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プロフィール
コメント数 117
性別
自己紹介 好きな女優→レベッカ・ローミン ミラ・ヨヴォビッチ 鶴田真由 土屋アンナ

好きな男優→ジェット・リー ロジャー・ムーア マイケル・アイアンサイド ケビン・ベーコン ゲーリー・ビジー 阿部寛 中井貴一

好きなキャラ→プレデター/ムーアとブロスナンのボンド/ザ・コアのジムスキー博士/ガチャピン

好きな映画→お手軽に楽しめるB~C級映画

苦手な映画→怖いのとショッカー系

ファッキュー→過去の名作に高得点しかつけられない信者

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1.  プレデター
プレデター。実は一番好きなアメリカンヒーローなのです。カッコイイでしょ彼。 ついでに私の趣向で言えば顔もカッコイイと思うんですけどね?  戦士として情け容赦なく。ハンターとして、実は非常にモラルが高いことが2作目 でわかったりするんですがなんといっても彼等は優れた戦士には敬意をもって 全力で襲い掛かってくる所が最大の魅力でしょう。情け容赦一切ナシ。殺しには 遠慮なく凶悪な武器を使用する。なのに、戦士を前に素顔をさらし、肉弾戦を挑 んでくるのはどういうことか?  この辺の戦士としての生きざまをインディアンの隊員も持ち合わせていて、象徴的 なのが、橋の上で傷をつけ恐怖に対して心を鼓舞させ、銃を捨てナイフ一本で戦い を挑むシーンでしょうね。一瞬でやられたからといって笑っちゃいけません。ここ わざわざ分かりやすい人間のキャラで表現してくれてるんだからここで戦う男の 気概をくまねばならんのですよ、この映画。そしたらプレデターやダッチへの視点 が変わってきますよ。そうでしょう?ダッチは見えない事をいいことに逃げずに 戦いを挑んだ。私は愚か者呼ばわりする気ないですね。インディアンの戦士も。 
8点(2004-07-26 18:49:19)(良:3票)
2.  クリムゾン・リバー 《ネタバレ》 
優性学だの、赤ん坊の摺り替えだの、銃を撃ったのは死んだ少女?!だの まぁずいぶん素敵なキーワードちりばめて、犯人は死体に俺達を導いてるって 思わせぶりなセリフをキャラクターに喋らせて、犯人としか思えない女性が どうしても犯人とは思えない!…一体どういうことだ……?  「ごめんね実は双子がいたの(はぁと)その一人が犯人だったのキャハ」 …それも最後の最後の最後のシーンでいきなりコレ。  いつからこんなシロモノが日本ではミステリーだのサスペンスだのと言われるよう になったのか不思議でならないのと同時に、テレビの放送とはいえちょっと…これ さ、積み上げて来たものいきなり最後の最後でドラえもん登場させて道具一発全て の問題解決すんゼ?って崩してんのといっしょじゃん。観客コケにしてんのかと。  シャーロックホームズの名言を言い訳にするなら双子って安易な手段で片付けるのも いいんですけどね、刑事二人は調査である程度事実は掴んだけど結局「謎」に関して は何一つわからんまま「ようわからんから実際俺は見に行くぜ!」ってことでしょう? アレ。過程も成果も客に見せずに最後にもっとも安易な手段でホイとかたずけたその 姿勢で2点
2点(2004-06-09 11:18:41)(笑:2票) (良:1票)
3.  キル・ビル Vol.1(日本版)
私の友人は、北野武の「座頭市」を絶賛し「キルビル」は糞映画とこき下ろす。  …ふー友よ、今君がウマいと絶賛しているその超有名店のアップルパイは実は昨日君がボロクソにマズいといった俺の作ったアップルパイの残り物なんだよ(W
8点(2004-02-06 19:44:50)(笑:1票) (良:1票)
4.  シベリア超特急
なんだブライアン・デ・パルマの同類じゃ~ん。  って思っちゃったのはファム・ファタールと間を置かずにこの映画を見てしまったせいなんでふかね。
4点(2004-02-10 14:56:40)(笑:2票)
5.  ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
近年のゴジラ映画の中ではもっとも良くできてます。主人公である橘ユリが劇中で なかなか面白い事を言う。軽薄で、核心ついた言葉です。  「大平洋に散った英霊達がなぜ日本を襲う?」 「大平洋で死んだ兵士とか、外人とかの魂がまざっちゃってんじゃないかな?」  いかにも普段その手の話に興味のカケラも持ち合わせていなさそうな今時の若者っぽ い軽薄な発言ですが。今回のゴジラで重要なキーワードである怨念を考えるとなかな かうがったこと言っちゃってる訳で。  怨念とはそもそも理想や、思想など入り込む余地のないシンプルにして純粋なもの。 戦争に散った人間がそれぞれ敵に対してかかえていた念とは訳が違います。戦場に 存在したであろう強大で純粋無垢なまでの怨み。それを表現する術がなかった若者 っぽい発言だと思いません?この辺ユリの成長過程でまだまだこのシーンの時点では 未熟な主人公にすぎないことを見せてるのが地味に上手いですね。  さて、そのゴジラを描き切れているかというと…残念ながら一歩及ばず。そのゴジラ を演出する以上、特撮シーン何かは特にその辺上手い事描かなきゃいかんわけで、 最低限ガメラ3のクオリティが必要だと思うんですがかなりレベルは下の方でしたね。 なのに8点もつけてるのは最近見たなかで唯一満足感のあった数少ないゴジラ映画 だからです。本当はもう少し下ですが。  ちなみに、必要性だけでいえば守護神の3怪獣まったく必要ないですね。第一作目や 84年のゴジラみたいにしても良かったのでは?でもモスラはモスラ史上最高にカッコ イイ造型でした。ゴジラも太りすぎなの覗けば一番カッコイイですね。
8点(2004-08-25 15:45:07)(良:2票)
6.  マッハ!!!!!!!! 《ネタバレ》 
贔屓目で見ても、ジェット・リー、ジャッキー・チェン、ブルース・リー、 ドニー・イェンの4人をトニー・ジャーのアクションは超えています。ワイヤーや CGを使わないと所詮想像しうる範囲の動きしかできないだろうって思い込みが ちになりますが、あまりにも予想を超えた動きを見せつけられるので、人間は かくも動けるものかと衝撃をうけますよ。しかも前述の三人のファンだとかで、 結構かれらの動きを取り入れてる節もあります。ジェット好きな私はジェット のアクションを取り入れたんだろうな~って部分を数カ所見つけました。…ジェ ット超えてますけどね。  アクションだけなら10点つけてもいい。ただトニーにはまだブルースや松平健の ようなある種のオーラがないですね。みたまんまの純朴な青年って感じで、風格 はこれからおのずと付いていくんじゃないでしょうか。  …が、マイナス2点なのはやはり本編に気に入らない箇所があるからで。主人公 に絡む二人のキャラがクドい。まず同郷の男。散々、恩を仇で返し、都合の 良い事ばかり寝ほざき、主人公を良いように利用して裏切ることしか考えていな いような男で、最後に良い所を見せた所で何の感慨もない。そして連れの女。 たいした活躍もせず、男とのからみも詐欺でまきあげた金をめぐって言い争うの がほとんど。実の姉との関係も実に淡白に一回しか描かれないのに二人を失った とたん異常なまでの号泣ぶりで、そのシーンも延々長い。クドすぎる。  せっかくの美味しい料理食って大満足してるところにマヨネーズ口に流し込ま れた気分で興醒めします。なのでその二人分マイナス。
8点(2004-07-26 10:34:53)(良:2票)
7.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
素直に見ていて驚く程平たんな映画で退屈。なぜそう感じたのか考えてみました が、表現力に乏しい故に中身が無い。映画に必要なモノがそろいも揃って欠けてる からだなと。  屍のような体になる呪を受けて、そしてその呪を解呪するために敵さんたちは 主人公狙う訳ですが…全然、呪いを苦にしているように見えない。むしろ良いように 利用して活躍するシーンばっかりで理解に苦しむ。世界一旨いステーキ食ったやつ が無表情で旨かったよ。っていってんのと同じレベルの表現力です。柔らかさは? 肉汁は?歯ごたえは?香りは?ボリュームは?屍になった時の苦しみを分かりやすい セリフじゃなくて演技でもっとその苦しみを伝えてよ。全然感じないよ。むしろ 牧歌的な雰囲気が漂ってるくらいだ。  全然苦にしてなさそうな呪の解呪に必死な姿勢みせても全然説得力が無い。説得力 の伴わない話を主軸にしてどう楽しめというのか。過程を見せられて結果を見ても、 なんの感慨も無い。その他シーンも全部そう。表現力に乏しい故に中身が無い。 チャンバラにしてもそう、死の危険も、痛みも存在しないチャンバラになにをどう 盛り上がれというのか。この映画そんなシーンの固まりです。2度目の鑑賞を経て、 ますますつまらん映画だと再認識しちゃいました。
4点(2004-02-05 11:49:11)(良:2票)
8.  JAWS/ジョーズ
サメという生き物に、偏見を与えてしまったという点が気に入りません。 私もしばらく海に入りたくなくなりましたし、親父が沖に泳いでいった 時は泣いて呼び戻しちゃったもんです。今でこそ、恐れはあれど、サラブレッド やチーターにも通じる美しさを兼ね備えたサメは大好きですけどね。  が、とにかく鮫の描き方が旨い。たしかに作り物なんですが、恐怖がそれに 目を向けさせません。っていうか制作者が心配するほど作り物っぽさなんか ないんですけどね。エイリアン同様ハッキリ姿をみせない演出も○。 襲う時のサメ視点がたまらなく怖いし、一つの演出法を確立させた偉大な映画 ですね。  なにより特筆すべきは音楽でしょう。あの音楽がなければ果たしてあの恐怖を 描く事ができたかどうか。  トレマーズもそうですが、低予算で作られたこの手の映画にキラリと光る傑作が うまれるのは、制作者が限られた条件のなかで、脳細胞すり潰すくらい知恵絞り だすからでしょうかね。予算が膨大で、失敗してもやり直す事ができる作り方で はないですから。まさに“結晶”ともいうべき映画です。  
8点(2004-06-25 20:05:10)(良:1票)
9.  パール・ハーバー
アメリカは今だに奇襲が立派な戦術であることを理解できないのか、あるいは知らないのか。実はかねてから疑問でしたがちょっとその答えを垣間見た気分です。  後半のあたり主人公が抵抗能力ないと見せて這って拳銃を手にとり、日本兵を唐突に射殺したのも完全な奇襲であり、不意打ちであり長年「卑怯」だと唾飛ばしてきた行為であることをこの映画は友人の死を直後に持ってきていかにもな正統性を持たせている。さらにその前には真珠湾攻撃のシーンが最大のもので数々の奇襲を描いてますね。それに対して主人公達の行動は常に正当化の理由を与えられているものでした。不意打ちで死んだ同胞の敵討ちってやつです。  確か日本では恋愛映画だとか言ってましたっけ?これは史実を忠実に調べたとも。本質を口にしないのは何故なのか問いかけてみたいですね。
3点(2004-03-29 10:35:48)(良:1票)
10.  チャーリーズ・エンジェル(2000)
キャメロンディアス……起きがけの尻といい、会心の微笑み振り向きといい、なんて見ていて恥ずかしい女なんだ。恥ずかしくて正視できない。
7点(2004-02-19 17:24:09)(笑:1票)
11.  ドランク・モンキー/酔拳
蛇拳に比べれば随分動きが早いので戦ってる感はありますね。 カンフーの形も非常に美しくて技がひとつがビシっと締まってます。 この当たり、形がキレイなのはさすがジャッキーですね。 ただし…酔拳って素材はあんまり動きがビシビシしてるのもどうかと。 この辺りの酔ってる表現がジェットリーも下手ですね。今の所、「少林寺」 で酔拳を披露していた人が一番上手いかな?  師匠の人が酒が無いと力がでない、なので飲めば飲む程強くなるって フレーズが生きてくるんでしょうが…少なくとも劇中でそれほどの 強さを見せてくれるシーンがほとんど無い。ザコ相手に活躍しても 武術家相手に、酒が無いせいで情けない負け方するので、ただの 真性のアル中にしか見えないのが難点です。  
6点(2004-06-28 11:26:56)(笑:1票)
12.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー
これはカンフー映画の中でもかなり良い。  正直にいうとですね。私ジェットリーが一番好きですが、技の美しさはドニーに 適わないと思うのです。何よりドニーは動きのバリエーションが多い。ちょっと パワフルさに欠けるかな?キレイすぎて。あと早回し使い過ぎ。  無影脚も過剰な演出に飾られたものではなくなってます。本来あれは技の名前では なくて、効果的に蹴りを当てる足の用法のことですから。おそらくもっとも劇中で 無影脚という言葉が正しい使われ方してるのは衣類で目潰し喰らわしたあとの前蹴 りじゃないでしょうか。  フェイホン子供時代の女の子もいい。後ろの敵に気付く目付けの様はまさにジェット リーそのもので。棍のキメポーズも美しい。っていうかこの映画登場する達人全員 キメポーズがカッコよすぎてクラクラします。 
8点(2004-08-25 14:46:32)(良:1票)
13.  ダークシティ
これ作った監督さん夜が好きなんですかね。クロウもたしか夜のシーンばかりでしたっけ。  この映画息が詰まります。夜ばかりで見ているこっちが陽の光が欲しくなる。随所随所の海の記憶は息抜きポイントとでも言うべきでしょうか。  映像美は素晴らしいものがあると思います。CGの使い方も好きですね。リアルに対するアンチテーゼが見えかくれするような気がします。この映画の好きな所は、主人公が最後に立て直したものは所詮はささやかな故郷の姿と陽の光だったってことでしょうか。人間らしいじゃないですか、世界を作り返るような大仰な事ではないく個人が求めうるささやかな望み。だけどささやかなハズの望みが間違い無く世界を塗り替えてる所です。最後太陽に街が照らされるシーン好きですね。絵はありがちだけど。
6点(2004-03-29 11:00:21)(良:1票)
14.  アラビアン・ナイト(1999)
さながらプレステでいうところのシンプルシリーズか。この一連のテレビ映画の シリーズ結構好きなのです。その中でもかなり完成度が良い。なんといっても テレビ映画にしては映像のクオリティも高い。さらに絵面のセンスが良い。 ランプの精の強い方が胸を引き出しにしたり雨のシャワーかなにか浴びたり する所は結構凄い。アラジンの物語がなぜか中華風にまとめられているのも 違和感がある意味新鮮です。  雪の女王や不思議の国のアリスなども見てますがやっぱり良いデキしてますね。 しかもこのシリーズ…意外な人が出演してたりしててちょっとビックリする事も。 何気なく暇な時にみたらなんというんですかね…お子さんに絵本を読んであげる のと変わらない感覚で鑑賞できるかと。御家庭にオススメ。
7点(2004-09-06 21:44:53)(良:1票)
15.  ファム・ファタール(2002)
え~非常にコメントに困る映画です。なんと言えばよいのやら。  映画みていると「ええぇ~~~?」ってシーンというか設定がかなりあるんです。偶然にも程があるだろって感じのが。ラストもビリヤードの3クッションくらいの偶然が重なっているし(w  さながら話はタモリの世にも奇妙な物語スーパーデラックスバージョンでしょうか。 デ・パルマ節とやらがどんなものか知りませんが、目の前にデ・パルマがいたらコメカミのあたりをいんぐりもんぐり、いんぐりもんぐりしたくなる映画ですね。とりあえず レベッカ・ローミン萌!
6点(2004-02-05 11:05:25)(笑:1票)
16.  ジャッカルの日
なんだか変態じみたコメントになっちゃいますが…銃を試射するシーンでジャッカルがサイトを微調整する所ンに色気を感じるというか気持ちよさそうだなぁ~というか。女性を愛撫している男のようなエロチックさがあります。動きは当然違うんですが、ドライバーをやさしく突き立ててチチチ…と繊細な調整を施しているからですかね?スイカもスコープ越しに着弾点を見せてるのが良いですね。  ルベルは見た目が全然冴えないわりにはかなり優秀ですね。活躍してたのは部下の方でしたが素早く指示出してたのはルベルだし、最後にとどめ刺したのもルベルですからね。
7点(2004-04-12 10:11:01)(良:1票)
17.  アンダーワールド(2003) 《ネタバレ》 
なんだか某マンガの主人公ソックリなナリしてますねこのパッケージの主人公。 ところが、アクション面においては稀に見る素人っぷりだったような… 序盤の駅での銃撃シーン。引き金引く度にあんな大きく銃口が外向く俳優さん 見るの久しぶりでした。映画は狼男の描写に比べて吸血鬼の描写が随分お粗末 だったのが気になりましたねぇ。それっぽいのゴシック調の館内部と天井に張 り付く姉ちゃんだけでしたね。それ以外の部分では普通の人みたいだし、狼男 にゃ格闘で全然叶わないし。威嚇もなんだかネコみたいで吸血鬼らしかったの 長老だけですね。主人公なんて噛み付くまで吸血鬼であることすら忘れてました。 その長老もなんか最後はヘタレキャラ化したし。新解釈もいいけどやっぱり伝説 の吸血鬼の姿の方が好きですね私。  ところで…この混血くんですけど。普通にエッチして作れなかったんですか? なんで映画のような回りくどい方法をとるのかさっぱり。ルシアンとビクトーの 娘が結ばれて子供でもできようもんなら、おお、おぞましや!…ってのが長老の 怒りに触れたんじゃなくて?あれ単に奴隷が娘に手ぇ出したのが気に入らなかった ってだけなんですかね?  
5点(2004-06-14 10:17:24)(良:1票)
18.  シンドバッド黄金の航海
ジャキジャキ!ジャキジャキ!ジャキジャキ!じゃぁあ~~~~ん♪(くねくねくねくね)  カーリー像カッコイイ!一歩あるくごとにポージング!動きもセンスにあふれてます。確かにカクカクしてるし、重量感も全然ないけど、この動きのセンスは最近のCGで動く石像には見られない。最近のいかにも生き物っぽくとか、いかにも重そうな重量感とか、そんなのしか描かないでしょ。動きにセンスがない。リアルだけど普通なのが最近のCGIならハウゼンのはリアルじゃないけどセンス良し。
7点(2004-02-16 22:30:40)(良:1票)
19.  アルゴ探険隊の大冒険
最後の骸骨戦士がですね。例えるなら噂に聞いてたドーンオブザデッドの走る ゾンビなんですよ。ガイコツ戦士のイメージってトロそうじゃないですか。実際 画面のなかでも登場したら猫背で、ノッソノッソとあるいて、コルキス王が微妙 な表情でやれー!皆殺しだー!って叫んでんのにのっそのっそ。  これのどこが世に適う者の無いドラゴントゥースウォーリアだ?って思ってたら… いきなり走るんですよガイコツが。軽やかに飛ぶんですよ。うわぁ、速いじゃねぇか! って感じで。壁に戦士が昇って見ててホっとしたらうわぁ追って来たァー!!って こっちが不安になる。人よりも軽やかに壁から壁へジャンプするし。  後、忘れちゃいけないテイロス。もう見るからに動くんだろ?動くんだろぉ?って 絵図らでキキキと首を捻ったらもう来たー!!って感じです。こいつが岩越しに ジェーソンの前に現れるシーンの巨大感。現代のゴジラ映画を超えてます。贔屓目 抜きで(というよりゴジラが大きく見えないというべきか)山越しに先回りされる シーンとか、ああもうダメだ感が漂っててナイス。  …が、これら以外の特撮やキャラクターの扱いには不満が残ります。ヘラクレス なんて何しにでてきたんでしょうねコレじゃ。こいつの扱いに関していえば現代版 のほうが上等で上手です。ヘラやゼウスも現代版の方がキャラクター的に面白いかも しれません。現代版のゼウスなんて嫌なおっさんだしそれがストーリーを面白くして いるし。でもハウゼン版は映像の個性が強い。強すぎるくらいで、そのくどいまでの 個性が魅力であり、高度な技術でつくられた現代の映像が持ち合わせていない素晴ら しい要素なんだなと再認識。ハウゼンの映画はタイトルも映画そのものも分からなく たってああ、ハウゼンの絡んだやつだなってわかりますからねぇ。
6点(2004-09-06 21:17:00)(良:1票)
20.  未知との遭遇
まさにわけわからん映画です。いや、映像は良いですよ?特撮も凄く良くできてると 思います。映像も美しかった。音楽でコミュニケーションとるのも、なるほどな~ って感じで納得してましたが……だから何?  まさに未知と遭遇したものが陥る状況を客にも与えるわけですよ。情報が足りない。 まさに情報が足りない。この映画は情報を客に与えていない。音楽で何か会話にも なってない“話し合い”が成されたことしかわからない。劇中の人間も観客も目の 前に起きてることがつまりどんな意味合いをもっているのかまったく分かって無い。 分からない。なんとなくそうなんじゃないかとしか思えないし、周りが笑顔なら なんとなく友好的な気分になれる……本当にそうか?冷静に考えるとなにひとつ わかっちゃいないぞ。  もしも客をそんな状態に陥れる事が狙いなのなら、スピルバーグは一休さんで、 客はとんち喰らった殿様ですかね。 
4点(2004-06-28 11:56:18)(良:1票)

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