1. いま、会いにゆきます
《ネタバレ》 細かいことつつけば、アラのある映画ですが、「愛」ために短い生涯を選べる勇気に涙しました。人はどのくらい生きたかではなく、どう愛し、愛されたかで人生の価値が決まると思っています。そういう意味でこの映画(というか原作)は、純粋に感動できると思いました。批評家としての厳しいの意見も多いようですが、自分はそんなこと考えながら見る余裕はありませんでした。 竹内さんの透明感と雨の季節の似合うこと。彼女のことが少し好きになりました。 8点(2005-01-28 12:36:37)(良:9票) |
2. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
《ネタバレ》 家族で楽しめるいい映画でした。シザーハンズの青年がここまで俗に染まってはまったのか(笑)、と思いながら見ていました。 謎のシーン。 ラスト近く、ヒロインが着せられたドレスを海に飛び込む前に船長に返すのですが、それを受け取った船長が「まだ温かい。」とか言うんです。確か呪いで何も感じなくなっいるはずなんですが・・・。 8点(2003-12-22 09:37:18)(笑:4票) |
3. いまを生きる
この映画を見たとき、とある進学塾の講師をしていた。 中学入試では詩を教えるとき、表現技巧や分類から教えていた。 詩を味わうことよりも先にだ。 この映画を見てすごく反省することしかり。そして、ラストシーンでは流れる涙を止めることができなかった。 今まで見たどんな映画よりも泣けた。生徒と教師の深いつながり。自分らしく生きることの素晴らしさと難しさ。いろんなことを考えさせられる映画である。 映像も美しく、四季折々の自然の美しさにも心が洗われる。 私はいまだに教師をやっているが、自分の教育の原点はこの映画あると言える。 「教科」を教えることは容易いが、それを通じて「どう生きるべきか」を教えなければ、教師とは言えない。 お薦めの一本である。 10点(2003-12-22 09:41:36)(良:3票) |
4. ドリームキャッチャー
《ネタバレ》 みんなが酷評するほど、そんなに悪い評価だとは思えない。 ロードショーで見たら、少し腹が立つ程度。 前半は最高にハラハラ。後半の消化不良気味の展開もいつものキング映画と同じ。 ケツから出てくるエイリアン。きっと痛いんだろうなあ。 ゲイの人とかどう思って見たのかな。というか、あの四人は実はハードゲイで、その喜びを教えたのがダディッツか。ふーむ、象徴的な映画だ。 となるとあの赤い蔓延する菌はエイズだな。これはゲイ嫌いのキングの怨念映画か。 それにしても宇宙人。なぜ山の中に不時着する。都市に来て菌ばらまけばすむことだろうに。25年も地球に来ている割にはオマヌケだ。 「ワタシタチハナニモシマセーン。ムガイナウチュウジンデース。」みたいなことをテレパシーで送るという小技にもびっくり。 そんなもん通用しないということも25年間でまだ学べてないのか。 凄い科学力のわりには裸体で攻めてくる不思議さ。戦闘力のない自爆するだけの巨大宇宙船。いくら地球人が馬鹿でも、こんな奴らにはやられないだろう。 PS ラスト近くの「アイ・ダディッツ!」。これにはやられた。映画史に残る名文句となるだろう。白血病の菌に感染して死んでいくエイリアンは、ウエルズの宇宙戦争からの伝統をしっかりと受け継いでいる。はははは。 7点(2004-12-06 18:58:32)(笑:3票) |
5. 椿三十郎(1962)
三船はセクシーだと思う。この映画で見せる男臭さは今の男優にはないものだ。 肩のゆすり方、堂々とした歩き方、どれもハードボイルド。 この男、本当に強いんだろうと思わせてくれる何かがある。 三船のいた日本。彼亡き後の武士の魂は何処へ。 「ラストサムライ」で間抜けな日本語しゃべるトム・クルーズに武士道を語られたくはない。俺は右翼でもゲイでもないけれど、真の男らしさを持っていた三船という俳優とそれを完璧に銀幕に表現しえた黒澤という監督が大好きである。 9点(2004-12-11 20:35:29)(良:2票) |
6. LOVERS
これはもはや映画ではないな。プロジェクターの色彩調整用のビデオかと思った。 色彩美と形式美とアジアンテイストを濃く煮詰めて、味の分からない外人に「ほら美味しい中華料理でしょ。」といいながら、食わせたような映画だ。 グリーン・ディスティニーが賞を取ってから、方向性がおかしくなった。 竹林での格闘シーンもグリーン・ディスティニーのパクリだし。 チャン・ツイィーはぞっとするほど美しく、金城もかっこいいのに、肝心なスートリーがピヨピヨ。まだ「HERO」の方がましだった。これだけ泣けない悲恋物も珍しい。 30分で終わる話を映像美へのこだわりで引き伸ばしただけ。 初恋の来た道>グリーン・ディスティニー>HERO>LOVERSとだんだんひどくなっていっている。 衣装や風景の色づけに手間ひまかけるのなら、脚本に気合を入れて欲しい。 全篇プロモーション・ビデオのようなこれを果たして映画と呼んでいいのか。 「ワンス・アポンナ・タイム・イン・チャイナ」シリーズの圧勝です。 4点(2005-02-02 11:59:58)(良:2票) |
7. CUTIE HONEY キューティーハニー
冒頭からもうダメダメ感爆発。 サトエリ好きの俺もこれには「アチャー」って感じ。 キャシャーン、デビルマンもひどかったが、これもひどい。 その昔の「8マン」の映画化の方がマシ。 永井豪は何でも映画化許可するんじゃないよ。 「ゴッド・ディーバ」の監督にフランス版「魔王ダンテ」撮ってもらいたい。 3点(2005-02-11 12:34:27)(笑:1票) (良:1票) |
8. キャットウーマン
《ネタバレ》 面の皮が厚くなる化粧品って最高。 殴られても痛くないんでしょ。格闘家が買いますよ。 ミシェル・ファイファーとの比較ならハル・ベリーの勝ちかな。 黒い皮の下の黒い肌ってセクシー過ぎる。 鉄格子に挟まっていたハルのプリプリしたお尻に7点献上! シリーズ化の臭いぷんぷんですな。 7点(2005-02-06 23:47:35)(笑:2票) |
9. 天上の剣 The Legend of ZU
いやはや、ここまでストーリーの分からない映画も久しぶり。俺の頭が悪いせいかと思っていたら、みんなも分からなかったんだね。 最初から見ているのに、続編を見ているような不思議な感覚。 あまりにもはしょり過ぎたストーリー。 どんなファンを想定してこの映画を撮ったのか理解不能。 凄いことは凄い映画だとは思うが、勿論いい意味ではない。 チャン・ツイィーも映画に恵まれないね。アジエンスのCMが代表作になっちまうぜ。 3点(2005-02-03 22:25:20)(笑:1票) |
10. スターシップ・トゥルーパーズ2
広く感じられない宇宙。意味のない裸。テーマの見えない終わり方。 これは果たしてお金をかけて作る意義のある映画だったのだろうか。 バグとセックスする変態女とか見せてくれたほうがまだまし。 虫の映画だから無視しろってか。書いてて寒くなりました。 3点(2004-11-17 20:37:25)(笑:1票) |
11. ローマの休日
母が若い頃、父とデートしたときにこの映画見たそうな。時代は変われど、いいものはいつまでもいい。映画の面白さというものを初めて体験させてくれた映画です。 10点(2003-12-22 09:45:39)(良:1票) |
12. 夕陽のガンマン
リー・ヴァン・クリーフのあの眼光はすごい。 いつかああなりたいと思いながら、年だけ重ねてしまった。 ブーツを踏み合いするシーンが、子供っぽくて、かわいい。 音楽は満点。鑑賞後は、口笛でついつい吹いてしまいます。 [DVD(字幕)] 8点(2008-11-10 17:07:04)(良:1票) |
13. みなさん、さようなら(2003)
こんな映画に「たそがれ清兵衛」は負けたのか。不思議だ。 死ぬことの意義を問い続けた父であったが、最期に納得できたのか。 自分自身の死に方を深く考えさせられる映画ではあったが、あまりにも感動が薄い。 愛人と妻があんなに仲良くできるのもお国柄か。人類はみな兄弟ってか。 5点(2004-11-17 20:43:32)(良:1票) |
14. 薔薇の素顔
裸にエプロンのジェーン・マーチ見るだけでも価値がある。男の夢よのお。 っていうか、そのためだけにこの映画作ったんちゃうの? 5点(2001-04-16 00:22:34)(笑:1票) |
15. トリプルX
ヒーローとしての魅力に欠けている。ケンカ強いわけでもないし、バイクはスタントマンやっいるのが見え見えだし、賢そうなふりしてもあっさり捕まってしまうし。前半の盛り上がりに比べて後半がしょぽい。大体雪崩によって通信施設破壊するんなら、主人公が降りていく必要ないじゃん。爆弾落とせば済むことでしょうに。もっとワルに徹したヒーローが見たい。これなら「ドーベルマン」の方が格好良かった。 5点(2003-04-13 15:12:22)(良:1票) |
16. サイン
みんな悪く言うけど、サスペンス物としていい出来だと思うよ。 時間が短く感じられたもの。 でも、円盤でやってくる宇宙人があんなに弱いわけないし、裸体で地上に降りるなんてミスを犯すかなという疑問は残る。 アルミ箔で作ったとんがり帽子には笑った。俺もかみさんに思考読まれないようにあれかぶるかな。 7点(2004-10-03 01:35:57)(笑:1票) |
17. 大脱走
小学生のとき、近所の映画館で見て感動。マックィーンに憧れて、バイクの免許も取りました。金網の向こうに手を伸ばした彼の気持ちが痛いほど分かる年になりました。 10点(2003-11-25 10:44:57)(良:1票) |
18. ニュー・シネマ・パラダイス
昔、俺の田舎町にも映画館があった。そこで「大脱走」や「エデンの東」を見た。館長の加藤さんが実家の旅館の風呂でお友達になっていたので、映写室にも入れてもらったこともある。怪獣映画は大抵タダで見せてもらった。大学時代に加藤さんがガンで死んだことを知り、その晩吐くほど酒を飲んだのも今は懐かしい。この映画を見て、あまりにも自分の昔と重なり、嗚咽してしまった。映画が好きで好きでたまらない人は、何度見てもあのラストで泣けるのだろう。自分の最高の映画の一つである。 10点(2002-11-27 15:08:27)(良:1票) |
19. ソウ
《ネタバレ》 後味の悪さではセブンの勝ちかな。不思議度ではCUBEの勝ち。それにしても低予算でここまで面白い映画を作れた監督の手腕は凄いと思う。嫌だなと思うことが確実に起きるので、悪夢に似た映画ともいえる。ただ、犯人が「命の重さを知れ。」みたいなことを口走るのだが、いろんなパズル形式で人の命を弄んでいるあんたにそんなこと言われたくないですからー!残念!! と、波田陽区風に結んでみたが、この台詞も手垢がつきすぎて、既に言うこと自体が親父ギャクとしか受け取られませんからー!残念っ!!(ダメ押ししてしまった。だから親父はやめられない。) 7点(2005-01-28 12:26:29)(笑:1票) |