(字幕)] 3点(2015-04-05 01:06:15)
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