1. 追憶(1973)
ほんとに好きな映画で、好きすぎてアレコレ書けない・・・ 性別、年齢、経験で大きく評価が分かれそうな映画ですね。とにかく私にはズッキュンな映画でした。船でハベルとJJが語らうシーンとラストの切ないシーンが好きです。 男性と見るよりは女同士、自分の娘が大人になったら一緒に見たい映画です。いつか大きなスクリーンで見たいなぁ。 (その後リバイバルがあり、母を誘って映画館で見ました。母は懐かしいと言っていました。ケイティのキャラクターはやっぱ強烈!今で言う「ウザい女」。強い信念と根性があってとにかくヒステリック(笑)。でも人に対してはとにかく不器用すぎるとこが泣けてきます。でも不器用ながらも一生懸命なケイティは可愛い。彼女の性格は自分の嫌なところを見てるみたいで嫌なんだけど、こういう不器用なところが生身の人間っぽいなって思う。そういう彼女を優しく見守るハベルも凄いです。そしてやっぱり最後のシーンで涙が止まらなかった。大好きな映画を大きなスクリーンで見れるってすごく幸せです。) [DVD(字幕)] 10点(2007-05-25 23:32:03)(良:3票) |
2. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
《ネタバレ》 一人の男性の人生が淡々と語られるだけ。それだけなのに、こんなにも豊かな感情を与えてくれる映画とは。人生が交差していくさまが切なくも面白い。ブラピとケイトの若返りは見事。そして、このシーンを見せるための3時間なのかと思うくらい、ベンジャミンの最期が劇中で一番強烈。人間に老いや死があるからこそ、人生における価値を見出せる。「どう死ぬのか」は「どう生きるか」であることをベンジャミンが教えてくれます。 [映画館(字幕)] 9点(2009-02-09 02:01:28)(良:1票) |
3. 恋空
《ネタバレ》 (原作読んでません)映画の出来とか脚本がどうこうより基のストーリーがヤバいような気がするんだが。中高生や韓流好きには受けるのかな。まず話の展開もそうだが、登場人物たちの気持ちの展開にまったくついていけない。主人公しかりヒロしかり、一瞬にして復縁するジョージ&ゆう子しかり。作り手の一人よがりに、それこそ自分が2時間半ずっと置いてけぼりだった。エピソードを盛り込みすぎたのか、どれもこれも心理描写が甘すぎて全くお粗末。香里奈のバイクも小出の関西弁も疲れたジョージも正直いらない。可哀想そのわりに主人公たちの泣きのシーンだけは張り切って作りこんでるのも見ていて恥かしかったし、お隣のすすり泣きにどんどん白けていく自分にも疲れた。それにしても淫乱呼ばわりされた彼女をカッコよくかばった後、図書室で…って、見つかったらそれこそ真の淫乱呼ばわりだと思うが。ある意味これがリアルなのかな。大人にはもう全く分かりません。ヒロ役の俳優さんの優しい声とミスチルのエンディングに救われたので3点。 [映画館(邦画)] 3点(2007-11-06 01:00:00)(良:1票) |
4. ルナ・パパ
昔見たんだけど、おーもしろかったなぁ。ほわわんとしていて、でもぱんちがあって。人には絶対薦めないけど、自分がこういう映画を薦められたらちょっとうれしい。 [映画館(字幕)] 8点(2008-07-17 00:29:31)(良:1票) |
5. 大脱走
《ネタバレ》 周りの大人がみんな好きなので、どんだけ!と思って見たが、異論なし。 笑わせて笑わせてドキドキさせてくれる前半~中盤。ハラハラ、ホロリとさせる後半。完全に成功するものだと思い込んでいただけに予想外のラスト。実話だけにスカッとハッピーにまとまるラストではないけれど、やっぱり舞い戻ってくるという結末が面白いと思った。マックイーンのボールの音で終わるラストシーンも好き。特にヘンドリーとコリンのエピソードがとても良かった。飛行機で逃げるシーンはそんなにうまく行きっこないと思いながらも頑張ってくれ!と祈り続けた。それだけにその後は涙が止まらなかった。上映中は笑い声が絶えず、上映後は拍手まで起こり、この映画が実に愛されているのかがわかった。そんな中で鑑賞できたことがとても嬉しかった。 [映画館(字幕)] 9点(2007-05-25 22:27:05)(良:1票) |