1. バイバイ、ママ
「母親」という重いテーマの割には、気落ちすることなく最後まで見れる面白い映画だった。 子供にとって、母親というのは宇宙レベルに「全て」です。 自我が目覚めて自分の足で歩くようになって目で見る情報を正確に処理するようなるまでは。 でも母親にとっては、いつまでたっても子供が全てで「特別」です。 その母親の、平凡な子にはさせない、常に母親の愛情が側にあるように、私のようにはさせない、という気持ちが当の子供にとっても必ずしも良いものではないのだよね・・・・ そうなってしまったキーラが徐々に狂っていく過程はゾっとします。子供を育てることはおろか、子供を産みづらくなっていっている昨今、自分は果たして子を持つ覚悟を決めることが出来るか不安になった。 しかし考えさせられる内容の割りに苦しくないのは、幼少期の回想がコメディチックに描かれているからかもしれない。 しかもその回想が適度に説明的で、ちゃんと繋がるようになっていてまとまっている。 初監督にしては上出来だったと思う。自作も期待したい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-11-16 01:02:20)(良:2票) |
2. 弟切草
《ネタバレ》 見にくい、目が痛い。特にラストの奥菜恵がぜんぜん駄目。 0点(2004-06-22 18:10:17)(笑:1票) |
3. シングルス(1992)
ストーリーや映像等は特に何って事はないんだけど、なぜか好きで何度も見てしまう映画。粋な雰囲気や小ネタ、登場人物が愛しいです。グランジファッション、エディ・ヴェダーやクリス・コーネルももちろんのこと、mudhoneyのTシャツやなんかもツボでした。個人的にはこの映画のブリジット・フォンダが一番好きかも。 [DVD(字幕)] 9点(2004-10-20 15:05:42)(良:1票) |
4. 誰も知らない(2004)
子供の演技が自然で、途中から映画を見てる感じがしませんでした。だから同時にすごく胸が痛くなった。子供を置き去りにするという題材がショッキングなだけに、そのショッキングさだけを浮き彫りに描かなかったことで、無邪気に遊ぶ姿すら、この子たちが世に取り残されていくように見えた。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-28 15:38:39)(良:1票) |
5. フィフス・エレメント
ゲイリーオールドマンの髪型がおもしろかった 4点(2004-11-07 07:46:51)(良:1票) |
6. 愛しのローズマリー
面食いにとってはどきっとする映画でした。でもジャックブラック好きです。 8点(2004-09-19 07:21:32)(笑:1票) |
7. ロッキー・ホラー・ショー
脳みそ沸騰。最高に意味分からなくて楽しい。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-03 09:40:06)(良:1票) |
8. Jazz Seen/カメラが聴いたジャズ
どうして白黒写真であんなに肉体的で情緒溢れる写真が撮れるのかとても不思議だ。彼が写真を撮り始めるきっかけとなったジャズは、もともと社会や日常に流され抑え込まれた有色人種の溢れる感情の音楽であって、それらの音をスイングさせながら心情の変化のように演奏していく。彼の写真には被写体の苦楽が滲み出ている。そのリズムまで写真に焼き付けることができるのは、彼の写真の腕だけではなく、彼の被写体の人間性を見抜く目があるからなんじゃないかと思う。カメラを隔ててのコミュニケーションではない、良い意味で空気のような彼の人間性ではないだろうか。彼にかかわったジャズプレイヤーやアシスタントなどの話からもそれは感じられる。音楽や絵、アートに触れる人々は、それらアートを通して人間を批判しながらも可能性を信じ、愛し、つながりを求めるような人が多い。それは写真も例外ではなく、人間の溢れるの強い力というものを信じて彼は写真を撮り続けたんだろう。ジャズにピンと来ない人でも、彼の写真の力強さや、光の優しさにはきっと驚くはずだ。幼少の頃や奥さんと出会った時等の再現シーンも、なかなか。 8点(2004-09-11 05:47:57)(良:1票) |
9. オーシャンズ12
ジュリアがジュリアを演じるって「そうきたか、やられたぜ~!」なんて思うはずねえよ! [ビデオ(字幕)] 3点(2005-12-28 03:46:08)(笑:1票) |