1. 死ぬまでにしたい10のこと
《ネタバレ》 この映画を「観よう」と思う人は、きっと世の中にそう多くはないだろうし、感情移入できる人もそんなに多くはないだろう。未婚の男の人は、まず、見ようと思わないだろうし、キャリアウーマンの人も見ないかも。マトリックスとかハリーポッターとかみたいに、壮大な映画でもないし、賞もとらないだろうし、ごく普通の生活の中の、ごく小さなストーリーだ。だけど、「結婚してて」「主婦で」「娘(子ども)がいて」+「婦人科系の病気の経験がある(これはオプション)」という私には、ほんとにツボだった。はあ・・・・・っっ(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)(T-T)お誕生日のテープのシーンでは号泣・・・(映画館だから声を出さずにね) 細かい事を言えば、そんなにうまく行く訳ないじゃん!と思うところもあるんだけど、すごく気持ちを重ねられた。 原題が「MY LIFE WITHOUT ME」って言うんだけど、ラストの方に、玉のれん(英語でなんて言うのかわかんない。もっとかわいい名前なんだろうけど)の向こう側で、みんなが食事をしているシーンを、こちら側のBedから、彼女が見ているシーンがあるの。それがすごく「MY LIFE WITHOUT ME」な感じを象徴しているように思えたなー。 9点(2003-10-30 21:29:13)(良:4票) |
2. 砂の器
《ネタバレ》 一ヶ月くらい前、原作を読みました。かなりの長編、すごく古い小説であるにもかかわらず、少しも飽きることなく、読みすすめました。N君が好きではないため、テレビのは見ていませんでしたが、松本清張本人が「原作よりよくできている映画」と言ったと何かで見かけたので、本作を見ました。(AmazonでDVD、買っちゃいました)ありがちな事ですが、小説を映画化すると、かなり省略しないと無理ですよね。これも、登場人物がずいぶん減っているし、殺人の方法なども違い、ううむ・・・と思いましたが、やはり映画でしか表現できない、あの長期にわたる放浪シーンはみごとでした。ただ、最後の盛り上がり、ピアノの演奏と、会議室が交互に変わるあのシーンで、刑事の一人が「順風満帆(じゅんぷうまんぱん)」の事を「じゅんぷうまんぽ」と言っていたので「まじー?」と思い、戻して見てみましたが、やっぱり「じゅんぷうまんぽ」と言っていて、一気に「う~っ!まんぽっ!」で頭がいっぱいになってしまいました。こんな事に反応してしまう自分が悲しかったです。誰か、その台詞にひっかかった人いませんかー?そんなわけで6点になってしまいました・・・。 6点(2004-05-30 23:15:16)(笑:4票) |
3. おばあちゃんの家
《ネタバレ》 余談ですが、私は王様のブランチのリリコさんの評価をかなり信じています。彼女は、自分のおすすめの映画だと、涙を浮かべて紹介するからです。世に言われる大作以外でも、彼女が涙をうかべながら薦める映画は、わたしにとってハズレがないからです。 この映画は、数ヶ月前に、彼女が「本当にいい」とすすめていたものでしたが、一部でしか公開されず、DVDになるのを待っていました。都会しか知らない少年サンウと、バス停までもいっぱい歩くところに住んでいる、腰の曲がった、字が読めない、口もきけないおばあちゃんとのお話。娘と一緒に見ていて、サンウの態度に「悪い子だね。見ていてどう思う?」なんて話していましたが、だんだんサンウの態度にも変化が見えました。街に行った時「電池あります」の文字を見ても何も言わなかった、紙に包まれたゲームボーイ?の下にしわくちゃのお札が入っているのを見てぽろぽろと涙を流すサンウの姿に私も涙が止まりませんでした。別れの前の晩、手紙の書き方を教えるサンウ、一生懸命やってみる、でもできないおばあちゃんの後姿にも泣けました~。(「僕カノ」のクサナギ君とりんちゃんもこういうシーンがありましたよね。)あのクレヨンで描いた絵葉書も大泣きでした。DVDの特典映像で、サンウ役の男の子が「一人で暮らしてて、死んじゃったら困る、とても心配だ」って言ってるの~。この特典映像の「メイキング」が本編以上に泣けるので、劇場で観た方もぜひ、ご覧になるといいと思います。最後に「すべてのおばあちゃんへ」と書いてあったので、これから実家の母に見せて来ようと思います。 8点(2004-04-06 15:58:59)(良:1票) |
4. たそがれ清兵衛
え?これで終わりなの?と思った。私は途中大事な事を見落としてしまったんじゃないかと不安になった・・・。宮沢りえちゃんは、大人になったなあーって感じ。よかったです。子ども達を思う、真田ひろゆきもよかった。人として立派だけど、みんなに「臭い」って言われるお父さんはいやだな。 4点(2003-11-01 08:20:32)(笑:1票) |
5. スキャンダル(2003)
《ネタバレ》 私は特に「ヨン様命」ではありませんが、冬のソナタは見ています。ヨン様は普通に素敵だと思います。さて、レディースディの日、午後の歯医者までの時間に映画を観ようと思ったら、自分が観たいもので時間がちょうどいいのがこれしかありませんでした。ヨン様、普通に好きなので、プレイボーイの役観たかったし。 ・・・私はちょっと・・・でしたね。「冬ソナのイメージを壊したくて、この作品に出た」そうですが、それほどまでにして出る必要があったのか?と思いました。私は大人なので「いやん、ヨン様、あんなことやこんなことまでするなんて・・・ひどすぎる・・イメージぶち壊れ!」なんて言う気持ちはさらさらありません。感動できるとか、泣けるとか、作品的におっけーなら、H盛りだくさんでもぜんぜんかまいません。むしろ、大歓迎です。(世間から酷評のジョニー・デップの「ノイズ」の中のHは作品的に実に重要な意味があり、濃厚で、ジョニーもシャーリーズ・セロンも素敵でドキドキします。)だけど、この作品は感動できるところもなかったし、なんだかなーと思いました。すっぱだかでHしたり、ねえちゃんのひもパンのひも、ほどいたりもしてます。冬ソナのミニョンさんを愛してやまない人は観ない方がいいかもです。でも、この映画を観てから、冬ソナを見ると、いつもよりものすごくヨン様が素敵に見えます。 どうでもいいところが気になるいつもの悪い癖の私は、海岸でヨン様が馬から落ちた時、怪我しないように砂の下に何かが敷いてあったみたいで「ぶよん」って砂浜が揺れたのが気になっちゃって・・・。 この映画でよかったところは、映像が美しいところ、チマチョゴリがいろんな色があって、その人の身分やキャラクターに合わせて渋い色や、派手な色、キャピキャピの色、落ち着いた色、とてもきれいでした。それから、お化粧の道具が美しくて見ているだけで楽しくなりました。 後ろに座ったオバサマグループが、ヨン様がお茶目な事すると「うふっ」、気になるシーンがあると「あの人達にはめられたんだよっ、ねっ!ねっ!」などとうるさかったので、それも醒めてしまった一因かもしれません・・・。 4点(2004-06-09 17:42:43)(笑:1票) |
6. フォレスト・ガンプ/一期一会
《ネタバレ》 とってもよかった。フォレストのまっすぐな瞳、まっすぐな姿勢にすごく感動。ちょっと頭は悪いけど、言われた事はきちんとする、他の事は考えない、純粋な気持ちが彼を成功に導いたんだと思う。もちろん「んなわけねーだろっ!」ってとこはいっぱいあるけど、映画だからね。とにかく、ひたむきで一生懸命だから、戦場でも「助けてくれ~」って言われれば「自分も死ぬかも」なんて事は一切考えずに何人だって助ける。タダだったらドクター・ペッパーを15本も飲む。←ちょっと違う・・・「球だけをじっと見るんだぞ!」と言われれば、球に集中して卓球もプロの腕前に。友達と約束したらえびを獲る!何回やってもうまく行かなくても、とりあえず獲る!「儲けなきゃ」なんて気持ちはない。そんなまっすぐな姿がほほえましかった。ダン中尉もすごくよかった。フォレストもすぐに「船に乗るの?足がないのに?」なんて聞く。そんな二人は誰よりもわかりあえた友達なんだよねー。二人のシーンはすごくよかった。・・・あの彼女は勝手すぎて、ちょっと嫌だったな~。どなたかが書いていらしたように、時代に翻弄される人々の象徴ですよね。彼女。 ★とりあえずUSJに行ったら「ババ&ガンプ」のお店でえびを食べようと思う★ 8点(2004-02-20 22:49:34)(良:1票) |
7. ホーンテッドマンション(2003)
もろにディズニーな作品。ディズニーランドが大好きな8歳の娘が「本気」で怖がりながらも、泣くほどでもない「小学生が震えながらも耐えられる程度の恐怖」感で、楽しいシーンも満載、笑えるところもいっぱい、家族で楽しめました。エディ・マーフィーの「匠が劇的なリフォームしそう!」って言う台詞が笑えた~。ディズニーランドのホーンテッド・マンションそのもので「このシーンあるよね!」「あっ、これもあるある~!」と小声で話しながら観ました。ホーンテッド・マンションに行きたくなりました。「ステンドグラスが、ミッキーの形だ~」とか娘が見つけたり・・。なかなか楽しかったです。親としては「これを観たばっかりに、娘が夜、眠れなくなったりしたらどうしよう・・・」と別の意味でドキドキしながらみたのですが(以前、ビートたけしの「怪人20面相」を見て、10日間くらい、恐怖で暗くなってしまった事があったので・・)その心配も杞憂に終わりましたわ。でも、大人だけで観たらちょっと物足りないかもしれませんね。 6点(2004-04-24 21:48:12)(良:1票) |
8. ラスベガスをやっつけろ
《ネタバレ》 いやあ、びっくりしました。ジョニーデップが波平になってるーっっ!映画のためにそこまでするとはっっ!「クライ・ベイビー」かなんかのビデオを借りた時に、この予告編が入っていて、そこで「全米一のラリパッパ役者」とジョニー・デツプが紹介されてた~。なんとぴったりなキャッチコピー! なにがなんだかよくわからないけど、おもしろい!人には薦められないけど。なんだか加藤茶にも見えてくる・・・。イッちゃってるから歩き方もなんかへーん!9月に「ショコラ」を見てから、にわかジョニーファンになった私に、これをすすめてくれた友達にありがとうと言いたい。一度、ジョニーの、べったべたのラブ・ストーリーを見たいと思ってたけど、それは無理なんだろうなーとこれを見て思った。誰にでも出来るラブ・ストーリーより、ジョニーにしかできない作品を選んで、一生懸命演じるのがわかったから。 7点(2003-12-11 17:43:44)(良:1票) |
9. コール
《ネタバレ》 えー、ものすごく変な映画~!電話がかかって来るたび、飛行機のエンジンを切って真っ逆さま~!!!!でもしゃべり終わると上昇~!!!!何度もやるからドリフ見てるみたいな気持ちになったよー。それに、自分の娘を助けるために、あんなフリーウェイのど真ん中に飛行機で・・・なんて、勝手すぎ。何人の人が迷惑被ってると思うのーっ!あげくのはてにどっかーん、で、ぼーんっで、それで終わり?ちょっとどうなのかなー?で、あのやさしいおじさんはいったい誰だったの?ケビン・ベーコンか奥さんのきょうだいだったって事なのかしら?もっと説明してよって感じ。 3点(2004-06-13 01:02:26)(笑:1票) |
10. トンマッコルへようこそ
今日、試写会に行って来ました。下の方のレビューを見て、私もそう思ったので一言。「千と千尋の神隠し」にとっても似ているシーンがありました。(森の中に丸い顔をかたどった置物があるシーン)そして、そこで流れている音楽が「千と千尋の神隠し」にほーんとにそっくりでした。 [試写会(字幕)] 6点(2006-10-13 00:26:44)(良:1票) |