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1.  ベンジャミン・バトン/数奇な人生
ありえない設定ですが、決して特殊効果のSF映画ではありません。時間や老い、人との出会いがテーマです。この映画は、「今ここでこの瞬間を生きる」ことの大切さを語りかけています
[インターネット(字幕)] 8点(2022-03-26 11:01:54)(良:1票)
2.  東京暮色 《ネタバレ》 
英語で映画はMovieです。 派手なカーチェイスやアクション等の「動き」は小津の映画にありませんが、 何故か退屈せずに最後まで見てしまいます。 現在の視点から見ると、長女(子供の為に離婚せず夫婦生活を続ける)と 次女(映画でははっきりしないが自殺と思う)の選択は 疑問に思う人もいれば、今でも同感という人もいると思う。 かなり昔の作品ですが、この映画が提示する家族についての問題は永遠に 古くなりません。 蛇足ですが、「決して人が画面を横切らない」「同じ動作をする二人」 「坂を上がって玄関を開けるシーンの繰り返し・繰り返し」など 小津の特徴がこの映画でも見られます。 
8点(2004-09-05 23:41:34)(良:1票)
3.  めぐりあう時間たち 《ネタバレ》 
なぜ家族を捨てて家を出たのか、 ローラの心情が最後まで理解できず。 生きているという感覚が無くなってしまい、自分の子供を捨てる 悲しさ・辛さにのみリアル(人生の実感)が感じられたのかも。 18歳のある時から同様に生きている感覚を失っていたクラリッサ、それでもなんとか立ち向かい生きていこうとする所にはすごく共感。 クラリッサの虚無の原因を作った詩人、幼くして母ローラに捨てられ エイズにかかり自ら死を選んだリチャードは死ぬ直前まで母の事を 考えていました。彼には母の気持ちが理解できたのかな?
6点(2004-03-26 22:06:00)(良:1票)
4.  キャンディ(1968)
変な人がいっぱい出てきますが、キャンディを見ると 同じ行動を取ってしまうのがおかしい。 愛らしい顔に金髪、碧い目、舌足らずのしゃべり、ちょっと 頭が弱そうと、見る方も納得してしまう程主人公は可愛いかな。
6点(2004-04-04 00:00:38)(笑:1票)
5.  シックス・センス 《ネタバレ》 
「殆どの人は、死んでいるのに気付かずに生きている」 目的を見失い虚無的に生きる現代人を批判した、ある有名人の言葉だ。 マルコムは、コール少年を救うという医師としてのミッションから「生きがい」に満ち溢れ、活き活きとしているように見える。 実は、主人公は死んでいた、というのが「秘密」らしいが、 生きる屍にならない為の秘密をこの映画は教えてくれる。
[DVD(字幕)] 8点(2009-07-22 22:16:12)(良:1票)
6.  駅 STATION
ロス五輪の開会式で、北朝鮮バリの整然とした一糸乱れぬ 行進で日本は入場してきました。ところが最後のアメリカは まったくバラバラ、笑顔で観客に手を振ったり、手持ちのカメラで 記念撮影したり。次のソウルの開会式から日本もアメリカを真似するように なってきましたが、まさに このころから日本人が変わってきたように思います。 この映画では、紅白や円谷選手の遺書、熱燗など 日本人がどこか郷愁を覚える「かつては絶対的に日本人的と思われていたもの」が 効果的に使われています。良い映画だと思います。 良くも悪くも日本人的感性を刺激されてしまいます。
8点(2004-06-19 00:08:07)(良:1票)

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