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プロフィール
コメント数 526
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 5点から下の点数ばっか付けてる奴が邪魔だからNG機能が欲しい。

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1.  七人の侍 《ネタバレ》 
これを観る前までは白黒だし・・・3時間以上もあるし何か地味(武士の地味なところも好きだが)で暗そうだし・・・・などという下らない理由でなんとなく敬遠してた。しかし映画好きでその上武士とか好きな俺としては避けては通れない道だろう・・・という事で観てみたのだが・・・・・いや・・もう・・すんばらしい!観る前の下らないイメージは一気に崩れた。上質な娯楽映画。娯楽映画としてこんなに凄い出来の物は他に「ゴッドファーザー」ぐらいしか知らない。地味?んなこたぁない。豪快・・そう豪快と言っても良い。ラストの戦いもそうだが最初の久蔵と雑魚の一騎打ちなど撮り方によっては地味に見えてしまうものまで豪快ではないか。白黒だからと言って馬鹿に出来ない程の迫力。暗い?全く逆。まさか笑えるシーンまであるとは思ってなかった。主に笑いを取るのは菊千代の仕事なのだが・・・・・彼が良いキャラしてます。三船敏郎の演技は言うまでもなく素晴らしいし、あの菊千代というキャラがいたからこそ3時間以上もの間飽きずに観れた。他の六人とは違い元百姓という設定がこの映画のドラマ性を高めたのではないでしょうか。こういうところが「用心棒」や「椿三十郎」などと違う。あと、やはり久蔵はかっこいいね。男としてああいうのには非常に憧れる。・・・・・・さて最近の侍映画と言えば向こうの「ラストサムライ」などが挙がる。まあ、あれはあれで良い所もあるのだが、あれを観て喜ぶ日本人を観ると・・・・はぁ・・・やれやれ・・と少し悲しくなる。現在17歳、普通に学校に通ってるが映画好きはいても黒澤明の映画が好きという人は1人もいない。まして「七人の侍」を勧めても観ようとする人は誰1人としていない。許し難きことである。・・・・・・・・あ、そういえばこの映画で初めて三船敏郎と出会って彼のことを調べてたら娘の名前が発覚・・・その時の俺の驚きようと言ったら・・・・ご察し下さい。
[DVD(邦画)] 10点(2007-01-11 21:09:11)(笑:1票) (良:3票)
2.  悪魔のいけにえ
最近、良いホラー映画に出会っていなかったせいもあって非常に満足できました。言うほど怖くは無かったけど、そんなことはどうでもいいですね。『狂気』が良い感じに描かれています・・・かと言ってグロイシーンは特に無かったのが凄い。多分、外よりも家の中でのシーンが見所だ!と思えた人はこの映画を十分に楽しめた人でしょう。ラストも印象的でした。ホラーならシャイニングの次に好きですね。どうでも良いけどレザーフェイスの髪型がサザエさんを連想させるので困った。
[DVD(字幕)] 8点(2007-09-05 19:40:19)(笑:3票)
3.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
2回鑑賞。生まれて初めて購入したDVDがこれ。この映画に相応しい言葉は「爽快感」という言葉だろう。勿論全てが爽快感で構成されてるわけではない、ブルックスの話などそういう衝撃的な話があったからこそビールの一件やラストのあの爽快感を得られたに違いない。レッド役のモーガン・フリーマンの語りが凄く好き。淡々と語っているのに盛り上がるところでは盛り上がり、爽快感があるところでは爽快感が得られる。素晴らしい語りです。この映画で彼のちょっとしたファンになりました。 9点でも良いかななんて思ったけど何故10点か?理由は2つ、やはりラストの後味のよさにやられてしまったこと、これほど素晴らしい爽快感が後に残る映画は他にない。それとこの映画から俺の映画人生が始まったこと。これ観てなかったら多分映画ファンになってなかったな。この映画と映画の製作者に感謝したい。心に残る1本ってやつです。
[DVD(字幕)] 10点(2006-12-30 00:58:26)(良:3票)
4.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 
良い映画です。大人でも楽しめる理由ってのは要するに自分がおもちゃで遊んでた頃とアンディが重なるからなんですよね。ノスタルジーに浸れるってやつです。あの頃自分と遊んでくれたおもちゃ達が今の自分を形成してる、とまではいかないかもしれないけどその楽しかった思い出は確かにあったわけで。そのことを思い出すとほろっと涙がこぼれてしまう。自分も子供のころは戦隊モノのおもちゃとか機関車トーマスとかなんかすごい色々持ってたのにどれ1つとして最終的にどうしたのか知らない。悲しいですね。でもそんな自分だけのかけがえのない思い出を思い出させてくれたこの映画に感謝したいです。この映画観てなかったらそんな思い出はずっと埋もれたままだったかもしれません。正直1、2の方が活劇的要素は面白いと思いますが3はアンディとウッディ達とのお別れシーンがあるから1、2とは一線を画します。1も2もこれを描くための壮大な前フリだったんじゃないかと思えるほどの名シーンです。何年も放置してたおもちゃとアンディが本当に最後に遊び女の子へおもちゃを託すシーン。あの時のおもちゃ達の心情、そしてアンディの表情の変化が涙を誘います。お別れには違いないけどアンディの心にはウッディ達が思い出としていつまでも残り大人としての道を歩みだす。おもちゃ達もアンディとの思い出を胸に、あの女の子のもとでまた新しいおもちゃ人生を歩みだす。寂しいけれど前向きな、素晴らしいEDでした。  トイストーリー3部作、絵柄に惹かれなかったしディズニー映画に若干抵抗があったのでスルーしてましたが観て良かったです。本当に。
[DVD(字幕)] 10点(2012-04-11 07:27:44)(良:3票)
5.  エクステ 《ネタバレ》 
映画館という環境と初日の舞台挨拶で生の栗山千明を拝めたので若干評価高めです。思ったよりは悪くはなかったですね。ストーリーが薄く、なんとなく監督の自己満足で終わってしまった感じもしますがそんなところを突っ込むのはナンセンスなのでしょう。ホラーですが怖いというより気持ちわるい・・ギャグも入ってるかな。ホラーと思わない方が良いでしょう。青春ドラマです。映像の迫力はなかなかでしょうか。傷口から生えてきた髪の毛を引き抜くシーンなんかはぞっとしますね。髪の毛が爆髪するシーンや臓器売買の子が死ぬシーンなんかは圧巻。こういうの苦手な人もいるでしょうが俺は好きです。もっと注目すべきとこはやはり大杉漣演じる山崎でしょう。【エスねこ】さんのご期待に応え語りましょう。そりゃもうド変態です。髪より山崎の方が恐ろしいことは言うまでもありません。こういう人って世の中にいるからなおさら怖い・・けど笑える。大杉さんの演技はマスコミに怪演と称されてますが観て納得。彼もあの役を楽しんでいるでしょう(笑)拍手を送りたいです。髪の恐怖、変態の恐怖が描かれてますがもう1つ、人間の怖さも描かれています。あの母親も変態と同じ・・いやそれ以上に怖い存在じゃないでしょうか。ああいう腐った人間も世の中には溢れているのでこれまた怖く、腹立たしいですね。虐待が発覚したとき「あ、死亡フラグたった」と思いつい期待してしまいました。まあ正直あの母親の役はいらないような気もしましたが。栗山千明演じる優子の青春ドラマと髪と変態の恐怖だけで良かったです。【以下栗山千明嬢についての語りw】今までの出演作品で1番明るいキャラじゃないでしょうか。もうそれが観れただけでも大満足。他の多くの作品で演じるようなキレキャラとのギャップがたまりません。栗山千明が1番良い感じで撮られている映画は多分これでしょう。上映が終わり帰ろうとする時、後ろの青年が「栗山千明可愛かったね」と言うのを聞いて「ですよね!いや~あなたとは友達になれそうだ」と思いつつ言いたかった言葉→「栗山千明は『可愛い』じゃなくて『美しい』んだ!」・・・はい、最後まで読んでくれた人ありがとう。■追記:どうもです、エスねこさん。そう言えば猫の描写が多かったですね。しかしそれよりもあまりに美人が揃い過ぎてる事の方へ目が行ってしまいました(笑)
[映画館(邦画)] 8点(2007-02-17 22:03:06)(笑:1票) (良:2票)
6.  グラン・トリノ
深いです、今の自分はああいう生き方はとてもじゃないけど出来そうにないです。もうじき成人式を迎える自分ですがまだまだガキで何とも浅はかな人間だという事を痛感させられました。あのラストが正しい正しくないとかそういう話じゃないです。そういう話は置いといて、仮に同じ立場だとして恐らく自分なら復讐一択しか思いつかないということが何とも浅はかと思わざるを得なかったのです。ああもどかしい、もっと上手い言葉で言い表せるはずなのに、微妙な表現しかできない自分の文章力、ボキャブラリーにガッカリです。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2009-10-15 05:48:29)(良:2票)
7.  GODZILLA ゴジラ(1998)
観た当時確か小学生だった俺の感想→「わーい、『恐竜』だ」
[地上波(吹替)] 6点(2007-02-25 13:41:38)(笑:2票)
8.  椿三十郎(2007)
いや、何よりもまず黒澤作品をリメイクしようという森田芳光監督らを評価したいですね。ただでさえリメイクはオリジナルに絶対に適わないうえに、時代劇なんか誰も見向きもしない今の時代に(公開初日だというのにガラガラ、案の定観客の平均年齢は高かったです)黒澤作品をリメイクしようと言うのですから評価してあげたいですよ。叩かれることうけあいですしね。 で、問題の織田裕二ですが・・・思ったより悪くなかったと思います。三十郎が織田裕二と聞いたときは、ねーよと思いましたが観てみれば、そんなに酷くはありません。そりゃあやっぱり三十郎=三船というイメージが頭の中にあるので多少の違和感は感じずにはいられませんでしたが・・・。他にも2,3言いたいことはありますがこの辺にしておきましょう、この後は批判の嵐が続く予感がしますし・・。  まあ、何ですか、小難しい話は一切無い娯楽作品なんです。殺陣かっけええ!室戸との対決すげえ!押入れ侍おもしれえ!とかそんな簡単な感想でも抱ければそれで良いんじゃないでしょうか。 それとせっかくリメイクされたのですから、もっと多くの人に観て欲しいですね。日本人に生まれて「ラストサムライは知ってるけど黒澤時代劇は知らないよ」・・・そんなのはちょっと悲しいじゃないですか。モノクロは受け付けないって人もせめてこのリメイクぐらいは観てみてください。
[映画館(邦画)] 8点(2007-12-01 18:53:41)(良:2票)
9.  戦場のピアニスト 《ネタバレ》 
観終わった後とくに何も残らないです。特別感動するわけでも何かを考えさせられるわけでもない。ユダヤ人がどれだけ迫害されたかなんて知識としては知ってるんです。でもそんなに長々と見せられても現代の、しかも日本に生きる自分には知識以上のものにはなりえないんですよね。2時間半程度しかないのですが若干長く感じました。中盤切りつめて2時間以内に収めてればもうちょっと観やすかったかも。実話モノ特有の物足りなさがあります。 ですが見応えはかなりありました。戦争シーンは勿論そうなのですがとくに終盤の将校の前でのピアノシーン。タイトルのわりにピアノシーンが少なすぎるっていう意見も多いこの映画ですがピアニストである彼が長い長い逃亡生活でピアノが弾きたくても弾けない…!ピアノのある部屋で鍵盤1つの音も立てる事が許されない生活、という状態が続いたからこそあの将校の前でのピアノシーンが生きてくるんじゃないかなあと思います。それをさし引いても若干冗長な気もしますがそこまでの全てがあのピアノシーンのために撮られていたんじゃないかと思うほどに見応えあり。一体シュピルマンはあの時どんな気持ちでピアノを弾いていたのでしょうか。必見の名シーンだと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2012-05-02 06:14:17)(良:2票)
10.  ファンダンゴ
コレだって言うような感動的なシーンがあるわけではないです。でも何故でしょう・・・無性に何か胸にこみ上げてくるものがありました。 自分自身も小学生時代、中学生時代、高校生時代・・・仲が良かった友人とたびたび別れてきました。中にはお別れの言葉も交わさずいつの間にか会わなくなった友人も結構います。連絡を取ろうと思えば取れます。会えばそれなりに会話も弾むかもしれません。でもあの頃ほど楽しく会えるかどうかと問われればそれは否です。面倒な事は殆ど考えなくて良かったあの頃・・・後先考えず適当にやってればそれで楽しく生きていけたあの頃・・・。その時楽しいと思える事はその時が1番楽しめるんですよね。 この映画を見ていたらその昔の楽しかった頃を思い出してしまいました。だからこんなに胸にこみ上げてくるものがあったのかもしれません。 現在の自分は一応社会にも出始め色々と面倒なことも考えなくちゃならなくなってきましたが、以前からの友人やら新しい友人やらも出来中高生の時には出来なかったもできたりと、それなりに楽しくやってます。過去は過去、いくら悔やんでも懐かしんでもどうにもなりません。だから俺は、今楽しいと思える事を大切にして生きていきたいですね。 映画の事には殆ど触れませんでしたがスタンド・バイ・ミー的な切ない雰囲気を出しつつもスタンド~よりもロードムービーしてる映画でした。ロードムービー好きなら是非お勧めしたい1本です。切ないBGMも最高。良い映画に出会えました。
[DVD(字幕)] 10点(2009-05-03 04:39:55)(良:2票)
11.  ミラーズ(2008)
あちゃー、やっちまたな、って感じの映画。こういう映画があるからホラージャンルがどんどん衰退していくんです。そうじゃなくてもホラーというものはどんどん敬遠されていってると言うのに・・・。最初からB級っぽく撮ってるならまだそういう楽しみ方が出来たのに、なまじ真面目に、いかにもそれっぽくとってるから痛い。ちょっと酷い。何て言うか外見だけ繕った感じ。ずるい、前半を真面目にとって謎を沢山ちりばめといて、後半になったら一転B級映画を撮って面倒くさい説明は一切カット。観てる側も「ああ、こりゃ理由とか求めちゃいけないんだな」と納得せざるを得ない。完全にアイディアだけの映画。なんていうかもう本当にずるいな、くそう。悔しい。製作者どもにしてやられた気分。「B級映画になに、マジになってんの?野暮な突っ込みはナンセンスだぜwww」って聞こえてきそうだ。もう色々な意味でガッカリ映画です。チクショウ。
[DVD(字幕)] 3点(2009-09-05 06:43:56)(良:2票)
12.  蟲師 《ネタバレ》 
一体どこの層に向けて作ったのでしょう・・いや実写にしたぐらいだから原作を知らない一般層に向けて作ったのかもしれませんが原作知らない人があれを見ても理解できないでしょう。原作に対するリスペクトが全く感じられないんですよ。まず原作からのストーリーの選択がおかしい。よりによって「眇の魚」を選択するなんて・・。しかも意味不明な時系列操作までしちゃって原作ファンも一般層も置いてけぼり。最初に「柔らかい角」を持ってきた意図も不明。普通に「緑の座」を持ってきて大まかな世界観-映像美、蟲についてなどを分かってもらった上で次の展開に進めれば良かったのではないでしょうか。完全オリジナルのストーリーならまだしも、原作やアニメで改善の余地が無いほど完璧に仕上がっている話に妙な改変を加えた意味は一体何なのでしょう。この妙な改変具合がまた酷くて酷くて・・何であんなに虹郎大活躍してるんですか、一緒に探幽の家へ行っちゃうし・・しかも大活躍させたくせに肝心な虹の話については深く触れない、何をやってるんだよ阿呆。あの虹郎の親父やら何やらのくだりがあったからこそ、あの虹蛇を見つけたとき何か感慨深いものがあるんじゃないですか。で、探幽関連の話はもう置いといてもっと酷いのがぬい関連の話。時系列の事はもう許そう、だが実はぬいが生きていて記憶がないギンコは自分がヨキだったころの事を知る・・・って何なんですか、それ。あの話はぬいにはもう決して会えない、それどころかぬいという存在すらギンコはもう決して思い出すことが無い・・・それがちょっと悲しくて何か感慨深い話なんですが、何がどうなったらあんな展開になっちゃうのでしょう。ここまで改変しちゃうのならいっそ原作知らない人を無視してオリジナルストーリー90~2時間分を1本作ってしまったほうが良かったんじゃないでしょうか。 唯一、悪くなかったのは雰囲気ですかね。よく理解しないでこの映画つくちゃったのでしょうか。雰囲気だけは掴めたけど何か色々と誤解しちゃったようです。映画蟲師のスタッフはアニメ蟲師のスタッフの全てを見習って欲しいです。理解力が足りなくてもせめてアニメスタッフぐらいの意気込みがあればここまで酷くはならなかったはずです。散々酷評しましたが、後はもうこれを見て原作知らない人が原作やアニメの方に興味を持ってくれることをただただ祈るばかりです。
[DVD(邦画)] 3点(2007-12-16 01:01:57)(良:2票)
13.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
ミサトさんの照れ顔が死ぬほど可愛かった。なにあれ?女神?女神なの? もうね、ミサトさんは女神だよ。使徒が束になってかかってもあのミサトさんの照れ顔には敵わないね。もう俺の頭がセカンドインパクトでサードインパクトだよ。まあそれはともかく、テンポがよく原作ほど暗くはなく観やすかったです。アスカの位置づけが大きく変わったのは個人的には非常に好印象。そんなに期待してなかったオリジナルストーリーですが悪くないじゃないですか。戦闘シーンも序のラミエル戦に負けず劣らずの熱い展開です。ラミエル戦はわりと静かな戦いでしたがこちらは敵の性質上激しい戦いばかりで自然と興奮してしまいました。「あのキャラの内面云々」とか「TVシリーズと比べて云々」とか、そういう批判じみたことを考えずともちゃんと楽しませてくれるエンターテインメント性を持ってます。エヴァ知らん人でもアニメに嫌悪を抱いてなければそれなりに楽しめると思いますよ。 映画館へまた観に行きたいですね。
[映画館(邦画)] 9点(2009-06-29 04:38:38)(笑:1票) (良:1票)
14.  アリス・クリードの失踪
「レザボア・ドッグス」「メメント」が引き合いに出されてるのを見かけたので鑑賞。なるほど「レザボア・ドッグス」を凄く丁寧にした感じの映画。出演者が3人のみシーンは殆どアジトと倉庫のみ。今となってはありがちな設定だけど脚本がしっかりしてるので最後までドキドキしながら見られた。序盤のテンポ良い誘拐シーンからの中盤~終盤の心理戦、人間ドラマはメメント、レザボアと同じかそれ以上だと思う。ただ序盤からだんだん失速してく感じが否めない。オチは感心したし面白かったけどこの辺はレザボアとかと真逆。とは言え名作を引き合いにだして期待度高めてハードル上げて、ここまで楽しませてくれたので満足。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-17 03:39:13)(良:2票)
15.  ミスト 《ネタバレ》 
ええと、全然意味が分からないです。ダメなバッドエンド。ラストの大量の人間は一体どこに隠れていたの?何皆モンスターなんか全然いませんでしたよ的な感じでふるまってんの?衝撃のラスト15分?あれが? 無意味なバッドエンドは認めません。 モンスター映画にありがちな、化け物よりも人間の方がずっと怖いんだぜ!をテーマにした映画でした。はいはいワロスワロス。もう、そういうのいらないから。ホラー映画とかモンスター映画にそんなものは必要ない、いらない。なんで未だにこういうテーマの映画をやるんでしょうね。やるなとは言いませんがホラーとかモンスター映画にはそんなもん必要ないです。残念ながらこの手のホラー映画は物凄く嫌いなんですよね。知っていれば観なかったのになぁ。 物凄い悪意を感じるんですよね「ほらほらバッドエンドだよ~かわいそうでしょ?残酷でしょ?www」「ほぅら人間って醜いだろう? 嫌だねぇwww汚いねぇwww」って言われてるような気分になる。不愉快。人間全滅EDだったらもうちょっと評価上げました。 あの女を撃ち殺すシーンがとてつもなく快感でしたけど、そんなところを1番快感と思わせるような映画はもう駄目だろ。根っからの日本人の自分は宗教と神を小馬鹿にした感じも好きですね。 前半・・・薬局のシーンまではモンスター映画として普通に楽しめましたが、その後からは上記のような理由でイライラさせられました。前半に3点。 同時期に公開されてたクローバー・フィールドはまさに自分の求めるモンスター映画でした。あっちを映画館で観ておいて良かった・・・。
[DVD(字幕)] 3点(2008-09-23 14:44:37)(良:2票)
16.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 
大分前に観たけど、今まで観た映画の中で最も嫌いな映画その① これなら0点つけるに値する。何でこんなに楽しめなかったのか自分でも不思議。  そもそも、恋愛モノはあまり好きじゃないんだが・・・ あんな僅かな時間で恋に落ちる時点で駄目。ありえん。それでもって回想するときはまるで何十年も愛し合ってきましたよみたいに語るから腹立たしい。 あの有名なポーズも俺にはバカにしか見えない。あんなことやったから一時期世の中にまでバカが増えちまったじゃないか。 パニックモノとしても最低ランク。 どこで感動すれば良いのか全く分からないし(自殺するシーンか!) 結局何を描きたかったのかサッパリだし。無駄に長いし。   そもそも恋愛モノでパニックモノってよく分からん。絞れ。 いっそもっといろんなジャンルを混ぜてコメディっぽくしちゃえば良かったのに(良くないかww)  主演はシュワルツェネッガー演じるターミネーター、豪華客船タイタニック号に乗ったらタイプの女性を発見!・・口説き落とそうとするが、その時客船が氷山に激突、ついでにw何者かが意図的に連れ込んだエイリアンが脱走!!今日出会ったばかりの愛する人を守り(にゃにゃんするため)ながらエイリアンをなぎ倒し、ついにその何者かを追い詰める!・・・・・・・とここでネタ晴らし。  ジェームズ・キャメロン監督がおくるアクションサスペンス、SF恋愛コメディ映画!   それにしてもこのレビュワー、ノリノリである。 
[地上波(吹替)] 0点(2006-12-27 02:34:10)(笑:2票)
17.  ダークナイト(2008)
どうせアメコミ映画だろ、と予備知識一切なしで見たのが良かったのか良い意味で期待を裏切られました。何と言いますか・・アクション映画にしては良く言えば深い、悪く言えば重いんですよね、恐らくここが評価の分かれ目なんでしょう。自分はそこに惹かれたわけですが、ただの娯楽映画だと軽く流せないぐらいヒーロー役のバットマンと悪役のジョーカーのキャラ設定が素晴らしかったです。それと、ああいう陰影の付け方、好きですね。   何かここの評価が高かったから楽しめなかった、みたいな人が何人かいるようで残念です。
[映画館(字幕)] 9点(2008-09-13 11:41:39)(良:2票)
18.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 
この映画は音楽が少なく、静寂のシーンが多いのである・・・あの静寂・・・・それに加えあの重厚感がこの映画の雰囲気である。 この「静」と「重」がドン・ビト・コルレオーネことマーロン・ブランドの演技を際立たせ、あのとてつもない存在感を生み出したと思う。 例えば冒頭のシーン。マーロン・ブランドは喋ってない上に後頭部しか映ってないのにあのインパクトは何なんだろうか。始まっていきなり引き込まれてしまった。 そして続く会話のシーン。マーロン・ブランドの演技が輝き、なんとなく畏敬の念まで抱いてしまいそうだ。 勿論マーロン・ブランドだけでなく他の役者様が出てくるシーンでも同じような感じで撮られてるシーンはあり、その1つ1つの出来が素晴らしい。演技も良かった。 しかしマーロン・ブランド程の存在感は出せなかった。あれほど存在感のある人物は他の映画で探してみても見つからないしこれからも見つからない・・・気がしてならない。本当に凄い。渋い。 脚本も素晴らしい。いやもう全部素晴らしいのだが・・・ 最初マイケルは笑顔を見られたし、何となくひ弱そうな青年だったがラストの方ではまるで別人。ラストシーンを観た後ドンがマイケルに言った「お前だけは巻き込みたくなかった」みたいなセリフを思い出してしまった。 この時のドンのセリフはPARTⅡでも重要になってくるので観るなら覚えておいてほしい。車爆破のシーンとソニー死亡のシーンは衝撃的だった。死ぬとは思ってなかったし。 こういう事もマイケルを別人に変えた要因なのだろうな。それと映像。ああいう陰影の付け方は好き。陰翳礼賛だね。 「静」と「重」にさらに「闇」までもが加わってしまい、より味わい深いものになった。1回観ただけでは登場人物が多くて混乱するだけなのが唯一の欠点。実際俺も1回目は何が何だか分からないまま終わってこの映画の良さが全く理解できなかったが2回目で理解できたので、こんなに世間の評価が良いのに自分には理解できないなんて残念だ悔しい・・なんて思ってる人は2回目の鑑賞を強く勧める。1回目の鑑賞・・登場人物を覚えられず混乱、2回目の鑑賞・・登場人物を覚え理解、PARTⅡを観た後3回目の鑑賞・・コルレオーネファミリーに愛着が湧く・・とこうなってくる。若いうちに観といて良かった。この映画はこれからじっくり何回も観ていきたい。 好きな映画ベスト3には入る。 上質な娯楽映画。
[DVD(字幕)] 10点(2006-12-26 01:53:38)(良:2票)
19.  アルカトラズからの脱出
脱獄モノでは1番好きかも。 久々に良い緊張感を味わった。この映画の面白いところは音楽らしい音楽が終始無いこと。それを悪いところと捉える人もいるかもしれないが個人的にはそこが良かった。あれが緊張感をより一層高めたのかなと。 「大脱走」のような派手さは無く、話も淡々と進むけどこっちの方が好き。  前半のキャラ紹介的な話が少々退屈だったけど後半からの緊張感はかなりある。 細かいところを気にせず観れた。単純だけど面白い。  モリスが何故捕まったのかとか脱獄の正当性とかそういう余計な話は省いたも良かったのかな。
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-21 20:54:03)(良:2票)
20.  レザボア・ドッグス
初めて観た時の感動は今でも忘れない。 あのオープニングのかっこよさは異常。思わず「か、かっけえぇ・・・」と1人で呟いてしまったほどだ。こんなかっこいい映画があるのか!衝撃的であった。正直あのオープニングだけで10点あげても良いぐらいだ。  確かにパルプ・フィクションと比べると数段劣るが、このレザボア・ドッグスにはパルプの方にはあまり無い「かっこよさ」というものがある。 音楽に関してはオープニングだけでない。随所で流れる音楽は全てかっこいい。この監督は音楽使うの上手いなぁと思ったのは今まででキューブリック監督とこのタランティーノ監督だけだ。これに共感できるか出来ないかでタランティーノの作品が合うかどうか変わる? パルプ程ではないがカメラワークも少し凝っていて好き。ハーヴェイ・カイテルに認められたというあの脚本も好き。雰囲気も好き。最初のレストランでの会話、車の中での会話、オレンジの作り話の会話・・・・パルプっぽいにおいがして好き。この辺がやっぱりタランティーノらしさが出ていますね。これがあるからやめられない。 ブロンドのダンスシーンなんかはパルプ・フィクションのトラボルタとユマ・サーマンのダンスにも劣らないのではないだろうか。パルプはおしゃれっぽいダンス、こっちはクレイジーなダンスといった感じだろうか(笑) そして役者・・役者も良い演技するね。脇役までもが上手い人ばかりで下手な人などいなかった。ハーヴェイ・カイテルなんかは特に良く、渋く、かっこよかった。 パルプ・フィクションの方が好きという人の気持ちはよく分かる。実は俺もパルプの方が好きだ。イマイチ盛り上がりに欠けるしラストの締めもあまり良くない・・・しかし先ほども述べたが出来は劣りながらもパルプには無い良さがありこちらもなかなか悪くない、好きな作品である。 俺の映画人生を変えた1本。自分がタランティーノ監督の作品にハマるきっかけとなった作品なので少し甘めかも・・・。タランティーノの映画観たことない人はこれから入ると良い・・時間も短めだし。 タランティーノがあなたに合うかどうか調べるのに丁度良い映画である。少しでもかっこいいとか思ったあなたは見事に相性がバッチシ。すぐにパルプを観てください。    
[DVD(字幕)] 10点(2007-01-13 15:59:57)(良:2票)

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